結婚した時には考え方も価値観もぴったり!大好き!と思っていたはずの旦那さん。年月も経ってくると、あれ?なんか合わなくない?なんて思うことも少なくないはず。今回は妻たち120人にアンケート実施。旦那とどんなところが合わないと思うのか本音トークが炸裂します。また、合わないと思った時の対処法も聞いてみました。悩んでいるママは解決策が見つかるかも。ぜひチェックして!
半数以上がの妻が「旦那と合わない」と感じた経験アリ
今回は、夫婦の実態を探るべく、0歳〜12歳の子を持つママたち120人にアンケートを実施。どんな回答が出てくるのか楽しみなような怖いような・・・(笑)
Q.「旦那と合わない」と思ったことはりますか?
旦那と合わないと思った人は、約67%も!うちだけじゃないんだとホッとしたママも多いのでは。でも1/3のママは旦那と合わないと思ったことがないそうでうらやましい結果でもありますね。
「旦那と合わない」と思った瞬間・体験談
では具体的にどんなシーンで旦那とは合わないと思ってしまったのか、体験談を聞いてみました。子どもがいるからこその悩みも多いようです。
子育てや教育方針に関して
とにかくダントツで多かったのか、子育てや子どもの教育方針について。どのように育てていきたいか、お金のかけ方など、現実的に避けては通れないことが多いので悩ましいですよね。
「子育ての話をしている時に真逆の考えでぶつかった」(30代・福岡県・子ども1人)
「子どもとの向き合い方。子どもに買い与えるもの。私は必要と考えても夫はあまりそう思っていない様子」(40代・神奈川県・子ども1人)
「子どもがもらったお年玉を毎年子ども名義の通帳に貯めているのだが、将来子どもに渡すために貯めていると思っていたら自分が貰うと言っていたこと」(30代・福井県・子ども3人)
家事(育児)のペース
家事・育児の役割分担の考え方が違うというのは、程度の差はあれど、どのおうちでもある悩みなのでは。ほとんどの場合、妻に負担が偏っていることが多く、ストレスもたまってしまいがち。
「家事、育児は全てやって当然だと思ってる。自分が仕事から帰ってきた時、全ての家事が終わっていて子ども達が寝ているのが普通だと言われた」(30代・千葉県・子ども2人)
「『ここまでいったら我慢できない』という掃除や洗濯、片付けの頻度」(30代・大阪府・子ども2人)
「夫は部屋がいつもきれいじゃないとダメで、一日一回は掃除をしないと気が済まないタイプ。私は子どもがいれば散らかるのはしょうがない、手を抜いて掃除はできる時だけすればいいと思うタイプだから」(30代・埼玉県・子ども2人)
金銭感覚
家庭生活を送るのに欠かせないのがお金の価値観。自分のことしか考えていない、ケチすぎるなどは子どもを育てているのであればマイナスでしかないかも。
「自分の趣味にはお金をかけるのに、それ以外は知らんぷり」(30代・京都府・子ども2人)
「納豆一パック買うのをためらわれた時。ケチすぎること」(30代・福島県・子ども1人)
いつも意見が合わない
すべての考え方が合わないなんていう人も少なくないよう。だんだんズレてしまったのか、合わない部分に目をつぶってきてしまったのか、原因も気になりますね。
「全てにおいて合わないです。考え方ももちろんですが、教育方針や家事育児に対する考え方まで全てが合いません」(30代・岐阜県・子ども1人)
「いつもとは違う新しい場所にお出かけしたいのに、結局馴染みの場所にしか行かないと、合わないなと思う」(30代・秋田県・子ども1人)
食事の好み
食事の好みが合わないというパターンも。家で食べるときは大きな問題にならなくても、外食の際にはどんなものが食べたいか、どんなお店で食べたいかの違いが出がち。
「食の好みが全く合わない。食べたいものや、美味しいと思うものが違うので外食の時にお店を決めるのが困る」(40代・神奈川県・子ども1人)
「食べ物屋の好みが合わなかった」(30代・宮城県・子ども1人)
考えを否定や認めてくれないとき
大きなストレスになってしまうのが、考え方を認めてくれないこと。意外と多くの人が悩んでいるよう。育児では、思うようにならなかったり、疲れがたまっていたりと大変なことが多いもの。旦那の理解がないとつらくなってしまいますよね。
「自分の考え方を頭から否定されたとき」(50代・大阪府・子ども2人)
「努力を認めてくれない時」(30代・東京都・子ども1人)
「第一子の産後すぐ少しグチをこぼしただけで、説教されたとき」(40代・大阪府・子ども3人)
話し合いにならないとき
合わないと思った時には、話せば分かり合えるかもと思うことも多いですよね。でも、その話し合いすらきちんとできないと、諦めの境地に至ってしまうこともあるかも。
「大事なことは話し合って決めたり、一日の出来事や子どもたちの成長などを共有したいが、夫は話を聞くのが苦手な模様。お互いを励まし合って成長していきたいのに、自分の理想を押し付けあいケンカになったことは何度もあります」(30代・新潟県・子ども2人)
「電化製品や車など、買うと決めたら相談はしてくるけど、買う事は決めているので反対できないし、したら機嫌が悪くなる。そんな時に合わないなぁと思う」(40代・広島県・子ども1人)
日常の習慣や時間の使い方
日々の習慣の違いは、結婚してみないとわからない部分が多いですよね。そもそもの生活スタイルが違っていたり、育ってきた環境が違っているとなかなか合わせるのは難しいもの。
「脱いだ服を片付けない。その場に置っきぱなしにする。義実家に行ったときに他の家族も同じことをしていて衝撃だった」(30代・東京都・子ども2人)
「何かがなくなりそうになったら、夫はなくなる前に補充したいタイプだが、私はなくなってから補充したいタイプ」(20代・茨城県・子ども1人)
「休みの日は何かしないともったいないと思っている。 私は休みの日くらいゆっくりしたいので・・・」(40代・千葉県・子ども2人)
時間にルーズ
時間の感覚が合わないという不満もよく聞きますよね。時間にルーズな旦那だと、慣れるのにも時間がかかりそう。
「時間感覚が全然違う。例えば、夫の『1時間後』は実際には30分近く遅い。だから、『今日は〇時に帰るよ』と言われてその時間を想定していると大抵遅くなるので、初めの数年はイライラすることが多かった」(20代・愛知県・子ども2人)
「外出の予定がある時に約束の時間までに準備しているなか、夫は約束の時間になってから行動を起こすので待つことになる」(20代・福島県・子ども2人)
趣味や興味が違う
趣味や興味が合わないという人も意外と多いよう。観たいテレビなどは、生活し始めないと分からないことだったりするうえ、毎日のことになるので、プチストレスが溜まってしまいそう。また趣味が合えば一緒に楽しめるのにと思うとちょっと残念な気持ちになりますよね。
「趣味が全く違うこと。また、私は時折、相手に合わせようと努力するが、夫は興味なければ、合わせようとすることはなく、 私の好きなテレビや音楽を一緒に共有してもらった記憶はない」(30代・埼玉県・子ども2人)
「同じものを何個も収集するクセがあり、収集したものをしまう場所とか考えずに購入するので言い争いになる」(40代・埼玉県・子ども2人)
「笑いのツボが合わないので、同じテレビ番組を見ててもつまらない」(30代・埼玉県・子ども2人)
「旦那と合わない」と思ったときの対処法
旦那と合わないという悩みは思いの外たくさん挙がってきました。でも、ともに生活を続けなければいけない中で、どのようにみんな対処しているのか、上手な対処法はあるのか聞いてみました。ストレスを感じている人はぜひ参考にしてみて。
割り切る・諦める
つい、合わないことなど負の側面に目が向きがちですが、気にしないようにしたり、仕方ないと割り切ることで、意外とストレスを感じなくなるよう。期待しないということが大事なようです。
「良いところもあるしと、良いところにだけ目を向け、ある程度諦める」(30代・埼玉県・子ども2人)
「子どもの頃からのクセだと思うと直らないと思ったので直してもらおうと思うことを辞めたら、気にならなくなった」(30代・東京都・子ども2人)
よく話し合う
長く続く夫婦生活。一時的に我慢しても、後々大きなストレスになってしまうことも。思った時に話し合うという人も多いですね。相手の考えも尊重しつつ自分の意見を伝えるのがポイント。
「その都度声をかけて伝え、話し合うこと」(30代・栃木県・子ども1人)
「私はこう思うけど、あなたはどう?と夫婦間の違いをまずは話し合うように気をつけています」(30代・大阪府・子ども1人)
受け入れる
ついつい自分の考えの方が正しいと思ってしまうもの。でも、一度立ち止まってみると、そんな考え方もあるのかも、と受け入れられる場合も。そうすると歩み寄ることもできるようですね。
「後からでも『そんな考え方もあるな』と思うようにする」(30代・大阪府・子ども2人)
「『この人の感覚ではこう』と自分の中で覚えておくこと。 あとはこちらの価値観も伝えて、お互いに歩み寄ること」(20代・愛知県・子ども2人)
お金のことを優先に考える
現実的に一番重要なのがお金の問題。ここさえクリアになれば、他のことについては考えないようにするという人も。
「とりあえずお金の算段はして、譲歩する。このくらいなら出せるけど、と言う。機嫌が悪くなるよりは全然いい」(40代・広島県・子ども1人)
「ちょっとしたことなら相談しないのが一番良いと思います。 お金さえ入れてくれればそれでいい」(40代・広島県・子ども2人)
相手を変えようと思わないこと
長年培ってきた考え方は変えるのも難しいもの。仕方ないと諦めて、無理に旦那を変えようと思わず、いいところに目を向けるという人も。
「特に変えようと思っていない」(30代・岩手県・子ども3人)
「私は料理と洗濯担当、子どものこと担当で、夫は掃除担当と割り切り、お互いの得意分野は頑張ってお互い感謝を忘れないこと」(30代・埼玉県・子ども2人)
合わない部分に目を向けず、いい面にも注目を
旦那と合わないという意見は結構多く、その内容もさまざま。現実的に困る部分はある程度歩み寄るようにしながら、生活に支障をきたさない部分であれば、期待しすぎないのがいいようですね。合わないところばかり見るのではなく、ぜひ、私たち気が合うね!という部分も探してみて。
文・構成/HugKum編集部