シンクシンク(Think! Think!)はワンダーラボ株式会社が開発した、思考センス育成教材。思考力の土台となるイメージ力(思考センス)を「空間認識」「平面認識」「試行錯誤」「論理」「数的処理」の5分野に分類し、それぞれのカテゴリにフォーカスした出題アプリです。
一度体験するとハマるその魅力に、iOS、Androidで子ども向けカテゴリー・ダウンロード数1位を獲得。全世界を対象にしたGoogle Play Awardsでも二度も受賞を果たすなど、150ヶ国、累計100万人以上のユーザーに支持されています。
今回はそのシンクシンクの公式ブックから、シンクシンク未体験のHugKumファミリーに体験パズルをご紹介! 「やりはじめたらとまらない!」その魅力について検証してみましょう。
「ローラーペイント」で平面認識力がわかる!
「平面認識」は「空間認識」とともに、10歳くらいまでに大きく伸びる思考能力だと言われています。
まずはパパ・ママの平面認識力を試してみましょう。お子さんといっしょに競い合っても楽しいですよ。
平面認識「ローラーペイント」
さて、それでは初級問題からウォーミングアップ。
ペンキがついたローラーがまっすぐ進むよ。白いタイルはどう塗られるかな?
アタマの中で、ふたつのローラーをコロコロコロ~っと転がしてみましょう。
ペンキはかすれたり、なくなったりしません(笑)。
結果はこうなりますね?
答えは・・・
パズルのルールがわかりましたね。
それでは、確認までにもう1問。
今度はマス目が一列増えますよ。
ペンキを塗るとどうなる?
同様にローラーをコロコロコロ~っと、アタマの中で転がしてください。
このイメージ力が大切なんですね。
答えを見てみましょう。
答えは・・・
「ローラーペイント」上級問題
さあ、ここまでは小手調べでした。
ここからはすこし難しくなりますよ。
ペンキを塗るとどうなる?
ローラーが1本増えましたね。
でも、落ちついて考えればわかるはず。
アタマの中でローラーを動かしながら、選択肢をひとつひとつ検証していきましょう。
答えは・・・
ここまでは正解だったパパ・ママも多かったのでは。
それでは、もうすこし難しくしてみましょう。
ペンキを塗るとどうなる?
マス目がさらに増えましたが、これまでと同じ要領で、アタマの中のローラーを動かしながら、その結果のイメージとひとつひとつの選択肢とを見比べていきましょう。
自分がイメージしたものと目の前のビジュアルを見比べるとき、「思考力をきたえている」という実感がありませんか?
答えは・・・
シンクシンク(Think! Think!)が1冊の本に!
シンクシンクのパズル体験はいかがでしたか。ゲーム感覚で楽しんでいただけたと思います。
このほど、そのシンクシンクが公式ブックとして書籍化され、一冊の本にまとめられました。
思考センス育成公式ブック シンクシンク
「自分の頭で考えてわかる喜び」「考えることが好きになる」をねらいとして、直感的にルールを理解できる問題や、アプリには未収録のオリジナル問題を厳選してまとめました。上で出題したような平面認識や空間認識などで「イメージする力」を育み、思考センスと学力※を鍛えます。
初級編から上級編まで出題難度に幅があるので、幼児から大人まで年齢を問わず取り組めますが、子どもにスマホや端末は与えていない、就寝前はデジタル画面を見せたくない、というファミリーには書籍版のシンクシンクがおすすめ。
384ページ・オールカラー・全360問というボリュームには、アプリ未収録のオリジナル問題が80問も収載。本の問題をすべて解いた後には、デジタルの超難問を1問追加で挑戦できるおまけ付きなので、アプリを始めた人もぜひ手に入れたい1冊です。
※カンボジアで1,500人規模で実施したシンクシンクの実証実験では、算数・IQの偏差値に大きな効果が確認されました。
HugKumではシンクシンクの体験パズルを配信しています。他のシンクシンク関連のご紹介記事とあわせて、ぜひチェックしてくださいね。
構成・文/HugKum編集部