出汁をとっても食べても良しの、刻み昆布、乾燥昆布、煮物アレンジなどのレシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から、5品厳選しました!いずれも簡単にできる人気レシピばかりです♪
刻み昆布を使ったレシピ
【1】桜えびと大豆、刻み昆布のご飯
最強Ca素材のオンパレード!桜エビと刻み昆布の味わいがいっぱいに広がります!
◆材料
(ご飯2合分)
桜えび(乾) 20g
刻み昆布 15g
ゆで大豆 1缶(120g)
米 2合
【A】
昆布の戻し汁 100ml
水 300ml
酒 大さじ1
スキムミルク 大さじ2
塩 小さじ1/2
◆作り方
【1】刻み昆布はさっと洗って水(400ml・分量外)に10分浸け、水気を切る。戻し汁100mlは米の浸け水に使用。
【2】米は洗って水気を切り、釜に入れ、【A】を加えて30分以上置く。
【3】【2】に酒、塩を混ぜ、スキムミルク、刻み昆布、桜えび、ゆで大豆をのせて炊く。
【4】炊き上がったら、ふんわり混ぜる。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
ふじいめぐみ/料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学在学中から料理アシスタントを務め、料理家の道へ。25~30歳の5年間育児休業するも、復帰後、メディア各種、イベント、講演会など、幅広く活躍。「キユーピー3分クッキング」(日本テレビ系)の講師としても人気。
『めばえ』2017年1月号
乾燥昆布を使ったレシピ
【1】さつま芋ご飯|ご飯も味付き!炊き込みご飯のおにぎり
ほんのり甘い、秋が旬のさつまいもごはんは子供にも大人気!お芋を細かく刻めばおにぎりにも。
◆材料
(米2合分)
米 2合
さつま芋(小さめ) 1本(200~250g)
昆布 10cm四方1枚
【A】
酒 大さじ2
みりん 大さじ1
塩、うす口しょう油 各小さじ1
黒ごま 少々
◆作り方
【1】さつま芋は1cm角に切って水にさらす。
【2】米を洗って炊飯器に入れ、水(分量外)は2合の目盛りまで入れてから50ml減らす。
【3】【2】に昆布、【A】を入れ、【1】を加えて普通に炊く。
【4】炊き上がったら蒸らして全体をよく混ぜ、1個分40~50gを取り分けて握る。上に黒ごまを振る。
教えてくれたのは
関岡弘美さん
料理研究家。出版社で料理雑誌の編集に携わった後、渡仏。ル・コルドン・ブルーパリ本校にてグラン・ディプロムを取得。2008年に帰国後は、雑誌やテレビ、広告、イベントなどで活躍。おもてなし料理とワインの教室も主宰。
『めばえ』2017年11月号
【2】ツナとひじき、ベーコンご飯|ご飯も味付き!炊き込みご飯のおにぎり
たんぱく質やミネラルが豊富なひじきを炊き込みご飯に。ベーコンでボリュームもアップ。
◆材料
(米2合分)
米 2合
ツナ缶 1缶(140g)
芽ひじき(乾燥) 5g
ベーコン 2枚
【A】
昆布 10cm四方1枚
酒 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
◆作り方
【1】ひじきはたっぷりの水に20分ほど浸けて戻す。ベーコンは細切りにする。ツナは缶汁を分けておく。
【2】米は洗って炊飯器に入れ、2合の目盛りまで水(分量外)を入れて、60ml減らす。【A】とツナの缶汁を加えてひと混ぜする。ツナ、水気を切ったひじき、ベーコンを入れて炊く。
【3】炊き上がったら蒸らして全体をよく混ぜ、1個分40~50gを取り分けて握る。
教えてくれたのは
関岡弘美さん
料理研究家。出版社で料理雑誌の編集に携わった後、渡仏。ル・コルドン・ブルーパリ本校にてグラン・ディプロムを取得。2008年に帰国後は、雑誌やテレビ、広告、イベントなどで活躍。おもてなし料理とワインの教室も主宰。
『めばえ』2017年11月号
【3】体にやさしいごろごろミルクスープ
さらさらとしたミルクスープにゴロゴロとした具材がたっぷり!お肉はささみを使えば、しっかりとしたボリュームですが、意外とヘルシーなんですよ!
◆材料
(4人分)
ささみ 3本
玉ねぎ 1/2個
にんじん 40g
じゃがいも 2個
ゆで大豆 60g
ブロッコリー 1/2株
片栗粉、オリーブ油 各大さじ1
昆布 5cm
水、牛乳 各500ml
粉チーズ 大さじ2
塩 小さじ1
◆作り方
【1】筋を取ったささみ、玉ねぎ、にんじんは1.5cm角、じゃがいもは3cm角に切る。ブロッコリーは食べやすい大きさに切る。ささみは片栗粉をまぶす。
【2】鍋にオリーブ油を入れて熱し、【1】を中火で炒める。
【3】【2】に昆布と水を入れて火にかけ、アクを取りながら10分ほど加熱する。
【4】【3】の昆布を取り出し、ゆで大豆を加え、材料に火が通るまで加熱する。
【5】【4】に牛乳、粉チーズを加えてさらに熱し、塩で味を調える。
教えてくれたのは
渥美まゆ美さん
あつみまゆみ/管理栄養士。フードコーディネーター。健康運動指導士。保育園勤務で子どもの料理提供に関わる。料理講師やセミナー講師などフリーランスで活動後、「株式会社Smile meal」を設立。食育など食と健康に関わる活動を行う。2児の母。
『めばえ』2018年1月号
昆布を使った煮物アレンジ
【1】昆布巻きで 和風ポテトサラダ
余った昆布巻きの有効利用のはずが、昆布のうまみが加わり普段より深い味わいに。「わが家のポテサラ」の定番になること間違いなし!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
昆布巻き 70g
じゃがいも 中2個(250g)
ほうれん草 2株
にんじん 3cm(30g)
マヨネーズ 大さじ2弱
しょうゆ 小さじ1弱
白すりごま 小さじ1
◆作り方
【1】ほうれん草はゆでて水にとり、よく絞って2cm長さに切る。にんじんは薄い半月切りにしてサッとゆでる。昆布巻きは粗く刻む。
【2】じゃがいもは皮をむき、4等分にしてゆで、湯をきる。ボウルに移してフォークなどでつぶし、粗熱がとれたら、マヨネーズと【1】を加えて混ぜ、仕上げにしょうゆで味を調える。器に盛ってごまをかける。
*昆布巻きの味によってはしょうゆが必要ない場合も。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビなどで活躍。双子の男の子の母。近著に『共働きごはん』(生活の友社)など。
『めばえ』2014年1月号