【コロナ禍の小学生パパママ・600人調査】公園?児童館?子どもが友だちと遊ぶ頻度や場所は?

放課後や休日、お子さんはどのくらいの頻度で、どんな場所でお友だちと遊んでいますか? 600人のママパパ(小学校低学年以下のお子さんを育児中)に聞いてみました!

お子さんが友だちと遊ぶ頻度は? 1位は「週に1〜2回」

子どもにとっては「遊び」も「学び」のうち。家族との交流だけでなく、お友だちとの交流も大切にしてあげたいものですが、ほかのご家庭ではどれくらい・どのような場所で、お子さんがお友だちと遊ぶ機会を設けているのでしょうか。600人のママパパを対象にアンケート調査をしてみました。

(調査実施媒体:小学館『小学一年生』2022年7月号 読者アンケート)

お友だちと「遊ぶ頻度」のアンケート結果をチェック

まずは、お友だちと遊ぶ頻度のアンケート結果から見ていきましょう。

(設問:お子さんが放課後や休日に、お友だちと遊ぶことについてお尋ねします。頻度はどのくらいですか?1つお選びください

7位:毎日(5.3%)

6位:2週間に1回(8.5%)

5位:月に1回(9.7%)

4位:週に5〜6回(11.2%)

3位:週に3〜4回(13.7%)

2位:ほとんど遊ばない(22.7%)

1位:週に1〜2回(28.5%)

「週に1〜2回」が1位。2位は「ほとんど遊ばない」

みなさんからの回答の結果、全体的に票にばらつきが見られるものの、最も多く票が寄せられた1位は「週に1〜2回」との結果に。お子さんにとって負担にならない程度に、土日のどちらか、もしくは平日の放課後どこかで、1週間に1・2回程度は遊んで良いことにしているご家庭が多いようですね。

次いで2位は、「ほとんど遊ばない」。体力・時間に余裕のある時に時々遊ぶ、といった感覚でしょうか。コロナ禍の影響で、外出しづらくなっていることも原因かもしれませんね。

とはいえ、3位と4位には「週に3〜4回」「週に5〜6回」がランクイン。多数派とはいえませんが、お子さんによっては週の半分以上の放課後や休日を、お友だちと過ごしていることがわかります。

お友だちと遊ぶ場所は? 2位は「学校や学童」1位は「やっぱり」なあの場所!

続いて、お子さんがお友だちと遊ぶ場所についても聞いてみました。ここからも、寄せられた回答をランキング形式でお伝えしていきます。
まずは5位から!

(設問:お友だちとあそぶ場所で、とくに多い場所を2つまで選んでください

5位:児童館などの公共施設

5位にまず挙がったのは「児童館などの公共施設」。

ひと通りの遊具がそろった児童館は、放課後の子どもたちの格好の遊び場です。大人の目が比較的行き届きやすく、安心してお子さんを遊びに出せる場所でもあります。その他にも、読書が好きな子であれば、図書館に遊びに行く場合も少なくないのでは。

4位:お友だちの家

4位は「お友だちの家」でした。

お友だちのご自宅にお邪魔するのもまた、親交が深まる良い機会ですよね。すでに気兼ねない関係で、「しょっちゅう遊びに行っている」というケースも多そうです!

3位:自宅

3位には「自宅」がランクイン。

お友だちの家に遊びに行く場合もあれば、もちろんご自宅にお友だちを招くパターンもありますよね。なかには、遊びに行かせるよりも、遊びに来てもらったほうが「気が楽」なママパパもいるかもしれません。

2位:放課後の学校や学童

全体の29.5%の票を集め、2位となったのは「放課後の学校や学童」でした。

夫婦共働き家庭のお子さんは、放課後はそのまま、学校や学童でママやパパの迎えを待つ日も多いはず。おなじく学童で過ごすお子さん同士で仲良くなる場合も多いのではないでしょうか。

1位:公園・近所の広場など屋外

全体の52.5%と、過半数以上の票が寄せられた堂々の1位は「公園・近所の広場など屋外」でした。

元気に走ったり、ボールや遊具で遊んだりする場として最適なのは、やはり屋外。コロナ予防のために、屋内での密状態を避けるご家庭が増えていることも、この回答に票が集中した理由のひとつかもしれませんね。

その他には「コロナ禍でお友だちと遊んでいない」との声も

今回は「子どもが友だちと遊ぶ頻度や場所」について、みなさんから寄せられた回答をお伝えしてきました。

その他としては、「コロナ禍でお友だちと遊んでいない」といった回答も散見され、子どもたちの生活にも未だ新型コロナが大きく影響を及ぼしていることを痛感させられます。一日も早く、子どもたちが気兼ねなくお友だちと毎日遊べる日が来ますように。

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◆アンケートを実施したのは・・・

1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。

文・構成/羽吹理美

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