レイングッズは「引っかける収納」で!整理収納アドバイザー水谷妙子さんのテクニック

「家事育児に追われて家の中がゴチャゴチャ!」「本当はスッキリ暮らしたいのに…」という悩みを抱えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。子どもとの暮らしに“整理収納のコツ”を取り入れると、親の負担やストレスが減り、子どもの生活力を育むことができます。

いよいよ梅雨。レイングッズの出番です!

今回のテーマは「レイングッズ収納」。梅雨時期はレイングッズの使用機会が増えます。傘、レインコート、長靴などで玄関周りがゴチャゴチャしがち。雨の日が続いても快適に過ごせるよう、収納のコツをお伝えします。この機会に一緒に見直してみませんか?

 

まずはレイングッズの整理から!

収納ポイントをお伝えする前に確認していただきたいことがあります。「今あるレイングッズは適量か?」ということです。

例えば長傘。急な雨に降られた時に出先で買う機会もあり、意図せず増えてしまいがち。たくさんあると出し入れしにくくなるので、壊れたものや使いにくいものはこの機会に手放しましょう。

子どものサイズアウトしたレイングッズも見直し対象です。上の写真はわが家の子ども達の長靴。足が大きくなったので、梅雨入り前に3人分、一気に交換しました。レイングッズは「待機」の時間が長い割にかさばりがちなので、本当に必要なものだけを厳選しましょう。

長傘

バーに並べて引っかけて絡まり防止!

長傘の全長は、ものによってバラバラ。家族全員分を一箇所にギュッとまとめて収納すると、取り出す時に絡まったり自分の傘が見つからなかったり…。ハンドルをバーに引っかけて収納すると、一覧しやすく必要な時にサッと取り出せます。

わが家の長傘の定位置は、作りつけの玄関収納の中。元々はバーが収納の手前側に設置されていたのですが、使いにくかったので奥側に移動。バーに長傘や靴べらを引っかけて収納したところ、出し入れしやすくなりました。ただ、こういった作りつけ収納がないケースも多いですよね。

長傘を引っかけるアイデア

バーがない環境でも、グッズを活用すれば一気に使いやすくなります。玄関ドアを利用してマグネット式のバーを貼り付ける方法は、どんなお宅でも取り入れやすいアイデア。上の写真はスリーコインズの「マグネットホルダー」で、子ども用の長傘だと2〜3本引っかけ可能。マグネット種類によってはもっと収納できる商品もあるので、本数と耐荷重を確認して選んでみてくださいね。

自立式の傘立てを選ぶ場合も、従来の筒型タイプよりもバータイプがオススメ。狭い玄関でも邪魔になりにくいコンパクトな商品も充実しているので、お住まいに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

折りたたみ傘

コンパクトで便利だけど、埋もれやすい

長傘よりも短く、コンパクトな折りたたみ傘。雨が降りそうな日や、荷物をなるべく少なくしたい日、日差しが強い時期は日傘として。何かと持ち歩く機会があります。

折りたたみ傘は長傘のように大きなハンドルがないタイプが多いです。他のレイングッズの近くに収納する場合、ストラップをフックに引っかけておくと迷子になりにくいです。

バッグの近くでスタンバイ

ただし、折りたたみ傘のベストな収納場所は、玄関周りとも限りません。例えば、わが家には折りたたみ傘が4本ありますが、全て「持ち主がよく使うバッグの近く」が定位置です。小4の娘、小1の息子はランドセルの中に入れていることが多く、私と夫もよく持ち歩くバッグの近くにスタンバイしています。

折りたたみ傘を持ち歩く頻度や、お出かけの時の持ち物確認の習慣によっても使いやすい定位置は変わるので、それぞれの暮らしで適切な場所を探してみてください。

レインコート

出番が多い梅雨時期は出しっぱなし

毎日のようにレインコートを使う場合は、フックやハンガーを活用して引っかけておき、出しっぱなしでもOK。こうしておくと、すぐに羽織ってお出かけできますね。

わが家では玄関収納の扉に山崎実業の「ドアハンガー ロング」を引っかけています。雨の日でも自転車を使うことが多いので、朝、濡れたレインコートを引っかけて乾かして、夕方また使うということも。梅雨シーズンが終盤になり、レインコートの出番が減ってきたら収納袋にしまいます。

収納袋は余裕が大事

レインコートと収納袋はセットで販売されることが多いですが、ひとたび広げて使ってしまうと元通りに収納しにくいことも。子どもがひとりでレインコートを出し入れする場合、間口が大きいタイプの収納袋が便利です。

上の写真は、わが家の子ども達が遠足や校外学習などでレインコートを持ち歩く時のスタイル。透明ジップ袋を活用すれば、出し入れしやすいだけでなく、中身も識別しやすいです。

コンパクトだけど、大きく広がる収納袋

これはわが家で愛用しているkiu の「ウォータープルーフ バイシクルポンチョ」です。レインコートを本体の機能性はもちろん、付属の収納袋が便利です。持ち歩く時はコンパクトですが、いざレインコートを使う時は収納袋が更に大きく広がるので、かさばる&濡れたレインコートをざっくり収納して、周りを濡らさずに持ち帰ることができます。ただでさえ大変な雨の日に、こういったひと工夫はありがたいです。

長靴

いざ使う時に出し入れしやすく

普段履きの靴よりかさばる長靴は、狭い玄関周りでは悩みのタネですよね。大原則としては、収納にゆとりを持って雨の日にサッと出して履けるようにすること。

上の写真はわが家の子どもの靴収納で、上から小4娘、小1長男、年中次男のエリアです。棚の奥に無印良品の「アクリル仕切棚・小」を入れ、上に予備の靴、下に長靴をセット。上下で分割することで、省スペース&長靴を出し入れしやすくしています。なお、普段履きの靴はいつも玄関に出しっぱなしです。

ただ、もっとコンパクトに収納したい方もいらっしゃると思うので考えてみました。

長靴をコンパクトに収納するアイデア

写真は無印良品の「アクリル仕切りスタンド」に子ども3人分の長靴をまとめたアイデアです。仕切りを活用して長靴をまとめ、片足分のスペースで収納しています。これは仕切りが固定タイプですが、間隔を変えたい場合はブックエンドなどを活用して押さえてもいいですね。

そもそも、長すぎる靴は選ばない

大人用レインシューズのロング丈はとてもかさばります。ロング丈が必要だけど収納スペースが極端に少ない場合、コンパクトなレインシューズを選ぶ方法も。くるくる巻いたり、折りたためるタイプもあります。

上の写真は私のレインシューズ。ミドル丈で、子どもの長靴と同じぐらいの高さです。玄関収納に収まりやすい丈なので、収納スペースに困りません。雨をガードしつつ、足を上からスポッと入れるだけで脱ぎ履きしやすいこともポイント。ちなみに、冬用のブーツもミドル丈を選んでいます。

レイングッズは雨の日のみ使うもの。実際に使っている時間よりも収納されている時間の方が長いです。機能性はもちろんですが、収納性を考えてからグッズを選ぶとより満足度が上がります。

 

いかがでしたか?すぐに実践できる「レイングッズ収納」のコツをご紹介しました。ジメジメした梅雨時期を少しでも快適に過ごせるといいですね。参考になれば嬉しいです。

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記事監修

整理収納アドバイザー
水谷妙子
無印良品で商品企画&デザインを13年間務める。手がけた商品は500点超。調べた他社商品は5,000点超。2018年「ものとかぞく」を起業し、個人宅や店舗などの整理収納サービスやお片づけ講座を行うかたわら、雑誌やWebでも活動中。フォロワー6万人を超えるInstagramでは、マネしやすい整理収納アイデアやモノ選び情報を発信中。8歳6歳4歳の3児の母。

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