こんなときどうする⁉ 日常に潜む「あるある」ピンチが図鑑に。状況が切なすぎて抱腹絶倒

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「ガムをのんだ」「氷が舌にくっついた」「牛乳をこぼして大洪水」…… そんなピンチに直面した経験、ありませんか?

日常に起こりうる大ピンチが図鑑になった!?

日常に起こりうる大ピンチの数々。それは大人の世界でも子どもの世界でも同じ。
絵本作家の鈴木のりたけさんが拾い上げた数々の大ピンチが「あるある」と話題です。あなたなら、さあどう対処しますか?

大ピンチレベル【6】 テープのはしが見つからない

なりやすさ★★★★★

透明で紙に貼り付けても目立ちにくいセロハンテープ。だからこそ陥りがちな大ピンチが、「テープのはしがみつからない」……。爪を立てて探してみるものの、何周してもわからず行方不明に。小さいながらも重大なピンチです!

さらにこんなピンチも…

テープがちがう紙にくっついてしまったり、ねじれてくっついてしまったり、さらには途中でなくなってしまったり……。
セロハンテープだけでなく、ガムテープやビニールテープ…さらにマスキングテープまで、日常さまざまなシーンで使う粘着テープは大ピンチの巣窟!

こんなピンチに陥ってしまった際は、いったん落ち着いて!
さらなる大惨事を招かないように、冷静に対処しましょう。

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大ピンチレベル【10】 削りかす入れが入ってなかった

なりやすさ★

鉛筆けずりを使いながら「なんだかいつもと様子がちがう」と思いきや、まさかの「削りかす入れが入っていなかった」という大ピンチ!
なりやすさレベルは「★」ですが、うっかりやってしまったときのショックと言ったら……

さらにこんなピンチも…

ちらかったけ削りかすを慌てて捨てようとしたら、かえって机やノートを汚してしまって……なんて、さらなるピンチが生じるパターンもありがちです!
汚れる可能性があるものはあらかじめ避難させてから、削りかすを片付けると良いかもしれません。

大ピンチレベル【25】 洗濯機のうしろに靴下が落ちた

なりやすさ★

脱衣場に潜む代表的なピンチのひとつが「靴下が洗濯機のうしろに落ちてしまった」……。簡単には動かせない洗濯機だからこそ、絶望感が大きいピンチです。

さらにこんなピンチも…

救出しようと洗濯機を動かしてみると、かつて消えた日用品の数々がまさかの出現……! 歯ブラシに水中眼鏡、いつのかわからないパンツ……。靴下を取りたいだけなのに、処理に困る新たなピンチに直面してしまうかも!

大ピンチレベル【50】 お湯がない

なりやすさ★★

寒い日は、はやく湯船に浸かって身体をあたためたいものですよね。服を脱いで全裸になって、浴槽のふたをあけて、さあ湯船に……と思いきや、まさかの「お湯がない」……。

どう乗り越える?

「お風呂の栓が外れてた」「そもそもボタンを押してなかった」等々、さまざまな理由によって起こり得るこのピンチ。
しかも、お湯張りをしている間のシャワーは勢いがなくて、身体が冷えてしまうかも……。まだ身体が濡れていない状態なら、一度服を着てお部屋で待つのもアリですね。
風邪を引いてしまわないように、湯船が沸いたらゆっくりとあたたまりましょう。

大ピンチレベル【74】 トイレの紙がない

なりやすさ★★★★

トイレで用を足してから「紙がない」ことに気がついた……。うしろの棚にも替えがない……! 誰にとっても身近で、誰にとっても重大すぎるピンチ!

どう乗り越える?


さまざまな困難を経験してきた大人でも、震えてしまうこのピンチ。

芯をやぶいて広げて紙代わりに……? 歌をうたいながらじっとしてる……?
誰かがいる場合は助けを呼べるけれど、そうではない場合は……。

あなたなら、どうする?

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ピンチは乗り越えるためにある!

ここまでピックアップしてきたのは、大人なら誰もが一度は経験したことがあるかもしれない日常の中の大ピンチたち。

大人にとっては慣れたものでも、子どもにとってはどれもがはじめてのことで、どれもが重大のはず。

大人になってからも度々見舞われるピンチ……

 

けれどもどんなピンチだって、ちゃんと乗り越えていくことで、そのひとつひとつがきっと子どもたちの成長につながるはず。

そう教えてくれるのは、あらゆる身近なピンチの数々を集め、ユーモラスなタッチで描く『大ピンチずかん』。

どんなピンチも乗り越えられる、勇気をくれる図鑑!

この図鑑では、多くの子どもたちがこれから直面するかもしれないピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類して順番に紹介します。さらに、その対処法や似たピンチ、起こり得るさらなるピンチをピックアップ。

さまざまなピンチとその派生を笑って読み進めているうちに、被害を最小限に抑えようとする危機管理能力や、機転をきかせて対処する感覚も身についているかも?!

そしてなにより、どんな大ピンチにも、ちょっぴり面白がりながら向き合えるようなポジティブな心を育めるはず。

大人も「あるある」と頷き、お腹の底から笑いながら楽しめる一冊。
ぜひ、親子で「こんなときどうする?」と話し合いながら読んでみてくださいね。

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鈴木のりたけ

1975年、静岡県浜松市生まれ。グラフィックデザイナーを経て絵本作家になる。『ぼくのトイレ』(PHP研究所)で第17回日本絵本賞読者賞、『しごとば東京スカイツリー』(ブロンズ新社)で、第62回小学館児童出版文化賞を受賞。絵本の作品に「しごとば」シリーズ(ブロンズ新社)、『ぼくのおふろ』『ぼくのふとん』(PHP研究所)、『かわ』(幻冬舎)、『おしりをしりたい』『おつかいくん』(小学館)、『おえかきしりとり』(講談社)などがある。2男1女の父。

構成/HugKum編集部 文/羽吹理美

 

大ピンチずかん

作・鈴木のりたけ|小学館|本体1,500円+税

「ガムを飲んだ」「トイレの紙がない」
日常に潜むあんなピンチやこんなピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと「なりやすさ」の順に紹介していく図鑑。絵本作家・鈴木のりたけさんならではのチャーミングなタッチで、身近なピンチを乗り越える術をユーモアたっぷりに教えてくれます。この一冊で備えておけば、もういつピンチが来ても大丈夫!

 

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