キャベツの献立|サラダや副菜、スープなどキャベツを大量消費できる簡単レシピ

いろいろな料理に使えて、常備野菜として欠かせないキャベツ。そんなキャベツをたっぷり食べられる献立レシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から厳選しました。ロールキャベツやホイコーロー、サラダやスープ、お焼き、鍋など、バラエティ豊かなキャベツ料理にぴったりの副菜やサラダ、スープをセレクト。今晩の献立に役立つようなレシピばかりです!

ご飯にあう!「和風コールスロー」の献立

【1】和風コールスローサラダ

たっぷりの野菜だけでなくかつお節やゴマがはいった優秀な副菜。味付けも冷蔵庫にある調味料だからとっても簡単!

◆材料

(大人3~4人分)
キャベツ 4枚
にんじん 1/2本
塩 小さじ1/4
ブロッコリー 1/2株
コーン(缶詰) 大さじ5
かつお節 4g
白すりごま 大さじ2
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
マヨネーズ 大さじ3

◆作り方

【1】キャベツ4と、にんじんをせん切りにし、にんじんは塩小さじをふってもみ、汁けを絞る。ブロッコリーは小房に分けてゆでる。
【2】【1】とコーン大さじ5 をあわせ、かつお節、白すりごま、めんつゆ、マヨネーズを加えて混ぜ、塩で味を調える。

教えてくれたのは


ほりえさちこさん

栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。

『ベビーブック』2018年2月号

【2】オニオンソースのやわらか豚肉焼き

子どもが嫌いな野菜として名高い玉ねぎは、煮詰めると甘みが増してグッと食べやすくなります。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
豚ロース肉(生姜焼き用) 250g
玉ねぎ(小) 1/2個

【A】
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ3
砂糖 小さじ1/2

じゃがいも 2~3個(300g)
水 100ml
バター 小さじ2~3
ごま油 大さじ1

◆作り方

【1】豚肉は筋があれば切り落とし、食べやすい大きさに切ってバットに入れる。すり下ろした玉ねぎと【A】を混ぜて、30分漬けおく。
【2】じゃがいもは洗って皮ごとラップをし、電子レンジに2~3分(600Wの場合)かけてから半分に切る。
【3】フライパンを中火にかけてごま油をなじませ、【1】の肉を焼いて取り出す。
【4】【1】のバットに残ったたれをフライパンに入れて、水、バターを加え、ヘラでなじませながら2~3分煮詰める。
【5】【2】と【3】を、【4】のフライパンに戻して絡め、器に盛って、好みでバター(分量外)をのせる。レタスやミニトマト(各分量外)を添える。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

いざわゆみこ/料理家。調理師、国際中医薬膳師、中医師の免許をもち、健やかな体作りをサポートする食レシピを多数考案。旬の食材の効能と素材の味を生かした料理に定評があり、発酵食と身近な薬膳を組み合わせた独自のメソッドが人気。テレビの料理番組、雑誌、書籍、カタログなど幅広く活躍。

『めばえ』2017年3月号

【3】ポリ袋を使ってアボカド豆腐

アボカドと豆腐の食感を残し、程よくクリーミー!ポリ袋でもみこめば味付けもスピーディにできます。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
木綿豆腐 1/2丁(150~200g)
アボカド 1個

【A】
マヨネーズ 大さじ2と1/2
しょう油 大さじ1/2

◆作り方

【1】豆腐はペーパータオルに包み、水気を切っておく。
【2】アボカドは縦中央にぐるりと包丁で切り込みを入れて、両手でねじるようにひねって2つに割り、種を取り除く。2つとも皮をむいてポリ袋に入れ、手で軽くもんで形を崩す。【A】を加え、さらに豆腐をちぎりながら加え混ぜて、軽くもむ。

◆ポイント

【ポリ袋】
混ぜたい材料をすべてポリ袋に入れて、あとは両手でもむだけ。端っこをカットすれば、そのまま絞り袋にも変身。
ヘラいらずで、手も汚さない!

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

むさしゆうこ/料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が真似しやすい時短レシピを数多く提案している。

『めばえ』2017年4月号

【4】ちぎりキャベ ツとちぎり油揚げのトマトスープ

ちぎってちぎって。トマトと具材の相性がよく、簡単なのにおいしくて食べ応えも充分。

◆材料

(大人1人+子ども2人分)
キャベツ 1/8個(約100g)
油揚げ 1枚

【A】
トマトジュース 190g
水 1カップ
チキンスープの素(顆粒) 小さじ1

みそ 大さじ1/2
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。

◆作り方

【1】キャベツは手でひと口大にちぎる。油揚げは熱湯を回しかけて油抜きし、ペーパーで水けをよく拭き取ってからひと口大にちぎる。
【2】鍋に【A】を入れて中火にかけ、煮立ったら【1】を加え、蓋をして弱めの中火でキャベツがやわらかくなるまで10分ほど煮る。仕上げにみそを溶かし入れる。

教えてくれたのは


松見早枝子さん

料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。

『めばえ』2016年10月号

ボリューム満点!「野菜たっぷりホイコーロー」の献立

【1】野菜たっぷりホイコーロー

肉に片栗粉をまぶすのがおいしく作るポイント! タレがからんで味がバシッと決まります。ピーマン嫌いのお子さんにもおすすめ!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚こま肉 200g
片栗粉 小さじ2
キャベツ 1/4個
ピーマン 3個
サラダ油 大さじ1

【A】
甜麺醤 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1/4
鶏がらスープの素 小さじ1/4

ごま油 大さじ1/2

◆作り方

【1】キャベツは食べやすい大きさに切り、ピーマンは乱切りにする。
【2】フライパンに豚肉を入れて片栗粉をもみ込み、サラダ油を回し入れて強火で熱し、中火にして両面を4分ほど焼く。
【3】【2】に【1】を加えて強火で炒め、キャベツがしんなりしたら、【A】を加えてサッとからめ、仕上げにごま油を混ぜる。

教えてくれたのは


みきママさん

オリジナルの節約ごちそうレシピで人気の〝おうち料理研究家 〟。ブログ「藤原家の毎日家ごはん。」は1日平均120万PV以 上のアクセスを誇る。夫と三人の子どもの五人家族。

『ベビーブック』2015年10月号

【2】豆腐のそぼろ煮

ブロッコリーたっぷりのやさしいうま煮。ブロッコリーと豆腐の栄養もバッチリ取れます。副菜に迷った時の一品に最適!そぼろは冷凍で2?3ヶ月保存できるのでぜひ常備して。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
肉そぼろ 100g
豆腐 1.5丁(450g)
ブロッコリー 1/2個

【A】
鶏ガラスープのもと 小さじ1
水 1カップ

しょうゆ 少々

【B】
片栗粉 小さじ2
水 大さじ1

◆作り方

【1】豆腐は手で一口大に割り、キッチンペーパーにのせて水きりする。ブロッコリーはつぼみから削りながら刻む。
【2】フライパンに【A】と肉そぼろ、【1】を入れて中火にかけ、煮立ってから5~6分煮て、しょうゆで味を調える。【B】を混ぜて加え、とろみをつける。大人は好みでラー油をかける。

◆ポイント

ご飯のともにも、おかずにも万能な肉そぼろの作り方。

■材料
(作りやすい分量)

豚ひき肉 300g
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
しょうが汁 小さじ1
片栗粉 大さじ1

■作り方
【1】耐熱容器に材料をすべて入れてよく混ぜ、中央をドーナツ状にくぼませる。

【2】ラップはかけずに電子レンジで6分加熱し、すぐにフォークなどで細かくほぐす。
ドーナツ状にするとムラなく加熱できる。片栗粉が余分な汁けを吸って、肉がふっくら!

教えてくれたのは


ほりえさわこさん

祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。幼い姪っ子から祖父まで、みんないっしょに食卓を囲んでいる。

『ベビーブック』2017年12月号

【3】大根とハムのサラダ

水気をしぼってしんなりさせた大根は子どもも大好き!好相性のハムと合わせて。

◆材料

(大人4人分)
大根 10cm
塩 小さじ1/4
ハム 6枚

【A】
すし酢 大さじ2
マヨネーズ 大さじ2
レモン汁 1/2個分
※子どもの分量は、大人の1/2量ぐらいが目安です。

◆作り方

【1】大根はせん切りにし、塩をまぶしてもみ、水けを絞る。
【2】ハムをせん切りにして【1】とあわせ、【A】を加えて混ぜる。
*貝割れ大根やスプラウトをまわりに飾り、大人は一緒に食べても。

教えてくれたのは


行正り香さん

おしゃれな暮らしぶりと簡単でおいしいレシピが大人気。二児のママ。

『ベビーブック』2012年2月号

【4】レタスとわかめの和風スープ

だしを効かせたさっぱり味!わかめのツルンとした口当たりが喉ごしよく体を温めます。

◆材料

(子ども1人分)
レタス 1/2枚
乾燥わかめ 小さじ1/2

【A】
だし 3/4カップ
しょうゆ 小さじ1/4

◆作り方

【1】レタスを細切りにする(または手で小さくちぎる)。
【2】大きめの耐熱ボウルに【1】、わかめ、【A】を入れ、混ぜる。
【3】【2】にラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で2分~2分30秒加熱する。

教えてくれたのは


松尾みゆきさん

管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。

『めばえ』2016年5月号

食べごたえ十分!「春キャベツのスープ」の献立

【1】肉だんごと春キャベツのスープ

大きめの肉だんごは食べ応え十分!キャベツの食感も楽しい♪

◆材料

(3~4人分)
豚ひき肉 250g

【A】
こしょう 少々
酒、しょう油 各大さじ1
塩 ひとつまみ
パン粉 20g
ごま油 大さじ1

春キャベツ 1/2個
水 400ml
粗塩 小さじ1/4

◆作り方

【1】豚ひき肉をボウルに入れ、【A】を上から順に加え、その都度混ぜて調味し、4つに分けて丸める。
【2】春キャベツは千切りにする。
【3】鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら【1】を入れてフタをする。肉に火が通るまで、弱火で12分程度煮る。
【4】【2】をのせ、サッと煮て粗塩で味を調える。

教えてくれたのは


ウー・ウェンさん

北京生まれ。1990年に来日。雑誌で紹介した「北京の小麦粉料理」が評判となり、料理研究家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。

『めばえ』2018年6月号

【2】かじきまぐろのソテー

ポイントはヨーグルトと玉ねぎのタレに漬け込むだけのお手軽さ。簡単なソテーも魚臭さのない品のいい味わいに。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
かじきまぐろ 3切れ
ヨーグルトだれ 1/4量
水 大さじ3
サラダ油 大さじ1/2
玉ねぎ 小1個
ほうれん草 1把(250g)

【A】
しょうゆ 大さじ1/2
塩 少々

◆作り方

【1】かじきまぐろはたれに1時間以上漬ける。
【2】玉ねぎは薄切りにする。ほうれん草は塩ゆでして、2cm長さに切り、水けを絞る。
【3】フライパンに水と軽くたれを除いた【1】を入れて中火にかけ、煮立ったらふたをして2分蒸し煮にする。ふたを取って返し、そのまま水分がなくなるまで煮詰め、取り出して器に盛る。
【4】フライパンにサラダ油を熱して玉ねぎを炒め、しんなりしたらほうれん草を加え、【A】で調味し【3】につけ合わせる。

◆ポイント

玉ねぎを加えるとうま味が増す、ヨーグルトだれの作り方。

(作りやすい分量)
プレーンヨーグルト 1カップ
塩 小さじ1/2
玉ねぎ 1/4個
ローリエ 1枚

【1】玉ねぎはすりおろす。
【2】すべての材料を混ぜ合わせる。
*冷蔵庫で10日ほど保存可能。

教えてくれたのは


夏梅美智子さん

身近な食材を使った、作りやすくておいしい家庭料理が人気。基本の料理からエスニックまで幅広いレパートリーがある。男の子のママでもある。

『めばえ』2015年2月号

【3】ミニトマトのオレンジ風味マリネ

デザート感覚でつるんと食べられる。作り置きにも。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
ミニトマト 10~12個

【A】
果汁100%オレンジジュース 1/2カップ
はちみつ 大さじ2(好みで加減)
りんご酢(甘口) 小さじ1
菜種油 大さじ1
塩 小さじ1/3

◆作り方

【1】【A】を混ぜ合わせる。
【2】ミニトマトは湯むきし、【1】のマリネ液に1時間以上つける。

◆ポイント

トマトには、真っ赤な色素のリコピンがギュッ!
トマトに含まれる色素成分、リコピンは、強力な抗酸化作用をもつカロテノイドの一種。体の中からの紫外線対策にも効果的。

湯むきをすることで、食感がUP!
ミニトマトの表面につまようじで3か所ほど穴を開け、熱湯(適量)に10秒→水(適量)にサッとつけると、つるんと簡単に皮がむける。

教えてくれたのは


カノウユミコさん

野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。

『めばえ』2017年7月号

【4】ポテトオムレツ

オムレツにじゃがいもを入れてふんわり食感に。余計な味つけをしない、素朴でやさしい味わいです。カレー粉を振ってもおいしい!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
卵 3個
じゃがいも 中1/3個(60g)
塩 小さじ1/4
サラダ油 小さじ1

◆作り方

【1】じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、柔らかくゆでる。湯をきり、熱いうちにフォークで粗くつぶし、粗熱をとる。
【2】卵は割りほぐし、【1】と塩を加えて混ぜ合わせる。
【3】卵焼き用のフライパン(なければ小さめのフライパン)にサラダ油を中火で熱し、【2】を流し入れる。箸で全体を混ぜて半熟状にし、フライ返しで半分に折りたたむ。
【4】弱火にしてそのまま3分焼き、返してさらに3分焼く。食べやすく切って詰める。大人用には好みでカレー粉を振っても。

◆ポイント

卵液が半熟のうちに折りたためば、巻かなくても厚みのある卵焼きができる。

教えてくれたのは


黄川田としえさん

料理家、フードスタイリスト。1 男1 女の母。tottoちゃんの愛称で「tottorante」を主宰。子どもの心と体を支える、ぬくもりと彩りにあふれた食卓にファンが多い。インスタ(@tottokikawada)

『ベビーブック』2018年4月号

やさしい甘さがおいしい「キャベツのお焼き」の献立

【1】キャベツのチーズお焼き

野菜をよく煮て甘みを出して。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
キャベツ 1/4個
玉ねぎ 1/4個
さつまいも 80g

【A】
ハム(せん切り) 3枚分
ご飯 100g
塩 少々

粉チーズ 大さじ2
卵 2個
オリーブ油 大さじ2

◆作り方

【1】キャベツはせん切りに、玉ねぎはみじん切りにし、さつまいもは1cm角に切る。
【2】鍋に【1】を入れて、水をかぶるくらいに注ぎ、中火で水が半量になるまで煮る。【A】を加えて汁けがなくなるまで煮、粉チーズを混ぜ、少し冷めたら卵を加えてよく混ぜる。
【3】フライパンにオリーブ油半量を熱し、【2】の半量をひろげて、両面を焼く。もう一枚同様に焼き、食べやすい大きさに切る。

教えてくれたのは


鈴木 薫さん

おしゃれで実用的なレシピが人気。双子の女の子と、男の子の母。

『ベビーブック』2012年5月号

【2】鶏とさばの香りから揚げ

鶏には青のりを、さばには白ごまを。青魚もから揚げにすると子どももよく食べます。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
鶏もも肉 小1枚
さばの切り身 1/2尾

【A】
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
しょうが汁 1/2かけ分

片栗粉 大さじ6
青のり 大さじ1/2
白炒りごま 大さじ2
揚げ油 適量

◆作り方

【1】鶏肉は一口大に切る。さばは小骨を取り、2~3cm角に切る。
【2】【1】をそれぞれボウルに入れ、【A】を半量ずつ加えてからめ、10分ほどおく。片栗粉を大さじ3ずつ加えてからめ、鶏肉には青のりを、さばにはごまを混ぜる。
【3】揚げ油を中温に熱し、【2】を入れてこんがりと揚げ、油をきる。
*レタスやミニトマトを添えても。

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心とした、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。

『ベビーブック』2012年10月号

【3】にんじんのごまナムル

細切りにしたにんじんをじっくりじっくり炒めて甘みを出します。ポイントはごま油と炒りごま。ひねりつぶして風味を立たせます。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
にんじん 1本
塩 少々
ごま油 小さじ1
白炒りごま 小さじ1

◆作り方

【1】にんじんは皮をむいて、斜め薄切りにしてから細切りにする。
【2】フライパンにごま油を熱して【1】を2分ほど炒める。しんなりしたら塩をふって1分ほど炒め、ごまを指でひねりつぶして加え混ぜる。

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心とした、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。

『ベビーブック』2012年10月号

【4】汁物バリエ!ほたて風味のかきたま汁

汁ごと使って貝のうまみもしっかり味わえる!上品な貝の味を引き立てるのは、ふわっと仕上げるかきたまがポイント。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ホタテの水煮(缶詰) 大1缶(125g)
にんじん(花形に抜く) 8~10個
絹さや 4~5枚
卵 1個
だし汁 ほたての缶汁と合わせて2と1/2カップ

【A】
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/2

【B】
片栗粉 小さじ1
水 小さじ1

◆作り方

【1】鍋に缶汁とだし汁、にんじんを入れてふたをし、中火で煮る。にんじんに火が通ったら、ほぐしたほたての身、【A】を加える。
【2】絹さやは筋を除いて、斜め細切りにする。
【3】【1】に混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつけ、溶いた卵を流し入れ、【2】を加えてさっと煮る。

教えてくれたのは


中村陽子さん

料理研究家のアシスタントを経て独立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。

『ベビーブック』2018年3月号

包まないから簡単!「ロールキャベツ」の献立

【1】包まないロールキャベツ

それぞれ電子レンジで作って、盛り合わせるだけ。新しいロールキャベツの作り方を発見!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
キャベツ 1/2個(500g)
合びき肉 200g

【A】
玉ねぎ 1/2個(100g)
にんじん 1/3本(50g)
トマト 1個(100g)

【B】
トマトケチャップ 1/2カップ
オイスターソース 大さじ2
水 1/2カップ

◆作り方

【1】キャベツは芯を除き、ポリ袋に入れて小皿にのせ、電子レンジで8分加熱して水にとる。
【2】大きい葉は2枚、小さい葉は2枚ほど重ね、手前と左右を折りたたんで俵型に巻き、器に盛る。
【3】【A】を細かく切り、合びき肉とともに耐熱ボウルに入れ、【B】を加えて混ぜる。両端を5mmずつあけてラップをかけ、電子レンジで12分加熱して、 【2】にかける。
*お好みでパセリのみじん切りを散らしても。電子レンジの加熱時間は、600Wの場合です。500Wの場合は2割増、700Wの場合は2割減にしてください。

◆ポイント

■キャベツはポリ袋で加熱

ポリ袋が水蒸気で破裂しないよう、口は閉じないでおく。火の通りにムラがないよう小皿にのせて加熱。

教えてくれたのは


村上祥子さん

福岡在住。国内外を飛行機で飛びまわる「空飛ぶ料理研究家」。電子レンジ料理のエキスパートであっと驚く独自のワザを次々に開発中。

『ベビーブック』2011年7月号

【2】野菜のカレーピクルス

子供でも食べられる、ほんのりスパイシーなピクルス。色がキレイで、形もかわいく、これだけでたくさんの野菜が摂れるので、毎日の食卓のプラス1品としても使いやすい。

◆材料

(作りやすい分量)
大根 200g
にんじん 1本
カリフラワー 1/4個
パプリカ(赤) 1/2個
(野菜は合わせて400g)
しょうが 大1かけ

【A】
酢 3/4カップ
砂糖 3/4カップ
水 3/4カップ
塩 小さじ1
カレー粉 小さじ1

◆作り方

【1】大根、にんじんは皮をむいて4㎝長さの拍子木切りにする。カリフラワーは小房に分ける。パプリカはスティック状に切る。しょうがは薄切りにする。
【2】鍋に【A】を入れ、にんじん、カリフラワー、しょうがを入れて中火にかけ、煮立ったら大根とパプリカを加え、火を止める。
【3】耐熱容器に2を甘酢ごと入れ、ラップを甘酢に密着させて冷ます。

※にんじんやパプリカは、型抜きしてもよい。カレー粉は、入れなくてもよい。

◆ポイント

ラップを密着させると、上まで甘酢に浸って味がよくしみる。野菜は家にあるものでOK!

教えてくれたのは


ほりえさわこさん

祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。幼い姪っ子から祖父まで、みんないっしょに食卓を囲んでいる。

『ベビーブック』2017年12月号

【3】たらの唐揚げサラダ

苦手な子が多い生野菜も、やわらかく癖のないたらの唐揚げと合わせたら、メインディッシュにかわる満足メニューに。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
生たら 3切れ
オクラ 6本
トマト 1個
サニーレタス 4枚

【A】
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1/2
塩 少々

片栗粉 適量
サラダ油 大さじ3
白炒りごま 適量
ドレッシング(市販) 各適量

◆作り方

【1】オクラは板ずりをし、ゆでて食べやすい長さに切る。トマトは角切りにする。レタスはちぎる。
【2】たらは骨を除いてそぎ切りにし、【A】をもみ込んで5分おき、片栗粉をまぶす。フライパンにサラダ油を多めに熱し、両面を揚げ焼きにする。
【3】器に【1】と【2】を盛り、ごまをふってドレッシングをかける。

教えてくれたのは


山本ゆりさん

学生時代から料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」をスタート。『syunkonカフェごはん』などの著書は計350万部の大ヒット中。二人の女の子の母。

『めばえ』2015年9月号

【4】すりおろしにんじんのコンソメ風スープ

すり下ろしたにんじんの甘味と風味がやさしいスープ。栄養たっぷりで体を温めるので、朝ごはんにピッタリです。

◆材料

(大人1人+子ども2人分)
にんじん 100g
水 150ml
コンソメスープの素 小さじ1(3g)
しょうゆ 小さじ1
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。

◆作り方

【1】小鍋に水とコンソメスープの素を入れて煮立たせ、皮をむいてすりおろしたにんじんを加える。蓋をずらしてのせ、3分ほど煮たら、しょうゆで味を調える。

教えてくれたのは


松見早枝子さん

料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。

『めばえ』2016年10月号

キャベツの大量消費に!「豆乳鍋」の献立

【1】鮭とコーンの豆乳鍋

子どもが大好きな鮭とコーンをお鍋に。バターでちょっと洋風に!

◆材料

(大人3~4人分)
甘塩鮭 3~4切れ
豆腐 1丁
かぼちゃ 1/4個
キャベツ 1/4~1/2個
玉ねぎ 1個
コーン(缶詰) 100g
バター 30g
小麦粉 大さじ2

【A】
めんつゆ(3倍濃縮) 80ml
水 3カップ
豆乳 2カップ

◆作り方

【1】 鮭と豆腐、かぼちゃは大きめの一口大に、玉ねぎはくし形に切り、キャベツはざく切りにする。
【2】 鍋にバターを熱し、鮭の両面を焼いて取り出す。玉ねぎを入れ、小麦粉を全体にまぶし、【A】とかぼ
ちゃ、キャベツを加えて煮る。
【3】 火が通ってきたら、鮭を戻し入れ、豆腐とコーンを加えて煮る。

◆ポイント

子どもは「スープマカロニ」で。

先にマカロニをゆでておく。子ども分を器に盛り、汁と具を取り分けて、粉チーズをふる。

教えてくれたのは


ほりえさちこさん

栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。

『ベビーブック』2018年2月号

【2】ひじきのツナ煮

ツナ缶のうまみで「だし」いらず!野菜、海藻、魚、豆……。栄養がギュッと詰まったこの一品は冷蔵で3日程度保存可能。常備菜として毎日食べたい。

◆材料

(作りやすい分量)
芽ひじき(乾燥) 15g
にんじん 3㎝
ツナ缶 1缶(80g)
大豆(ドライパック) 50g

【A】
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1

◆作り方

【1】鍋にたっぷりの湯を沸かし、ひじきを入れてひと混ぜして火を止める。2~3分おいてざるに上げ、さっと洗う。にんじんはせん切りにする。
【2】【1】の鍋に油をきったツナ缶、大豆を入れ、【1】のひじきを戻し入れ、【A】を加えて中火にかけ、4~5分炒め煮にする。
【3】【2】ににんじんをのせ、フタをして2分ほど弱火で蒸し煮にし、ひと混ぜする。

教えてくれたのは


ほりえさわこさん

祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。幼い姪っ子から祖父まで、みんないっしょに食卓を囲んでいる。

『ベビーブック』2017年12月号

【3】小松菜とわかめのしらす和え

小松菜はやわらかめにゆでて刻みます。しらすを加えればカルシウムもプラス。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
小松菜 1/2束
乾燥わかめ 大さじ1
しらす干し 大さじ3
しょうゆ 小さじ1
ごま油 小さじ1
塩 少々

◆作り方

【1】小松菜は塩を加えた熱湯でゆで、水にとって絞り、3~4cm長さに切る。
【2】わかめは水につけてもどし、サッとゆでて水にとり、絞る。
【3】ボウルに【1】と【2】を入れてしょうゆ、しらす干し、ごま油の順にからめる。

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心とした、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。

『ベビーブック』2012年10月号

【レシピ初出】
雑誌『ベビーブック』
雑誌『めばえ』

編集部おすすめ

関連記事