国際親の日とは? 目的や歴史・由来は? 世界や日本の「父・母・両親」の記念日もご紹介

「母の日」「父の日」は、両親に感謝の気持ちを伝える日、誰もが知っている記念日のひとつです。そしてさらに「国際親の日」という世界的な記念日があることをご存じでしょうか?

今回は「国際親の日」にスポットを当ててみました。国際親の日とはどんな日なの?いつなのか?など、その目的・歴史・由来を詳しく紐解いていきます。また、国際親の日と類似した日本や世界の記念日もあわせてご紹介します。

「国際親の日」ってどんな日?

世界中には、さまざまな目的や歴史、由来を持った記念日があります。今回紹介する「国際親の日」もそのひとつです。

日本では、まだあまりなじみのない「国際親の日」とは、一体どんな日なのでしょうか?  よく知られている「母の日」や「父の日」との違いも見ていきましょう。

2021年の「国際親の日」はいつ?

日本人には、あまり聞き覚えがない「国際親の日」。日付がいつなのか、ご存じない人がほとんどでしょう。まずは、2021年の「国際親の日」の日付から確認していきましょう。

今年の「国際親の日」は6月1日火曜日

2021年の「国際親の日」は6月1日火曜日です。過去3年を見てみると、2018年は6月1日金曜日、2019年は6月1日土曜日、2020年は6月1日月曜日となっています。

このように「国際親の日」は、毎年6月1日に行われる記念日です。ちなみに来年以降は、以下の通りです。

・2022年6月1日水曜日

・2023年6月1日木曜日

・2024年6月1日土曜日

「国際親の日」とは?

国連本部ビル(ニューヨーク)

 

そもそも「国際親の日」とは、何をきっかけに定められた記念日なのでしょうか?  ここからは「国際親の日」の目的や歴史、その由来をわかりやすく説明していきます。

「国際親の日」の制定には、国連(国際連合)が大きく関わっているようです。

目的

「国際親の日」は、世界中の親に敬意をあらわす日です。世界中のすべての場所において、親の子どもに対する献身と、自分の生涯を捧げてくれることに感謝を伝える日とされています。いわゆる「国際デー」のひとつとされ、英語表記は「Global Day of Parents」です。

国際デーとは、 国際機関によって定められた記念日を指します。毎年定められた日に特定の事項、特に重点的な問題の解決に向けて、国連(国際連合)をはじめとする世界中の団体や個人に呼びかけるための日とされています。

歴史

1980年代、国連は世界中の家族が抱えるさまざまな問題に注目しました。1983年、世界46ヶ国で構成された「社会開発委員会」は、家族が抱える問題とニーズ、そしてそのニーズを満たすための効果的な方法について、認識を高めることを訴えました。

その流れを踏まえて1989年の国連総会で1994年を「家族の国際年」にすることが世界に宣言されました。さらに1993年の国連総会では、毎年5月15日を「国際家族の日」とすることが定められ、2012年の国連総会において、6月1日が「国際親の日(国際父母の日)」として宣言され、世界中の親に敬意を表す記念日となりました。

由来

1980年代以降、「家族」が持つ役割の重要性は国際社会からも注目されるようになっています。「国際親の日」は、家族が次世代を担う子どもの養育と保護に第一の責任を持っているを認識しています。

新型コロナウイルスが世界中に、そして家族に大きな影響を与えています。親のサポートがなければ、子どもの健康、教育などは危険にさらされます。

国際社会が子どもと、子どもを支える親の重要性に注目し、世界中で「家族」を支援していくこと。その決意をあらわしたのが「国際親の日」なのです。

「国際親の日」と類似した日本の記念日

国連が制定した「国際親の日」。日本にも似たような記念日があります。もっともポピュラーなものは、母の日や父の日です(ちなみに、母の日、父の日も世界的な記念日です)。それ以外にも「両親の日」というような記念日があることをご存じでしょうか?

ここでは「国際親の日」と類似した記念日を紹介します。

母の日

「母の日」は、家族に毎日尽くしてくれる母の苦労をねぎらい、感謝の気持ちをあらわす日です。毎年5月の第2日曜日に制定されています。

母の日の起源は、アメリカにあるといわれています。諸説ありますが、アンナ・ジャービスという女性が亡き母を追悼するため、1908年5月10日にフィラデルフィアの教会で白いカーネーションを配ったという話がよく知られています。

ちなみに日本で最初に母の日を祝う行事がおこなわれたのは、明治時代末頃といわれています。一般的に広がったのは、戦後の1949年頃からのようです。

父の日

「父の日」は、6月の第3日曜日です。母の日と同様に、父に対する日頃の感謝の気持ちを伝える日とされています。日本に父の日が伝わってきたのは1950年頃ですが、広く知られるようになったのは1980年代に入ってからでした。1981年に設立された「日本ファーザーズ・デイ委員会」が、日本における父の日の広がりに大きく貢献しています。

父に感謝を伝える場合は、一般的には赤いバラを、亡くなっている父に感謝を伝える場合は、白いバラを贈るとされています。最近では、黄色いバラを贈ることも人気になっています。

日本には「両親の日」もある

母の日や父の日以外にも、日本には、親に感謝の思いを伝える日があります。それが、9月30日に制定された「両親の日」です。この日は「子供たちが両親に恩返しする日、子供たちによって両親が輝く日」とされています。

9月30日が「両親の日」なのは、語呂合わせだとか。つまり、9月30日を反対に「039」と並べ、「お父さん、お母さん(0)、サンキュー(39)」と読むのだとか。「0」を「お父さん、お母さん」と読むのは、なかなか面白い発想ですね。一般社団法人 日本記念日協会から記念日として認定・登録されています。

一般社団法人 日本記念日協会:https://www.kinenbi.gr.jp/

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「国際親の日」と類似した世界の記念日

「国際親の日」と類似した記念日は、日本以外の国でも数多く定められています。ここからは「母の日」や「父の日」に代表されるような親に関連する世界各国の記念日を見ていきましょう。

同じ「母の日」「父の日」でも、感謝のあらわし方や意味合いなどは、国によって異なるようです。

世界の「母の日」

アメリカの母の日も5月の第2日曜日です。一般的にバラやひまわり、アジサイ、風船やカードなどを贈ります。ただし、花以外のプレゼントを贈る習慣は、あまりありません。

日本と同様に、特別にプレゼントを贈る国がオーストラリアです。母の日には、親子3世代が集まり、全員で食事することが一般的とされています。

スペインの母の日は、日本やアメリカよりも1週間早い5月の第1日曜日です。またコロンビアでは「母が何もしなくていい日」と位置づけられており、父や子どもが家事や料理などをおこない、母をもてなす日とされています。

世界の「父の日」

世界で祝う父の日、アメリカでは「Happy Father’s Day!!(父の日おめでとう!!)」と書かれたカードを贈ったり、電話をかけたりします。日本と同じ6月の第3日曜日が父の日ですが、日本ほどプレゼントなどにはこだわらずに感謝の気持ちを伝えることが一般的です。

タイの父の日は「国民の父」と慕われたプミポン前国王の誕生日にあたる12月5日に制定されています。

ドイツでは、父の日は4月末~6月上旬あたりの木曜日、キリスト昇天祭(祝日)と同じ日です。男同士で集まり、昼間からお酒を楽しむことが一般的です。

感謝の思いを伝えましょう

毎年6月1日の「国際親の日」は、国際デーのひとつ。子どものために、無償の愛情をそそいでくれる親に対して、感謝の気持ちをあらわす日です。また、育児における親の重要な役割や家族の責任を認識する目的もあります。

日本をはじめ、世界中には、この「国際親の日」と同じように、父親や母親、両親に感謝を思いを伝える記念日があります。言語や文化、社会情勢や経済状況などが違っても、子どもに対する親の愛情は変わりません。「国際親の日」を機会に、あらためて母親や父親に感謝の気持ちを伝えてみてください。

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文・構成/HugKum編集部

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