【育児疲れ】にまつわる座談会に参加してくださった4人のママ
左/橋本知佐さん
4歳女の子のママ
左から二番目/河村理菜さん
3歳男の子・1歳女の子のママ
右から二番目/齋藤ゆかりさん
9歳女の子・7歳女の子・2歳男の子のママ
右/小澤あきさん
8歳男の子・6歳双子の女の子のママ
目次
ママたちに座談会で質問! 子育て中に疲れたと感じるときはどんなとき?
2歳の子育ては、家はぐちゃぐちゃ、食べこぼしで汚れる、言うことを聞かない…疲れたと感じるピークかも
齋藤さん:うちは3人姉弟で、いちばん下の長男はまだ2歳。3人目になって諦められる部分はありますが(笑)、部屋を汚されたり、言うことを聞かない時期だったりで、疲れたなと思うことはありますね。
橋本さん:娘が3才くらいのときは疲れたなぁって思っていましたね。子供はママの言ったことをよく真似するじゃないですか。特に女の子は、真似っこ上手で、私がなにか言えば言い返してきて(笑)。
子どもが3歳&1歳のとき、子育てがとても辛い、育児に疲れたと感じた
河村さん:私は上が3歳、下が1歳という年の差なのですが、今がいちばん大変で、疲れたと思うことがよくあります。
齋藤さん:下の子を見ながら、上の子を幼稚園に連れていくっていうのはとっても大変ですよね。
子育てが辛い時期は、3~4歳までという声が多い
齋藤さん:けれど、長女と次女は小学生になったので、疲れたなぁと思うことはだいぶ減ってきましたね。
小澤さん:確かに! 私もそう思います。小学生になってかなりラクになりました。
齋藤さん:子供の成長に関するあれこれで疲れなくなりますよね。かわりに、習い事のスケジュール管理などが大変になるという新たな問題は出てきますが(笑)。
育児疲れでイライラ、子育てが辛い…本当の理由はサポートしてくれる人がいないから
ママが子育てに疲れたときも、旦那さんは非協力的なことが多い
小澤さん:結局のところ、疲れる原因を探ってみると、対子供ではなくて、サポートをしてくれる人がいないことが原因だと気づきました。自分の味方がどれだけいるか。どれくらい頼れる人がいるか。子育てだけに集中できる環境があれば、疲れ度合いはまったく違うと思います。
橋本さん:夫は仕事の休みが週に1回なので、本人もその日くらいは休みたいとなって…。頼れる人がいませんでした。
齋藤さん:うちもそうです。3人目の妊娠で、初めてつわりがひどかったのですが、それでも夫の協力が得られませんでした。つわりがひどくても、上のふたりの面倒を見なくてはいけなかったので、とても大変でしたね。
子育てに疲れたとき、疲れてやめたいと思ったとき、家事をプロにアウトソーシングするのも手
齋藤さん:それで、自分がダメになるくらいならと、プロの方の力を借りてみたら、意外とよくって。月に1、2回くらい掃除にきてもらったこともありますね。お金はかかりますが、その間に子供と向き合えるならそれもよいのではと思います。
小澤さん:結局は、女性にシワ寄せがきてしまうんですよね…。そうやってサポートしてくれる人を見つけるのはいいですよね。私は、毎日きっちりとご飯をつくらなきゃならないことが大変だと思った時期があるのですが、すぐにご飯が完成するオイシックスのキットを買ってみたんです。そして、息子とつくってみたら、意外と子供も楽しんでいて。
ひとりで育児をするのは 辛いもの…シッターさんを頼んだことも!
子育てが辛いときには、やっぱりママにだってリセットタイムが必要
齋藤さん:子供が未就学児のころ、勉強のためのセミナーに出かけたくて、ベビーシッターさんに子供をお願いしたこともあります。自分の用事のために子供をシッターさんに預けるのは最初は少し勇気がいりましたが、いずれは幼稚園に入って、人様の力を借りることになりますよね。それと同じだと自分の中で割りきって、お願いしました。自分ひとりの時間ができることで、子供をより大事にできるようにもなります。
小澤さん:ママにもひとりきりになれる、リセットタイムが必要ですよね。
子育てに疲れた…一人になりたいときは、夜のカフェでボーっとすれば回復
齋藤さん:私は子供が寝て、夫が帰宅してから、夜にカフェに行き、リフレッシュしていましたね。お手洗いやお風呂など、1時間でもいいからひとりになれるだけでも違いますよね。
河村さん:私は、ママがいないと寝られない状態にしたくなくて、生まれた瞬間から身内のいろんな人に預けて、慣らせてました(笑)。
育児疲れの解消法は、ママ友とのランチ会
齋藤さん:大きな声では言えませんが、園ママやママ友と集まって、夫のグチを言うとすっきりするのは事実ですよね(笑)。共有できる仲間がいるのって、子育てにもとても大事ですよね。
小澤さん:うん、とってもよくわかります!
子育てに疲れたとき、父親をパパ友会に参加させるとうまくいく?!
齋藤さん:私たちがすっきりするのと一緒で、夫をパパ会に参加させるのもよいなと思います。仕事場では言えない家庭の話もできるようなので、男性もすっきりするみたいです。
小澤さん:そうそう! 妻があれこれ言うんじゃなくて、ほかの家庭を見せることで自然に夫の考えが変わっていくこともあるなと実感しました。
編集部:子育てが疲れるなと思うことも多いですが、それはママが子供を大切に思っているからこそ。ぜひママの私も、ぜひ旦那さんをパパ会に参加させてみようと思います!(笑)。
撮影/田中麻以 文/高橋香奈子