【SDGsの認知度調査】どれくらい知ってる?ママパパアンケートで判明した「やっていること」

SDGs

「SDGs」という言葉を聞いたことはありますか?最近では、様々な場面で見かけることも増えています。2016年の採択以降、徐々に認知度が高まりつつあり、近年では身近な言葉として浸透してきているのではないでしょうか。
とはいえ、「内容についてはまだよく知らない」という方も少なくありません。今回は、実際にママ・パパの間ではどれくらいSDGsが認知されているのかアンケートを実施しました。

SDGsはどれくらい知られている?

最近さまざまな場面で取り上げられる「SDGs(エスディージーズ)」。テレビや雑誌で特集されたり、街なかにポスターが貼られていたり、日常的に目にする機会も増えていますよね。

その意味や目的について、知っているようで知らないという方もいるでしょう。一般的にSDGsについてどれくらい知られているのか気になりますよね。

今回は0〜12歳の子どもを持つママ・パパにアンケートを取り、SDGsの認知度について調査しました。

【SDGsの認知度調査】

2015年9月の国連サミットで採択された「SDGs」。「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語では「持続可能な開発目標」と言います。

あらゆる困難に直面している今、地球の資源を守りながらすべての人が安心して暮らし続けられるためには、さまざまな対策が必要です。そこで世界で17の目標を立て、課題解決に向けて細かく指標を定めました。これがSDGsです。

国連で定められたと聞くと、難しそうに思えますがいったい認知度はどれくらいなのでしょうか。

Q.「SDGs」という言葉を聞いたことがありますか?

回答を見ると、およそ8割以上の方が「SDGs」という言葉を聞いたことがあるようですね。17色で彩られたサークル型のロゴを見たことがある方も多いでしょう。また、「サステナブル」という言葉も至るところで耳にするようになりました。

2021年は国連サミットでの採択から5年が経ちますが、採択当初からしばらくの間は認知度が低かったです。その頃から比べて、一気に認知度が上がった理由のひとつとして“コロナ禍”が考えられます。

世界的にこれまで経験したことのない未曾有の事態に陥ったことで、地球や人類が抱える問題、そしてその解決策について考えるようになったのではないでしょうか。

Q.「SDGs」の内容をどのくらい知っていますか?

回答を見ると、7割弱の方が概要についても理解していることがわかります。そのうち約5%はより詳しく理解しているようです。「SDGs」という言葉を知らない方は2割弱でしたが、内容については3割以上の方が知らないと答えています。

アンケートを詳しく見ていくと、ニュースを見ていて知ったという方が多いですね。SDGsに関する取り組みを進めている企業も増えているので、職場で知ったという方もいました。

学校や幼稚園でもSDGsについての話を聞いたり、カリキュラムに取り組んだりする機会も増えているようです。子ども達の未来につながる取り組みなので、親子で考えていきたいですね。

「テレビニュースで知りました。最初ジェンダーレス社会についての話題でしたが、他のニュースでもっと広域な話だと知りました。」(30代・大阪府・子ども2人)
「株の購入を検討する際にcsr情報を閲覧した時に知った。テレビ番組で 知った。」(50代・埼玉県・子ども2人)
「職場でテーマとして討論会があったので。」(50代・静岡県・子ども2人)
「コロナ前に行った某大学の文化祭で、SDGsKについての企画展を行っていて、学生さんに説明を聞いた。」(30代・東京都・子ども3人)
「たまたま読んだ漫画に出ており、そこで言葉を知り、その後ニュースで見て内容を知りました。また、子供が学校にSDGsのポスターが貼ってあると言っていたので、そこから検索して一緒に調べたことで覚えました。」(30代・神奈川県・子ども1人)

Q.「SDGs」を意識して行動していることはありますか?

エアコンの温度調整

「SDGs」は決して私たちの生活から遠いところにある事柄ではありません。日々の暮らしのなかでも、できることがたくさんあります。

回答者のママパパたちも、できる範囲でSDGsを意識した行動をとっているようですよ。エコバッグの利用やカトラリー提供を断ることは、すぐにでもできそうですね。

資源や環境を考えた取り組みとしては、エアコンの温度調整も身近にできることのひとつ。省エネな行動はSDGs達成につながります。

フードロスをなくすために「食べ切れる分だけ買う」「残さず食べる」ことを心がけるのも大切です。食育の一環として取り入れ、子どもにも“自分ごと”として感じてもらいたいですね。

「レジ袋をもらわずエコバッグを使ったり、再利用したりしている」(40代・北海道・子ども3人)
「コンビニなどで、箸やスプーンをもらわない」(40代・埼玉県・子ども3人)
「リサイクル製品を優先して購入する。」(50代・神奈川県・子ども2人)
「エアコンの設定温度の調節(夏なら下げすぎない、冬なら上げすぎない)、お風呂は、シャワーではなく湯船から洗面器に湯を取り、髪や顔を洗う。」(30代・神奈川県・子ども1人)
「フードロスをなくす。ゴミを減らす。」(30代・東京都・子ども3人)

「ジェンダーレス 差別はしない」(40代・香川県・子ども2人)

SDGsについておさらいしよう

今では認知度が高い「SDGs」。定められた目標達成のためには、ひとりひとりの心がけや行動が必要不可欠です。SDGsが採択された背景や、目標、私たちができることについて、今一度復習してみましょう!

SDGsとは?

冒頭でも説明した通り、「Sustainable Development Goals」の略称です。地球温暖化や感染症の拡大、紛争地域で起きている問題、人種差別……。地球と人類は今、さまざまな脅威にさらされ、たくさんの課題を抱えています。

このままでは危機的状況に陥り、私たちの生活も危ぶまれます。「このままではいけない!」とあらゆる方面から解決に導くために17 の目標を定めました。

2030年までの達成を目指しており、世界各地でさまざまな取り組みが行われています。国単位、企業単位でなければできないこともあれば、個人でもできることもたくさんあります。

大切なのは、心がけ。どんな課題を抱えているのか、その理由とは何かを知り、“自分ごと”として落とし込むと「何ができるか」が見えてくるはずです。

目標によっては規模が大きく、なかなか“自分ごと”として考えるのが難しいこともありますが、どれもどこかで私たちの生活につながっている事柄です。深堀りしていったり、枝分かれさせていったり、自分とSDGsの接点を探してみましょう。

達成すべき17の目標とは

SDGs17の目標

SDGsで定められた17の目標についてご紹介します。

  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロ
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任 つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

環境や資源、生態系の保護に関する内容や、人種やジェンダー、働き方や教育など多様な目標が示されています。

それぞれの詳しい内容については、HugKum内でも紹介しているので、ぜひ見てみてくださいね。

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子どもにわかりやすく説明するには

SDGsに出てくる内容は、子どもにとって難しいことや想像しづらいことも。SDGsを意識した行動をとるためには、まず共感することが鍵となります。わかりやすく伝えるために、さまざまな方法がありますが、なかでもおすすめなのは絵本を使った説明です。

フードロスや環境問題、紛争地域の子どもたちの状況や多様性についてなど、子どもでもイメージしやすく描かれた絵本がたくさんあります。

まず絵本を使って情報の引き出しを作ってあげると、ニュースなどでSDGsに関する内容を見た時に気づきがあると思います。絵本は親子のコミュニケーションツールとしても最適なので、活用してみてくださいね。

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SDGsの認知度高まる!日常の中でアクションを起こそう

今回のアンケートでは、SDGsの認知度が高いことがわかりました。8割以上の方が言葉を知っていて、6割以上の方が内容をしっかりと理解しています。また、日頃からSDGsを意識した行動をとっている方も多いですね。

2030年までの目標達成のためには、まだまだ課題が残っているのが現状。今後は、ひとりひとりの行動がさらに重要となるでしょう。親子間でもSDGsについて話題にしながら、日常の中でできるアクションを始めてみませんか?

 

文/秋音ゆう

SDGsとは?

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