あと一品欲しい!助かる『副菜』の簡単レシピ&アイディア集

食事を作ったものの、なんだか色味が足りない、栄養が偏っている気がする、と思うことってありますよね。そんな時には何か一品加えたいもの。でも、もう凝ったものは作れない・・・そんな時には簡単に作れる副菜があると大助かり。

副菜の簡単レシピをご紹介!

今回は、0〜12歳の子を持つ子育て世代のママ・パパに副菜のレシピをリサーチ。簡単アイディアがたくさん挙がってきました。また、プロが作る副菜レシピもたっぷりご紹介。これで副菜選びに悩むこともなくなるはず。

副菜とは?

食事は一汁三菜を意識している人が多いですよね。一汁三菜の場合、汁物、主食=ご飯・パン、主菜=メイン料理(肉・魚類)、副菜=メイン以外の野菜類となることがほとんど。また、副菜は一つではなく、栄養バランスを考えて二つ〜三つ作ることも。

お手軽!簡単に作れる副菜アイディア集

何か足りないという時に、一品パパッと加えられる副菜のアイディアをママ・パパにリサーチ。すぐにマネできるものばかりが揃いました。

きゅうりの塩昆布和え

野菜を何か追加したい、という時にぴったりなのがこちら。塩昆布は常備しておくと便利ですね。

「きゅうりの塩昆布和え。スライスして塩昆布と和えるだけで浅漬け風になる。簡単に作れるけど箸休めにもご飯のいいおかずにもなる」(30代・愛媛県・子ども2人)

納豆キムチ豆腐

納豆にキムチと体にいい発酵食品を豆腐に乗せるだけ、という栄養ばっちりな副菜ですね。

「納豆キムチを豆腐にのせる。調理や味付けの手間なく美味しく出来る」(40代・兵庫県・子ども1人)

トマトとブロッコリースプラウトのゴマドレ和え

甘みがあり子どもが大好きなゴマドレッシングで、野菜の栄養がしっかり摂れる副菜です。

「トマトとブロッコリースプラウトをゴマドレで和える。簡単でおいしくて、栄養も取れるから」(40代・兵庫県・子ども2人)

冷凍ホウレン草で胡麻和え

時間がない時に活用したいのが冷凍ほうれん草。簡単に解凍できるので、ゴマと和えればあっという間に完成。

「冷凍のほうれん草に胡麻和えのもとをかけ簡単ほうれん草の胡麻和え。簡単で美味しい 」(30代・栃木県・子ども1人)

キュウリの味噌マヨディップ

あともう一品という時に便利なのがこちら。みそとマヨは大人も子どもも満足な味付けですね。

「キュウリに味噌マヨネーズを付ける。キュウリを切って、みそとマヨネーズを混ぜるだけ」(30代・茨城県・子ども1人)

ピーマンの醤油炒め

野菜が苦手な子どもも食べやすそうな醤油炒め。調味料一つなので、すぐに作れますね。

「細切りピーマンを多めの油・強火で炒め、味付けは醤油のみ、焦げる寸前に取り出す。家族に人気」(30代・大阪府・子ども1人)

焼きナス

皮は取らずに、フライパンで焼いただけの焼きナス。生姜醤油がとても合いますよね。

「なす焼きです。焼いたなすに、しょうが醤油をつけて食べます。ただ切って焼くだけなので簡単です。私はとても好きで、おいしいです。 子どもも食べてくれます。」(40代・埼玉県・子ども2人)

山芋のチーズ焼き

スライスした山芋にチーズの乗せて焼く山芋チーズ焼き。芋なので、満足感のある副菜になりますね。

「山芋のチーズ焼き。簡単かつ小さなボリュームでも満足感がある」(40代・千葉県・子ども1人)

ちくわのチーズ焼き

ちくわの穴にチーズを入れて焼くレシピ。とろりと溶けたチーズで、子どもも大好きなメニューですよね。

「ちくわチーズ焼き。簡単に出来てたんぱく質もとれる」(30代・大阪府・子ども1人)

にんじんのしりしり

ビタミンやカロチンが豊富なにんじんは副菜に一品加えると栄養バランスが摂りやすいもの。しりしりはどんな味付けもおいしいので大活躍ですね。

「にんじんしりしり。味付けはハーブソルト、めんつゆ、ウインナーを細切りにして一緒に炒めるなどマンネリしない味にする。人参は常備野菜であり彩りが良いうえに栄養価も高い」(40代・長崎県・子ども2人)

卵料理をローテーション

栄養価の高い卵料理はたくさんの調理方法があるので、洋食にも和食にも何かしら合わせることができるので便利ですよね。

 「茹で卵、味卵、目玉焼き、卵焼き、スクランブルエッグはローテーションでだしています。子どもも大人も好きなので、使いやすい。毎日出しても飽きないから、主婦の味方です。味卵は作り置きしておけるので、非常に使い勝手がいいし、しっかりした味付けなのでごはんが進みます。」(30代・東京都・子ども1人)

鯖缶をそのまま

アレンジ料理としても人気の鯖缶は、そのまま食べてもご飯が進むので、忙しい時にも頼れる副菜ですね。

「鯖の缶詰め。身体に良いので、罪悪感が少ない」(40代・東京都・子ども2人)

定番の副菜おすすめレシピ

ここからは、プロの料理研究家さんが提案する副菜のレシピをご紹介。まずは副菜の定番レシピです。

【1】だし巻き卵

和食の定番だし巻き卵。中をちょっと半熟にして巻くとふんわりしますよ。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
卵 6個

【A】
水 120cc
和風だしの素 小さじ1/2
みりん 大さじ1
酒 小さじ1
塩 少々

サラダ油 小さじ2

◆作り方

【1】耐熱容器に【A】の水とだしの素を入れ、電子レンジ500Wで1分ほど加熱する。熱いうちに、ほかの材料を加えて混ぜる。
【2】ボウルに卵を割りほぐし、菜箸で切るように混ぜ、【1】を加えて混ぜる(卵をほぐしたときに空気が入ることで、ふっくら焼ける。時間がたつと空気が減るので、焼く直前にほぐす。ほぐすときは泡立てると、なめらかに仕上がらないので注意する)。
【3】卵焼き器を中火で熱し、サラダ油の半量を広げる。箸先に【2】を少量つけてたらし、ジュッとすぐに固まれば適温。
【4】余分な油をペーパーで拭きとり、【2】 1/6量を流し入れ、大きな気泡ができたらつぶし、半熟状のうちに奥から手前に折りたたむように巻く(中に半熟状の部分を作ることでやわらかい食感になる)。
【5】卵焼き器の表面を油のついたペーパ ーで拭き、巻いた卵を奥に移動させ、【2】の1/5量を流し入れ、巻いた卵を菜箸で持ち上げて液を流し入れる。
【6】半熟状になったら、奥から手前に巻く。同様にもう1回繰り返す。残りの卵液で、同じ作業を繰り返し、もう1本作る。
【7】焼きあがったら、熱いうちにラップを敷いた巻きすで包み、1~2分おいて形を整え、食べやすく切り分ける。
*大根おろし、しょうゆを添えても。

◆ポイント

巻いた卵を奥に移動して、卵液を流す。

卵液が半熟のうちに、奥から手前に巻いてくる。

教えてくれたのは


ABC Cooking Studioさん

ABC Cooking Studioは、初心者の方にもおすすめの、料理・パン・ケーキ作りが楽しく学べる女性専用の料理教室です。少人数レッスン、復習にも最適なイラストレシピ、 HPや携帯からの予約など、システムが充実。入会金不要、1回完結の「1dayレッスン」や授業の雰囲気を体験できる「体験レッスン」を毎日開催しています。

『ベビーブック』2012年9月号

【2】きんぴらごぼう

ピーラーのささがきでやさしい食感に。ふんわり仕上がれば子供もパクパク。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
ごぼう 100g
にんじん 30g
ごま油 小さじ1

【A】
水 大さじ3
砂糖 小さじ1
酒 小さじ2

【B】
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ1

◆作り方

【1】ごぼうはたわしでこすり洗いをして(皮の近くに風味があるので、皮をむかずに、泥を洗い落とす)、ピーラ ーでささがきにする(ささがきとは削ること)。水にさらしてアク抜きをし、水けをよくきる。
【2】にんじんは皮をむいて、せん切りにする。
【3】フライパンにごま油を熱し、ごぼうを加えて中火~強火で3分ほど炒め、にんじんを加えて、しんなりするまで2分ほど炒める。
【4】火を止めて、【A】を加え、火をつけて砂糖を溶かす(調味料が少ないので、焦げないように一度火を止める)。
【5】再び火を止めて、【B】を加え、やや強めの火加減で汁けがほとんどなくなるまで3分ほど煮詰める。火を止め、ふたをしてそのままおく。
*白炒りごまを混ぜ合わせても。

◆ポイント

ささがきをピーラーで行うと、薄く切れるので、食感がよくなる。酢水にさらすと白く仕上がるが、風味も抜けるので、今回は水でさらす。

教えてくれたのは


ABC Cooking Studioさん

ABC Cooking Studioは、初心者の方にもおすすめの、料理・パン・ケーキ作りが楽しく学べる女性専用の料理教室です。少人数レッスン、復習にも最適なイラストレシピ、 HPや携帯からの予約など、システムが充実。入会金不要、1回完結の「1dayレッスン」や授業の雰囲気を体験できる「体験レッスン」を毎日開催しています。

『ベビーブック』2012年9月号

【3】ひじきの煮物

乾物はゆっくり時間をかけて戻す。オーソドックスなお惣菜は味付けをしっかり覚えて「わが家の味」を完成させたいですね。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
ひじき(乾) 10g
にんじん 30g
油揚げ 15g
大豆(水煮) 大さじ3
ごま油 小さじ1

【A】
水 100cc~
酒 大さじ1
砂糖 小さじ2

しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ1

◆作り方

【1】ひじきはサッと洗って汚れを落とす。たっぷりの水に入れて、15~30分おいて戻す。ざるにとって水けをよくきる。
【2】にんじんは皮をむき、せん切りにする。
【3】油揚げは、両面に熱湯をかけて、油抜きをし(油臭さを除き、カロリーを落とせる。味のしみ込みがよくなる)、縦半分に切ってせん切りにする。
【4】鍋にごま油を熱し、【1】~【3】を加え、にんじんがしんなりするまで、中火で4分ほど炒める。
【5】大豆を加えてサッと炒め、【A】を加えて煮る。
【6】ひと煮立ちして、アクが出たら除き、2~3分煮る。しょうゆ小さじ1とみりんを回し入れ、全体を混ぜて落としぶたをし、にんじんがやわらかくなるまで、弱めの中火で8分ほど煮る。
【7】仕上げに残りのしょうゆを回し入れ、火を強めて1分ほど煮る。ふたをしてそのままおく。

◆ポイント

ひじきは、たっぷりの水で、ゆっくり時間をかけて戻す。

戻った状態。完全に戻っていないと芯が残ることがある。

教えてくれたのは


ABC Cooking Studioさん

ABC Cooking Studioは、初心者の方にもおすすめの、料理・パン・ケーキ作りが楽しく学べる女性専用の料理教室です。少人数レッスン、復習にも最適なイラストレシピ、 HPや携帯からの予約など、システムが充実。入会金不要、1回完結の「1dayレッスン」や授業の雰囲気を体験できる「体験レッスン」を毎日開催しています。

『ベビーブック』2012年9月号

お弁当をラクにする!人気の定番おかず31選|定番メニューで悩まないお弁当作り
毎日のお弁当メニューに悩む方も多いと思いますが、やっぱり押さえておきたいのが人気の定番おかず。から揚げやナゲット、ミートボール、肉巻きなどの...

和食に合う副菜レシピ

今日は和食、という日にぴったりの副菜レシピをご紹介。メインの和食の味を邪魔しないレシピがおすすめ。

【1】きのこの煮浸し風

耐熱容器に材料を入れたらレンジでチン!とするだけ。かつお節としめじの風味が広がります。

◆材料

(大人1人+子ども2人分)
しめじ 100g(正味約80g)

【A】
かつお節 3g
水、みりん 各大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。

◆作り方

【1】耐熱容器に【A】を入れ、石づきを取ってほぐしたしめじを入れる。ラップをふんわりかけて電子レンジで2分ほど(500Wの場合)加熱。そのまま冷ます。

教えてくれたのは


松見早枝子さん

料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。

『めばえ』2016年10月号

 

【2】かぼちゃのレンジ甘煮

かぼちゃの煮物はレンジを使ってスピード調理!最初に砂糖をまぶしてしっとり仕上げます。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
かぼちゃ 1/4個
砂糖 大さじ2

【A】
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
水 3/4カップ

◆作り方

【1】かぼちゃはワタを除いて一口大に切り、耐熱容器に入れ、砂糖をまぶし、【A】を加えて、ふんわりラップをかける。
【2】【1】を電子レンジで6分加熱し、軽く混ぜてさらに1~2分加熱する。

教えてくれたのは


ほりえさちこさん

栄養士、フードコーディネー ター、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした 簡単で栄養バランスのとれた料 理やかわいいレシピが人気。

『ベビーブック』2015年8月号

【3】ピーナッツなます

「紅白なます」にひと味、ピーナッツを加えることでコクが出ます。子供たちにも大好評。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
大根 1/4本
にんじん 1/4本
塩 小さじ1/4
酢 小さじ1

【A】
ピーナッツバター(甘味の少ないもの) 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
しょうゆ 大さじ1/2

◆作り方

【1】大根とにんじんは太めのせん切りにし、塩をふってよくもむ。水気を絞り、酢を混ぜる。
【2】【A】を混ぜ合わせ、【1】の水気を絞って加え混ぜる。

教えてくれたのは

神みよ子さん

フードコーディネーター。編集プロダクション勤務、フリーランス編集者を経て、料理の世界へ。おいしく、楽しく、簡単なオリジナル料理をはじめ、キャラクターメニューの精巧さにも定評がある。

『ベビーブック』2011年1月号

和食の献立|魚や季節の旬素材をたっぷり!子どもに食べさせたい和食献立50選
魚がメイン!あっさり風味の和食献立 【1】あじの竜田揚げ 魚料理の基本、三枚おろしを覚えたら、みりんとしょうゆで下味をつけて揚げれば味が...

さっぱり系の副菜レシピ

メイン料理がボリュームがあったり、揚げ物など油分が多いものの場合、口休めにさっぱりした副菜が欲しくなりますよね。

【1】ミニトマトの甘酢漬け

甘酢液を作ったら、15分間漬けるだけ。甘みのある味なので子供もおいしく食べられます

◆材料

(ミニトマト8個分)
ミニトマト 8個

【A】(甘酢だれ)
酢 大さじ2
砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/4
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。

◆作り方

【1】ミニトマトはへたを取って横半分に切り、【A】と一緒にビニール袋に入れ、口を閉じて冷蔵庫で15分ほどおく。

教えてくれたのは


松見早枝子さん

料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。

『めばえ』2016年10月号

【2】山形だし

夏野菜がたっぷりとれる人気の郷土料理。火を使わずに調理できるのもうれしい♪

◆材料

(作りやすい分量)
なす 1本
オクラ 3本
きゅうり 1/2本
大葉 3枚
生姜 1片
がごめ昆布※ 5g
だししょう油だれ 全量

◆作り方

【1】なす、オクラ、きゅうり、大葉は粗みじん切り、生姜はみじん切りにする。なす、きゅうりはそれぞれ薄い塩水(分量外)に30分浸し、手でギュッと絞って水気を切る。大葉は水に浸して、同様に水気を切る。
【2】【1】とがごめ昆布、だししょう油だれを保存容器に入れ、よく混ぜる。※ひと晩置くと、味がしみておいしい。
※かごめ昆布は、細切り昆布や納豆昆布として販売されている場合もあります。

◆ポイント

【だししょう油だれ】
だし 大さじ3
しょう油 大さじ1
みりん 大さじ1/2
※だしは、昆布やカツオ節から取るほか、市販の白だし・顆粒だしを使ってもOK。その場合は、表示どおりの濃度に薄めて使いましょう。みりんは耐熱容器に入れてラップをせず、電子レンジで約40秒加熱(600Wの場合)して沸騰させ、アルコール分を飛ばします。

教えてくれたのは


橋本加名子さん

料理研究家・栄養士・フードコーディネーター。料理教室「おいしいスプーン」主宰。働きながらの子育て経験を活かし、簡単でも〝手抜き〟ではないおいしい家庭料理を提案。雑誌や書籍、WEB発信のほか、企業のメニューコンサルティングなども行う。

『めばえ』2018年8月号

【3】切り干し大根ときくらげのサラダ

 

コリコリ、モグモグ、かめる素材がてんこ盛り!子どものあごの発達にも貢献してくれるレシピです。

◆材料

(3~4人分)
切り干し大根 20g
きくらげ 5個
にんじん 40g
きゅうり 1/2本
ツナ缶(ノンオイル) 1缶(70g前後)

【A】
しょうゆ 大さじ1/2
酢 大さじ1
ごま油 大さじ2
塩 ひとつまみ

◆作り方

【1】切り干し大根は水で戻してざく切りにし、水気を絞る。きくらげは硬い部分を取り除き、熱湯でサッとゆでて、食べやすい大きさにちぎる。にんじん、きゅうりはせん切りにする。
【2】ボウルに【A】を入れて混ぜ、ツナ、【1】を加えてあえる。

◆ポイント

歯応えのある切り干し大根が、咀しゃくを促す。

教えてくれたのは


渥美まゆ美さん

あつみまゆみ/管理栄養士。フードコーディネーター。健康運動指導士。保育園勤務で子どもの料理提供に関わる。料理講師やセミナー講師などフリーランスで活動後、「株式会社Smile meal」を設立。食育など食と健康に関わる活動を行う。2児の母。

『めばえ』2018年1月号

具材1つで作れる副菜レシピ

もう冷蔵庫に食材がない!なんて時に助けてくれる、具材一つで作れるレシピをご紹介。覚えておくと安心。

【1】ふわふわマッシュポテト

じゃがいもをたっぷり使ったマッシュポテトは、付け合わせの定番。牛乳でのばして口あたりをよくします。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
じゃがいも 3個
牛乳 1/2カップ
塩 少々

◆作り方

【1】じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で3~4分加熱する。熱いうちになめらかにつぶす。
【2】小鍋に牛乳を入れて温め、【1】に少しずつ加えて泡立て器で混ぜる。塩で調味する。

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。

『ベビーブック』2013年8月号

【2】さつまいものみそきんぴら

みその風味が香ばしい!お弁当で一品足りない時にも重宝します。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
さつまいも 1本(250g)

【A】
みそ 大さじ1
酒 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1

ごま油 大さじ1
白炒りごま 適量

◆作り方

【1】さつまいもは7~8mm厚さの斜め切りにしてからせん切りにし、水にさらす。水けをしっかり拭く。
【2】フライパンにごま油を熱して【1】を炒め、皮の色が鮮やかになったら、混ぜ合わせた【A】を加え、汁けがなくなるまで炒める。
【3】器に盛って、ごまをふる。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

22歳で結婚し、二女を出産後、30歳で料理の世界に復帰。簡単でおいしく、栄養バランスのいいレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2011年11月号

【3】うずら卵のゆかりピクルス

ゆかりに漬けるだけ。簡単にピンク色になるので子供も大人も興味津々。ゆかりの塩気と酸味が後ひくおいしさです

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
うずらの卵(水煮) 6個

【A】
水 1/2カップ
ゆかり 大さじ1
酢・砂糖 各小さじ2

◆作り方

【1】密閉式保存袋に【A】を入れて混ぜ、うずらの卵を入れ、空気を抜いて口をしっかりと閉じる。30分ほど漬ける。

教えてくれたのは


市瀬 悦子さん

フードコーディネーター、料理研究家。テーマは「おいしくて、作りやすい家庭料理」。NHKEテレ「すすめ!キッチン戦隊クックルン」の料理も監修。

『ベビーブック』2013年12月号

献立に役立つ副菜レシピ|キャベツ、白菜、大根などの常備食材で手軽にできる副菜
「今日の献立、メインは決まったけれど、あと一品どうしよう?」と悩んだときにおすすめの副菜レシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)...

作り置きに便利な副菜レシピ

副菜もいくつか作り置きをしておくと、毎日悩むことなくパッと出せて便利ですよね。

【1】ポテトオムレツ

オムレツにじゃがいもを入れてふんわり食感に。余計な味つけをしない、素朴でやさしい味わいです。カレー粉を振ってもおいしい!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
卵 3個
じゃがいも 中1/3個(60g)
塩 小さじ1/4
サラダ油 小さじ1

◆作り方

【1】じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、柔らかくゆでる。湯をきり、熱いうちにフォークで粗くつぶし、粗熱をとる。
【2】卵は割りほぐし、【1】と塩を加えて混ぜ合わせる。
【3】卵焼き用のフライパン(なければ小さめのフライパン)にサラダ油を中火で熱し、【2】を流し入れる。箸で全体を混ぜて半熟状にし、フライ返しで半分に折りたたむ。
【4】弱火にしてそのまま3分焼き、返してさらに3分焼く。食べやすく切って詰める。大人用には好みでカレー粉を振っても。

◆ポイント

卵液が半熟のうちに折りたためば、巻かなくても厚みのある卵焼きができる。

教えてくれたのは


黄川田としえさん

料理家、フードスタイリスト。1 男1 女の母。tottoちゃんの愛称で「tottorante」を主宰。子どもの心と体を支える、ぬくもりと彩りにあふれた食卓にファンが多い。インスタ(@tottokikawada)

『ベビーブック』2018年4月号

【2】かぼちゃのごまチーズボール

コロコロかわいい一口サイズ。スナック感覚で食べられる!

◆材料

(約15個分)
かぼちゃ 150g
クリームチーズ 15g
小麦粉 20g
塩 少々
白いりごま 大さじ1
揚げ油 適宜

◆作り方

【1】かぼちゃはわたと種を取り除き、ラップに包んで電子レンジで4分ほど(600Wの場合)加熱する。柔らかくなったら取り出して皮を取り除き、ボウルに入れてなめらかになるまでつぶす。熱いうちにクリームチーズを混ぜ、小麦粉、塩、いりごまを加えてよく混ぜ、一口大に丸める。
【2】【1】を中温の揚げ油で転がしながらこんがりと揚げ、油を切る。
【3】器に盛り、いりごま(分量外)をふる。

教えてくれたのは


コウ ケンテツさん

料理研究家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。

『めばえ』2018年3月号

【3】ほうれん草とハムのケチャップソテー

大人気のケチャップで、子供が食べやすい味つけにアレンジ!いつもの炒め物の目先が変わります。

◆材料

(大人1人分+子ども1人分)
ほうれん草 1/4束(50g)
ロースハム 2枚
サラダ油 少々
トマトケチャップ・塩 各少々

◆作り方

【1】ほうれん草はサッと塩ゆでし、冷水にとって水けを絞り、3cm幅に切る。ハムは横半分に切ってから縦に細切りにする。
【2】フライパンにサラダ油を熱して【1】をサッと炒め、ケチャップと塩で調味する。

教えてくれたのは


市瀬悦子さん

フードコーディネーター、料理研究家。テーマは「おいしくて、作りやすい家庭料理」。NHK Eテレ『クッキンアイドル アイ! マイ! まいん! (2013年3月で放送終了)の料理も監修。

『ベビーブック』2015年4月号

作り置きできるおすすめレシピ52選|鶏肉や豚肉のおかずや野菜の常備菜をご紹介
慌ただしい平日を乗り切るため、週末作り置きしておきたいレシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選しました! ...

簡単な副菜で栄養バランスを整えて

子どもを育てていると、成長のための栄養がきちんと摂れているか、とても気になりますよね。そんな時に副菜は便利なもの。パパッと作れるものや少ない材料で作れるものをインプットしておけば、食事作りに悩むことなく安心できるはず。

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文・構成/HugKum編集部

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