【SDGsなレシピ】小松菜の根元は捨てないで!時短・おいしい・栄養たっぷり根元レシピ3品

SDGs(エス・ディー・ジーズ)というワードをよく耳にするようになりました。今回は身近な野菜を最大限使うことで、家庭から「食品ロス」を減らそう! という提案です。例えば、小松菜の根元。ザクっと切り落として捨ててはいないでしょうか? 根元までおいしく活用する方法があるんです!

キッチンから始めるSDGs

最近、よく耳にするワード、SDGs(エス・ディー・ジーズ)。

持続可能な社会に向けて世界中でさまざまな取り組みが行われています。とはいえ、「実際にどのように参加していいのか分からない」と、いうパパママも多いのではないでしょうか。

いつも使っている小松菜の根元を使って食品ロスを減らすことができます。
「え? 小松菜の根元なんて泥だらけで使えない」と不安になる方もいるかもしれません。
確かに、ほうれん草などと違って小松菜の根元は泥が多い印象がありますよね。

でも、捨てるのは待ってください!

小松菜の根元には栄養がつまってる!

小松菜はβ―カロテンやビタミンK、カリウムやカルシウムなど栄養素が豊富。クセのない味わいなので、活用の幅が広い緑黄色野菜です。

特に抗酸化作用で知られる機能性成分のファイトケミカルは、野菜の生長点である根元などに多いことが分かっています。
私たちは、知らずに1番、栄養素が高い部分を捨てているということに…。かなりもったいない話ですよね。

根元まで使い切る「裏技」公開!

根元まで活用するには、洗い方にポイントがあります。写真で段階を追って、説明していきますね。

まず、根元を切り落とします。普段、捨ててしまう方は短めに切っているかもしれませんが、根元まで使うので少し長めでOKです。

こんな感じに長めに切り落とします。

 

ここからは、普段と違う光景かもしれません()。水をはったボウルを用意し、花びらを1枚ずつはがすイメージで根元を1枚ずつペリッとはいでいきます。

 

結構、泥がついていますが大丈夫です。手で揉むと泥が落ちやすくなります。

 

最後に新しく水を替えて洗います。揉みながら泥を落としているので、水を取り替えるだけでキレイになります。水を切って調理にご活用しましょう。

 

小松菜の根元で作る簡単3品

ご紹介した洗い方を試すと、いままで捨てていた小松菜の根元が、意外と多いことに驚くはず。小松菜の根元だけで、1品作れる量を確保することができちゃいます。
では、レシピを紹介していきますね。

小松菜とピーマンのオイスターソース炒め

材料(作りやすい分量)

小松菜の根元…1束分

カラーピーマン(赤・黄)…各1

オイスターソース、醤油…各小さじ1/2

酒…大さじ1

ごま油…適量

いりごま(白)…適宜

作り方

1.小松菜の根元を1枚ずつはがしてよく洗い、ピーマンはヘタと種を取って細切りにする。

2.フライパンに油を敷いて火にかけ、①を入れて炒める。
しんなりしたら、調味料を加えて水分がなくなったら完成。

 

3.器に盛り、好みでごまをふって召し上がれ。お弁当のおかずにもオススメです!

 

小松菜とクリームチーズのおかか和え

材料(作りやすい分量)

小松菜の根元…1束分

クリームチーズ…3

薄口醤油…小さじ1/2

おかか…少々

作り方

1.小松菜の根元を1枚ずつ剥がしてよく洗い、塩少々(分量外)を加えて塩茹でし、ザルにあげて水けを切る。

 

2.①がまだ温かいうちに、食べやすく切ったクリームチーズと醤油、おかかと和えるだけ!

 

小松菜のカニカマ和え

材料(作りやすい分量)

小松菜の根元…1束分

カニカマ…4

マヨネーズ…大さじ1

ポン酢しょうゆ…小さじ1/2

 

作り方

1.小松菜の根元を1枚ずつはがしてよく洗い、塩少々(分量外)を加えて塩茹でし、ザルにあげて水けを切る。

 

2.①が温かいうちに、ほぐしたカニカマと調味料を加えて和える。

大人用は、調味料に和からしをプラスしても美味しいですよ♪

すぐできることからSDGsを始めてみよう

普段捨てていた根元で、ササっと副菜が1品作れるなんて画期的ですよね。
小松菜の栄養素がぎっしり詰まった根元をフル活用しながら、今できることからSDGsを始めてみませんか?

 

構成・文/川越光笑(たべごとライター)

 

今回の記事で取り組んだのはコレ!

  • 12 つくる責任つかう責任

SDGsとは?

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