学びの多い戦争映画10選|日本やベトナムでの戦争が舞台の映画&アニメ作品

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戦争の悲惨さや巻き込まれる人たちの思いなど、「戦争映画」からは多くの学びが得られます。「日本の戦争」を描いた話題作や「ベトナム戦争」が舞台の作品、さらに衝撃の「実話」を元にした戦争映画まで、学びの多い「戦争映画」をアニメ作品も織り交ぜてピックアップしました。

日本での戦争映画

★ ここがポイント!

日本での戦争や、戦時中の様子を描いた映画たち。
戦争の悲惨さはもちろん、自分たちの祖先がどんな思いでどんな暮らしを強いられていたか、学びが深まるラインナップです。

【1】『硫黄島からの手紙』

◆おすすめポイント

2006年、硫黄島。
地中から発見された数百通もの手紙。それは、61年前にこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島に新たな指揮官・栗林忠道中将が降り立った。
「死ぬな」と命じる栗林の指揮のもと、5日で終わると思われた硫黄島の戦いは36日間にも及ぶ歴史的な激戦となる。
61年振りに届く彼らからの手紙。そのひとりひとりの素顔から、硫黄島の心が明かされて行く…。

【2】『永遠の0』

◆おすすめポイント

司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎。
祖父・賢一郎とは血の繋がりがなく、血縁上の祖父が別にいることを知った彼は、太平洋戦争で零戦パイロットだった実の祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。
やがて宮部の最期を知る人物に辿りついた健太郎は、衝撃の真実を知ることに…。

【3】『日本のいちばん長い日』

◆おすすめポイント

太平洋戦争末期、戦況が困難を極める1945年7月。連合国は日本にポツダム宣言受諾を要求。
降伏か、本土決戦か…。連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出ない。
そうするうちに広島、長崎には原爆が投下され、事態はますます悪化。
「一億玉砕論」が渦巻く中、決断に苦悩する阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大臣、国民を案ずる天皇陛下、聖断を拝し閣議を動かしてゆく鈴木貫太郎首相、首相を献身的に支え続ける迫水久常書記官。
一方、終戦に反対する青年将校たちはクーデターを計画、日本の降伏と国民に伝える玉音放送を中止すべく、皇居やラジオ局への占領へと動き始める…。

【4】『火垂るの墓』

◆おすすめポイント

昭和20年、神戸はB29の爆弾が降りそそぎ、あたり一面は焼け野原となった。
母を亡くした幼い兄妹、清太と節子。誰の力も借りず二人だけの生活を始める。
つつましくも笑い声が溢れる生活。
夏の夜の蛍は、精一杯生きようとした二人の命の輝きでもあった。

ベトナム戦争を題材とした映画

★ ここがポイント!

スティーブン・スピルバークの描く人間ドラマから、アクション映画やコメディーまで、見ごたえ十分な3作をピックアップしました。
豪華俳優陣にも注目です!

【1】『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』

◆おすすめポイント

なぜ、アメリカ政府は、30年もの間、それをひた隠しにしなければならなかったのか。
1971年、泥沼化するベトナム戦争。
国防総省はベトナム戦争を調査・分析した文書、通称「ペンタゴン・ペーパーズ」を作成していたが、ある日、その文書が流出し、ニューヨーク・タイムズが内容の一部をスクープした。
ライバル紙に先を越されたワシントン・ポストのトップでアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人キャサリン・グラハムと編集主幹ベン・ブラッドリーは、残りの文書を入手し、全貌を公表しようと奔走する。

【2】『戦場からの脱出』

◆おすすめポイント

1965年、ベトナム戦争時代。
米空軍兵士のディーターは極秘爆撃任務を受けるが、ラオスに撃墜し捕まってしまう。
ベトナム奥地の捕虜収容所に連行されるが、そこには既に何年も捕虜になっている仲間がいた。
あばら屋のような収容所だが、周りはジャングルという自然の要塞とでも言うべき場所。
誰もが脱走不可能だと思っていた、ディーター1人を除いて…。

【3】『グッドモーニング、ベトナム』

◆おすすめポイント

舞台はベトナム戦争中の1965年サイゴン。
士気高揚のため、米軍放送の人気DJが呼び寄せられる。
彼が流すギンギンのロックンロールと歯に衣着せぬマシンガン・トークは、たちまち戦場の兵士たちの心をつかむが…。
ユーモアと戦争の現実を絡めた人間ドラマ。

実話を元にした戦争映画

★ ここがポイント!

死と隣り合わせの戦争下で生まれた真実の物語たち。
実話だからこそ感じる「悲しみ」や「喜び」は、フィクションのそれとは違った重みがあります。

【1】『プライベート・ライアン』

◆おすすめポイント

選ばれた精鋭は8人。彼らに与えられた使命は若きライアン2等兵を救出する事だった…。
たった1人の兵士を救うために、なぜ8人もの兵士が命をかけなければならないのか。
彼らは戦場の過酷な現実に取り巻かれ、それぞれ自分なりの答えを出す。

【2】『アメリカン・スナイパー』

◆おすすめポイント

国を愛し、家族を愛し、それでも戦場を愛した男。
舞台は9.11以降のイラク戦争。
米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊を果たしたクリスが命じられた任務は「どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ること」。
その狙撃の精度で多くの仲間を救ったクリスは“レジェンド”の異名を轟かせるほどになる。
しかし、彼の腕前は敵の知るところとなり、その首には18万ドルの賞金を掛けられ、反乱兵たちの標的となってしまう…。

【3】『シンドラーのリスト』

◆おすすめポイント

一つの生命を救う者が世界を救える。
スティーブン・スピルバーグがオスカーに輝いた、ホロコーストの真実を描いた傑作!
心を揺さぶる勇気と信頼の物語は、世代を超えて感動を与え続ける。
ナチスによるユダヤ人大虐殺のさなか、1,100人以上のユダヤ人の命を救った、謎めいた男オスカー・シンドラーに焦点を当て、驚くべき実話に基づいた物語を描く。

おわりに

数多く撮られてきた歴史映画の中でも、最も重要なジャンルのひとつ「戦争映画」。
戦争を知らない世代が増えてきた現代だからこそ、たとえそれが目を背けたくなる結末だったとしても、伝えられるべきストーリーなのかもしれませんね。

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