こたえ
牛の角をつけて、しまうまのパンツを履いている鬼。どこがおかしいのかな?
間違い:しまうまのパンツ
鬼が履いているのは、「とらのパンツ」ですよね!
鬼が来る方角を「鬼門(きもん)」と言います。代表的な鬼門に「丑寅(うしとら)」(北東)があり、丑と寅の方角だから、鬼はうしの角にとら模様のパンツなのです。
節分のはじまり
昔、貴族は立春の前日に悪いことを「鬼」として追い払う、「追難(ついな)」という行事を行っていました。金色の4つの目がついたお面をかぶった「方相氏(ほうそうし)」が鬼を追い散らし、矢で打って追い払うのです。
この追儺の行事が町の人にも広がり、豆を撒いて鬼を追い出し、福を家に呼ぶ行事となりました。
豆まき
大豆をますに入れて、神棚に供えてから「鬼は外、福は内」などのかけ声をかけながら豆をまきます。※地方によっては「福は内、鬼も内」といって豆まきをします。
「大豆には、悪いものに勝つ力がある」と考えられています。落花生をまく地方もあるのですよ!
2021年の恵方巻の方角は「南南東」!
最近は、「恵方巻」と呼ばれる太巻きを、恵方を向いて一言も話さずに丸ごと食べる風習も広まっています。「恵方」とは、その年の縁起の良い方角です。
次回もおたのしみに!
※当記事は、下記「きせつの図鑑」を引用して紹介しております。
季節にまつわる一年の行事や暮らし、食べ物や自然など、
普段の生活から子どもたちの興味を引き出し、
無理なく知識へと育てる図鑑です!
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