5位 みかん
5位は380票でみかんです。
日本の果物を代表するみかんは、一般的には冬が旬の果物です。甘くて酸っぱいみかんには、ビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは、ウイルスや細菌への抵抗力を高める働きや、幼児に不足しがちな「鉄」の吸収を助ける働きもあるといわれています。旬になる冬には、子どもにみかんを積極的に食べさせたいですね。
4位 バナナ
4位は389票でバナナでした。
栄養価も高く、ビタミンやミネラルも含まれているバナナ。剥きやすくてサッと食べられるので子どもの朝ごはんやおやつにも人気の果物です。「ちょっと栄養が足りないかな、というときには、バナナを一本食べさせると安心」というママからの声も。離乳食でも調理しやすく、子どもにとってバナナは小さいころから慣れ親しんだ味なのかもしれません。
絵本でも登場することの多いバナナは、好きになる子が多いのも納得ですね♪
3位 りんご
3位は413票でりんごです。
蜜たっぷりでさわやかな甘酸っぱさのりんごは食感もよく、子どもたちにも大人気です。昔から「1日1個のりんごで医者いらず」といわれているほど、栄養豊富なりんご。ビタミンやリンゴ酸、虫歯予防にも効果のあるポリフェノールや、子どもの成長に大切なカリウムと食物繊維も多く含まれています。
「皮ごとカットしてお弁当のデザートにもよく入れます」というママの声も多数。長期保存の技術が進歩したおかげで、1年中りんごは買えますが、旬は10月〜12月です。
2位 ぶどう
2位は460票でぶどうでした。
ひと粒、ふた粒と、子どももつい手が伸びてしまうあま〜いぶどう。旬は7月〜10月がピークで、巨峰やピオーネ、シャインマスカットなど大粒のものから、小粒のデラウエアなど、種類も豊富です。
ひと粒のサイズが大きいぶどうは、小さな子どもに食べさせるときには、皮をむいて誤嚥のないよう1/4〜1/2サイズに切ってあげるのが安心です。
1位 いちご
好きな果物の1位は、705票を獲得したいちごでした!
見た目もかわいく、甘さや酸っぱさも絶妙ないちごは子どもたちも大好きです。ビタミンCが豊富ないちごは、1日に4粒ほどで必要な所要量を摂取できるという嬉しい効果もあるそう。
たくさんの果物の中でもダントツで1位に輝いたいちごは、なぜそんなに人気なのでしょうか。
ママたちにリサーチしたところ、「いちご狩りに行ってから大好きになった」という回答が多く、比較的気軽に行けるいちご狩りを親子で体験している人が大勢いました。ほかにも「ショートケーキにのっているから」「冷凍いちごがお気に入りでおやつに常備している」などなど、いちごは欠かせない果物になっているようです。
旬の果物はおいしさも栄養も◎
子どもの好きな果物ランキング、いかがでしたか。トップ10には大人もよく食べる果物が並び、トップ3には酸味の少ない甘い果物がランクインしました。
果物の栄養や健康効果を改めて確認してみると、子どもの成長や健康な生活に果物はよい働きをするものがたくさんありました。
季節ごとの旬の果物は、おいしさも格別です。子どもの栄養を補うおやつとして、果物を毎日の食生活にもっと取り入れていきたいですね。
協力/小学館「めばえ」編集部
文・構成/HugKum編集部