整理収納アドバイザー直伝!急な雨でも慌てない!レイングッズのスッキリ収納術&選び方のコツ

「家事育児に追われて家の中がゴチャゴチャ!」「本当はスッキリ暮らしたいのに…」という悩みを抱えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。子どもとの暮らしに“整理収納のコツ”を取り入れると、親の負担やストレスが減り、子どもの生活力を育むことができます。 8歳、6歳、4歳の3児の母である整理収納アドバイザー・水谷妙子が隔週でお届けする「整理収納のコツ」シリーズ。 今回のテーマは「レイングッズのスッキリ収納術&選び方のコツ」です。

子育て世代はレイングッズがたくさん!

雨が続くとレイングッズを使う機会が増えますね。特に子育て世代は、傘、子どものレインコート、ベビーカーのレインカバー、自転車用に乗る時のアイテムなど、さまざまなレイングッズを使う機会がありますよね。いざという時に素早く、そして快適に使えるように。この機会に一緒に見直してみましょう!

レイングッズは玄関に近い場所に置く


収納の基本は、使う場所の近くに置くこと。レイングッズは玄関周辺に収納しておくと、外に出てから「雨だ!」「もうすぐ降りそう!」と戻っても、靴を脱ぐことなく素早く取り出すことができますね。

わが家はほとんどのレイングッズは玄関の靴収納の中に置いています。レイングッズ以外にも、掃除用品、よく使うポイントカードなど「玄関周辺にあると便利なモノ」を収納しています。そのスペースを確保するため、靴で収納が満杯にならないように定期的に見直し、家族の靴の全体量を調整しています。

使用後の濡れたレイングッズは扉にひっかけて使えるタイプのドアフックを活用。このように近い場所に一時置き場を設けておくと、乾燥から収納までノンストップで完了できます。

ただし、作り付け収納の大きさはそれぞれ異なりますし、モノの量も個人差があります。玄関周辺に置くことが難しいケースもあるでしょう。その場合でも、なるべく玄関に一歩でも1メートルでも玄関に近い場所に収納できるよう、今あるモノの配置を少しずつ見直すことをオススメします。

どこに置いたら便利?をしっかり考える

レイングッズは基本的に玄関に収納!と書きましたが、本当によく使うモノや、忘れやすいモノなどはその限りではありません。別の場所に置いた方が便利な場合もあります。

例えば、折りたたみ傘。皆さんは、長傘と折りたたみ傘をどのように使い分けていますか?

わが家は長傘よりも折りたたみ傘の方をよく使います。長傘を使う場面は、外出前から強い雨が降っている時や、一日中雨が続くとわかっている時。実はそれほど出番が多くありません。

一方、折り畳み傘を使う場面は、小雨で帰りには雨が上がりそうな時や、電車で移動する時などは身軽にしたい時、晴雨兼用タイプなので夏場は日傘としても使うので、使用頻度が高いです。

そのため、折りたたみ傘の収納場所は普段よく使うカバンの隣です。こうしておくと「外出時に持って行く?行かない?」をすぐに判断できますし、スルーせず必ず見る場所などでウッカリ忘れにくくなります。ちなみに、夫は通勤バッグ、小学生の娘もランドセルの中に折りたたみ傘を入れています。「その方が安心できるから」だそうです。

この他にも、過去に「急に雨に降られて困った!」という経験があれば、それを生かして備えることができます。

例えば、ベビーカーとレインカバーは必ずセットにしておく、自転車のカゴの中に常にレイングッズを入れておく、車の中に傘やレインコートを積んでおくなど。皆さんそれぞれの経験や行動パターンに合わせて「どこに置いたら便利?」を考えてみましょう。

長傘は壁面に沿うように置く

子ども用は全長約50cm〜、大人用は全長約80cm〜90cmと、どうしても収納場所を取ってしまう長傘。収納のコツは、普段の暮らしの邪魔になりにくいよう、できるだけ壁面に沿うように置くことです。

傘立てを設置する場合は、なるべくコンパクトで玄関の端に寄せて置けるモノを選びます。コンパクトな傘立ては、長傘の重さに負けて倒れてしまうこともあるので、ある程度の重さがあるタイプを選べば転倒を防ぐことができます。

収納したい本数が少ない場合、玄関ドア裏を活用する方法もあります。上の画像はダイソーの「マグネットタイプ傘たて」を使用した様子です。ホルダーが2つに分かれており、傘の長さに合わせて固定位置を調節できるので便利です。黒と白の2色展開です。

ちなみに、わが家の長傘の定位置は、作り付け収納の中。元々収納の手前に付いていたバーを一番奥に移動させ、大人用の長傘をかけています。右側面にも元々付いていたフックが3つあり、そこを活用して子ども用の長傘をかけています。左側面は掃除用のほうきやモップを収納。壁面に沿わせるようにすることで、それぞれを出し入れする時に引っかかりにくくなります。

長傘は急な雨に降られた時に間に合わせで買うことも多く、ついつい増えがち。どんなご家庭でも共通して言えることは、不必要に持ち過ぎないこと。どんなに収納ワザや収納グッズを駆使しても、たくさんあると出し入れしにくくなります。壊れた傘や使いにくい傘は、この機会に整理しましょう。

レインコートは袋にまとめる

レインコートは生地にハリがあり、防水・撥水加工が施されています。そのため、広がりやすくかさばってしまうので悩ましいアイテム。基本的には、レインコートは袋にまとめておくと扱いやすくなります。

付属の収納袋があれば活用しますが、袋が無かったり、袋のサイズがギリギリで入れにくい場合は別で用意します。わが家は画像のように持ち手付きのメッシュケースに子ども3人分をまとめて収納しています。ひとまとめにしておけば、天気が怪しいなという時にサッと持ち出すことができます。

遠足や校外学習などで個別に持ち出す時は、キッチンで使っている透明ジップ袋や、半透明のスライダー付きのケースを活用すると、中身がパッと把握できますね。マスキングテープやシールを活用して記名すれば、より識別しやすくなります。

ただし、レイングッズは季節によって使用頻度が異なる場合も。いつも同じ収納が良いとは限りません。例えばレインコートは、雨が続く梅雨時期はハンガーやフックに吊るして出しっぱなしにして、それ以外の時期はコンパクトに収納しておくなど、収納方法を適宜変えてもいいですね。それぞれのアイテムに対して「いつ、どうやって使う?」と具体的に想定してみましょう!

レインコートは目立つことが大事

最後に、レインコートの色についてお伝えします。わが家の3人の子ども達のレインコートは黄色と白のギンガムチェックです。姉、弟、弟というきょうだい構成なので、サイズアウトしてもお下がりしやすいよう、男女どちらでも使いやすい色を選びました。

実はそれ以外にも、この色を選んだ理由があります。それは、黄色や白は他の色に比べて視認性が高いという点です。雨で薄暗い時は視界が悪くなりやすく、全身をすっぽり覆ってしまうレインコートは、選ぶ色によっては周りの風景に溶け込んでしまいます。遠くからでも目立ちやすい色を選べば、車や自転車からも認識されやすく、事故防止に繋がるそうです。

子どもが使うアイテムは本人の好みもあり、なかなか難しいケースもあると思いますが、もし選ぶことができるのであれば黄色もしくは白に近い明るい色だと安心ですね。ただし、雪国の場合は白に近い色だと雪の色に溶け込んでしまい、逆に危険になる場合もあるそうなので、それぞれの環境に合わせて選んで下さい。

いかがでしたか?すぐに実践できるレイングッズ収納法&選び方のコツをご紹介しました。参考になれば嬉しいです。

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記事監修

整理収納アドバイザー
水谷妙子
無印良品で商品企画&デザインを13年間務める。手がけた商品は500点超。調べた他社商品は5,000点超。2018年「ものとかぞく」を起業し、個人宅や店舗などの整理収納サービスやお片づけ講座を行うかたわら、雑誌やWebでも活動中。フォロワー6万人を超えるInstagramでは、マネしやすい整理収納アイデアやモノ選び情報を発信中。8歳6歳4歳の3児の母。

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