果物の絵本おすすめ6選|名作『くだもの』など定番人気をプロが厳選!

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JPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美さんと編集部が、子どもにも読ませたいくだものの絵本を厳選!小学館の児童誌掲載の人気コラムなどからピックアップしました!

読書アドバイザーが教える!果物の絵本おすすめ

果物をテーマにしたたくさんの絵本の中から、読書アドバイザーの児玉ひろみ先生おすすめの絵本をご紹介します!

【1】『くだもの』

平山和子/作 福音館書店


◆こんな本

赤ちゃんのおはなし会は、読み聞かせというより、一緒に絵本をシェアする、という感じです。くし形に切ったスイカが描かれているページでは、9か月くらいで指で種をほじるしぐさをし、りんごが描かれたページでは、フォークに刺さったりんごの絵に、手を伸ばします。緑と紫の美しいぶどうがお皿に盛られたページになると、1歳半くらいで、緑のぶどうの粒をつまむしぐさをします。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「5ヶ月くらいの時に買って読み聞かせを続けているが、最初の頃は訳も分からず目を丸くして絵を見ていた子どもが、今では『りんご、あむ!』と絵を食べる真似をしたり『さ、あ、ど、う、ぞ、、、』と覚えたてのひらがなを読んでみたり成長を見せてくれてとても感慨深い」 (30代・栃木県・子ども1人)

『新幼児と保育』2016年4・5月号

【2】『はらぺこあおむし』

エリック・カール/作 もりひさし/訳 偕成社

◆こんな本

少し読み聞かせに慣れてきたころ、言葉や遊びの延長としての絵本から、お話を楽しむ絵本への移行にぴったり。食べ物の名前が連なるところは、指さしをしながら読むとよいでしょう。

◆対象年齢

2歳~

◆ママパパの口コミ

「仕掛けになっていて楽しめる。 食べた後に穴が開く仕組み、次は何を食べるのか、どのくらい食べて大きくなったのか、など想像させられる」(40代・新潟県・子ども3人)
「とても楽しそうで、5歳の子どもは穴に指を入れるのを繰り返しやっていました。2歳の子どもはちょうちょが言えるようになりました」(30代・千葉県・子ども2人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【3】『ゆうれいとすいか』

くろだ かおる/作 ひかりのくに

◆こんな本

小さい人でも楽しめる、怖いけれど怖くない(?)楽しい絵本です。行事や季節のおはなし会にぜひ読んでほしい1冊です。

◆対象年齢

3歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

0歳におすすめ!果物の絵本

シンプルに繰り返す言葉を聞かせてあげたい赤ちゃんには、この本がぴったり!

【1】『りんご りんご りんご りんご りんご りんご』

安西水丸/著

◆おすすめポイント

2005年の出版以来、人気の1冊。赤いりんごと緑の大地。絵のシンプルさが言葉を生かします。「りんご りんご りんご…」は、シンプルに読むほうが音そのものを楽しめます。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「繰り返す部分でオリジナルの抑揚をつけると笑ってくれた」(40代・東京都・子ども1人)
「たくさんのりんごが出てきて、次は何出るんだろうって考えながら見るのがよい」(30代・東京都・子ども2人)

『0・1・2歳児の保育』2018年冬号

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4歳におすすめ!果物の絵本

自然や科学にも興味を抱く4歳には、「なぜ?どうして?」を引き出す絵本をピックアップ!

【1】『みかんのひみつ』

岩間史朗/作 ひさかたチャイルド

◆おすすめポイント

身近な果物みかんの写真絵本。ページを繰るごとに、子どもたちの体が好奇心で前のめりになってきます。

◆対象年齢

4歳~

◆ママパパの口コミ

「子どもが喜んでいたので良かった」(30代・群馬県・子ども2人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

5歳におすすめ!果物の絵本

理解力も想像力も豊かになり、よりストーリー性のお話が追えるようになる5歳児さんにセレクトしました。

【1】『とらとほしがき』

パク・ジェヒョン/作 光村教育図書

◆こんな本

韓国の昔話ですが日本の『ふるやのもり』に似ています。韓国ではトラが身近な生き物だったと解ります。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

教えてくれたのは

児玉ひろ美|JPIC読書アドバイザー・台東区立中央図書館司書

JPIC読書アドバイザー 台東区立中央図書館非常勤司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。

編集部おすすめの果物の絵本

編集部がおすすめする果物の絵本は、名作といわれる人気絵本や人気シリーズからピックアップしました! どれも絵のタッチや登場する果物にキャラクターがあったりと、愛される理由に思わず納得するものばかりです。

【1】『くだものさん』

tupera tupera/作 学研プラス

◆こんな本

りんごやみかんなど、子どもの大好きなくだものがユーモアたっぷりに描かれています。ダイナミックで楽しいしかけが隠されているので、ページをめくるのが楽しくなる1冊。

◆ママパパの口コミ

「めくる仕掛けで大人も子どもも楽しめた」(30代・神奈川県・子ども1人)
「イラストがかわいい&カラフルで子どもも気に入っていた」(30代・福岡県・子ども2人)

【2】『くだものだもの』

石津ちひろ/文 山村浩二/絵 福音館書店

◆こんな本

「かいすいよくにはいかないスイカ」など、小さな子どもも口ずさめるリズミカルな言葉遊びがたくさん出てきます。くだものを食べるときにも、思わず思い出してこのフレーズを言ってしまいそうになる、親子で一緒に楽しめる名作です。

【3】『くだものあーん』

ふくざわゆみこ/作・絵 ひかりのくに

◆こんな本

そのままの形のくだものが、切るとどうなる? そしてそのくだものを使ったおやつもたくさん登場します!「どれが食べたいかな?」と親子で選びながら読むのも盛り上がって楽しいですね。

◆ママパパの口コミ

「小さいうちからでも楽しめるので、良い」(40代・神奈川県・子ども2人)

【4】『くだものなんだ』

きうち かつ/作・絵 福音館書店

◆こんな本

人気絵本「やさいのおなか」「やさいのせなか」シリーズの1冊。くだものの断面や枝の部分、種などがクローズアップされて、「これな〜んだ?」と問いかけてくるのですが、カンタンなようでなかなか難しい問題も! 食卓でいろいろなくだものが話題に上るきっかけになりそうですね。

◆対象年齢

2歳

いちごの絵本おすすめ

【1】『いちご』

平山和子/作 福音館書店

◆こんな本

いちごが好きという子どもは多いですね。雪に埋もれたいちごの苗が、少しずつ暖かさを感じて白い花を咲かせて、小さな緑の実がなって…真っ赤に色づいた美味しいいちごになるまでの成長が、丁寧に描かれています。思わずつまんで食べたくなるような絵は本物そっくり!

◆ママパパの口コミ

「絵がとてもきれいでリアルなので、子どもが思わず手を伸ばして食べようとする仕草が可愛かったです」(30代・千葉県・子ども2人)

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