ソニーのオンラインプログラミング学習「CREATE by KOOV」がスタート!【あそび】から好奇心と思考力を育もう

家庭でも楽しくプログラミング学習ができる「CREATE by KOOV」がスタート

2020年から学習指導要領の改訂により、小学校でプログラミング教育が必修化となりました。ママパパたちの間でも関心が高まっている「プログラミング」。どのように子どもに教えたらいいの?と悩んでいる方も多いのでは?小学2年生の息子を持つ筆者もその一人。以前から「ロボット教室に通ってみたい!」とプログラミングに対して意欲的な息子でしたが、自宅近くに教室がなく、通わせられずにいました。

時間や曜日も気にせず、送迎の負担もない、家庭で学べるプログラミング教材はないかなと探していたところ、我が家にぴったりなコンテンツを発見!多くの塾や教室で使用されている「KOOV」が家庭で学習できるサービスを12月1日よりスタートしたのです。さっそく親子で体験してみました。

KOOV®とは?

ブロックで自由な「かたち」をつくり、「プログラミング」によってさまざまな「動き」を与えて遊ぶ、ロボット・プログラミング学習キットです。ロボット制作の体験を通じて、子どもたちの探究心や創造力、未来を切り拓く思考力を育みます。2016年度グッドデザイン金賞を受賞し、KOOV for Enterpriseha、第15回(2018年度)日本e-Learning大賞(最優秀賞)を受賞するなど様々な教育関係者から評価されており、多くの学校や塾などに導入が進んでいます。

小学2年生がチャレンジ!はじめての自宅でプログラミング学習

以前から「ロボットを作ってみたい!」とプログラミングに興味しんしんだった小2の息子。さっそく届いた「CREATE by KOOV」を使ってみることに。パソコンにアプリをダウンロードして準備万端!

キットの中身はこんな感じ

届いたのは【KOOVベーシックキット2】。色とりどりのキレイなブロックや触って試したくなるデザイン性の高い電子パーツにワクワクが止まらない息子。「早く始めよう!」とパーツをテーブルの上に並べ始めたところ・・・。

【KOOVベーシックキット2】¥14,980(税抜・送料無料)

※「CREATE by KOOV」の受講には、キットとコンテンツ使用料【月々¥1,980(税抜)~】が必要。くわしくはこちらをチェック!

しばしブロックでお遊びタイムに・・・

なにやらお兄ちゃんの楽しそうな気配に妹や弟も飛びついてきて、大ブロック大会が開催。早くカリキュラムをやってみたいお兄ちゃんはご機嫌斜めですが、気を取り直して妹たちと遊んでくれました。

そしてできた作品がこちら!妹は「ウサギのお城」、弟は「ヘビの怪獣」を作ったそう。

「CREATE by KOOV」の対象年齢は5~10歳ですが、まだプログラミングには少し早い子たちでも好奇心をかき立てられるよう。ブロックだけでも創造性を育んでくれる良質な教材として、日々の遊びにも取り入れられそうです。

【リンゴのなる木】を作ってみよう!

妹たちがお出かけしたので、気を取り直して体験スタート。今回は【リンゴのなる木】を作ってみることにしました。

4コマイラストでわかりやすく解説

画面には「リンゴのなる木」を楽しむためにやることが、わかりやすく4コマイラストでまとめられています。仕上がりのイメージを持てるので、作る際のモチベーションもアップ。

画面を見ながらブロックを組み立てよう

ブロック組み立ては「3D組立ガイド」でどのように組み立てるか立体的に理解できます。

画面のイラストがわかりやすいので、親の手を借りずにさくさくと進めることができました。上手くはまらないときは、「もどる」をクリックして、もう一度作り方を確認することもできます。

「次はこれとこれをつなげて・・・」と、楽しみながら集中して取り組んでいます。

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組み立てが完成したら動きをプログラミング

息子にはまだ難しいかなと思っていたのですが、パズルのように直感的に操作できるため、はじめてでもすんなり理解して動きを組み立てていきます。

完成!さっそく遊んでみよう

プログラムを転送したら【リンゴのなる木】が動き出して大喜び!自分が指示を出して、その通りにロボットが動く、まさに「プログラミング」をはじめて体験することができました。

さっそく遊んでみます。くるくると回転する木に、リンゴに見立てた赤いブロックや小鳥に見立てた黄色いブロックを乗せていきます。筆者と息子、どちらが多く乗せられるか競争です。

考えることが楽しくなる!作り終わってからが本当のスタート

「ママが乗せる順番のとき、もっと早さを上げちゃおう!」プログラムを書き換えて回転数を早くしたり、自分から工夫して遊びをもっと楽しくしだした息子。ワクワクして、夢中で考えて取り組む体験ってまさにこういうことなのではないでしょうか。遊びを通して、好奇心や思考力が刺激されているように感じました。

「次は何を作ろうかなー!」投稿されたお友達の作品も見ることができるのでチェック。個性豊かな作品の数々に親子共々感激。「僕もこんなの作れるようになりたいな」と創作意欲に火がついた様子。プログラミングの基礎を学びつつ、オリジナル作品作りに取りかかる決意をしていました。

「CREATE by KOOV」とはどんなもの?

変化の激しい不確実な時代。
自ら考えチャレンジできる大人になってほしい。
こうした態度を育む原動力となるのが「好奇心」。
身の回りの様々なモノやコトをよく見てワクワクし、
夢中で考え、取り組む体験が大切だと私たちは考えます。
「CREATE by KOOV」は、私たちソニーが、今を生きる子どもたちにとって
本当に必要な学びとは何かを問い直して生まれました。

公式サイトにあった「CREATE by KOOV」の理念に触れ、筆者も子どもたちには「自ら考えチャレンジする大人」になって欲しいと思い強く共感しました。「好奇心」を育むための本当に必要な学びとは何かを考えて生まれたプログラム。そのポイントを紹介します。

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「CREATE by KOOV」3つのポイント

1あそびをつくると、学びが生まれる

「CREATE by KOOV」は、月2回配信されるコンテンツに沿ってロボット・プログラミング学習キット「KOOV」を使って学ぶ、オンライン学習サービスです。⼦どもの学ぶ意欲を⾃然に引き出すために、「あそび」を⾃分でつくることをテーマにしています。各コンテンツでは、自分だけの「あそび」のきっかけとなる「マシーン」をつくります。KOOVに合わせて使えそうな身近な素材を探し、考え、やり直し、作り出す体験を繰り返すことで、自発的に学びとろうとする意欲や姿勢を育ててくれるんです。
また、「マシーン」づくりにはプログラミングを用いることで、小学校で必修となった「プログラミング的思考」も育んでくれます。

2好奇心と思考力を育む

好奇⼼と思考⼒は学びの原動⼒であり、幼少期に育むことが⼤切!まずは配信される各コンテンツに沿って、基本となる「マシーン」をつくります。その後、「どうしたらもっとおもしろくできるかな?」と、自ら新しいルールを設定したり、素材を探したりする中で、身の回りをよくみる目を育て、好奇⼼の幅を広げます。また、「CREATE by KOOV」のカリキュラムはこの好奇心を使って自然に子ども達の思考⼒*を育成できるよう構成されているそう。
*ソニー・グローバルエデュケーションは、思考力を「目標達成に向けて思考 フローを往来し続ける力」と定義し、問題の解法を生み出すまでのアプローチの仕方「5つの思考回路™」を提唱しています。

3自分ひとりでできる、みんなでもできる

各コンテンツは、活動の内容をイラストと動画を使ってわかりやすく解説。ブロック組み立ては「3D組立ガイド」で立体的に理解でき、プログラミングはパズルのように直感的に操作できるため、はじめてでも無理なく取り組めます。また、全ての「あそび」のテーマは、工夫次第で家族や友達と一緒にも楽しめるよう設計されているんです。

今だけじゃなく、未来につながる学びが身につく

「CREATE by KOOV」の素晴らしいなと思った点は、組み立てて終了!ではなく、どんどん考えるのが楽しくなっていくところ。自分で作る感動を味わいながら、「次はもっとこうしてみよう」「こうしたほうが面白いかも!」と、作り終わったあとも好奇心が刺激され、思考力が高まっているのを感じました。

いろいろな物事に興味を持ち、自分なりに試行錯誤していく力はきっと今だけじゃなく、未来にも必要となってくるもの。「CREATE by KOOV」を通して、ぜひ身につけていってほしいなと思います。

「CREATE by KOOV」の公式サイトはこちら!

 

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文・構成/HugKum編集部

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