繊細なイラストが人気!絵本『てぶくろ』のあらすじ・内容や読み聞かせのコツをプロが解説!

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JPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美さんが、繊細なイラストが人気の絵本『てぶくろ』の魅力を解説します。あらすじや読み聞かせのコツを学んで、子供と一緒に楽しい時間を過ごしましょう!

繊細なイラストが人気の絵本『てぶくろ』の魅力

エウゲーニー・M・ラチョフ/絵 福音館書店

◆こんな本

雪深い森におじいさんが落とした片方の手袋。そこに、森の動物たちが次々と住み着きます。動物たちの会話の心地よい繰り返しと、色鮮やかで緻密な絵が子どもを不思議な世界へ誘います。

◆読み聞かせのコツ

素朴なお話ですが、子どもは繰り返しの楽しさを味わいます。声色は必要ありません。読み手はその動物らしい軽快さや、重々しさ、会話のテンポなどを意識しながら読むと良いでしょう。物語の終わりは、余韻を持って本を閉じます。くれぐれも子どもに対し、質問や確認をしませぬように。子どもの自発的な言葉には、ゆっくり耳を傾けてください

◆対象年齢

読んであげるなら3歳から

自分で読むなら小学校初級以上

◆ママパパの口コミ

「私が小さい頃好きだった絵本で子供にも読んであげたいと思い実家から持ってきました。動物がたくさん出てくるので次は誰がくるかなと楽しみながら、手ぶくろ破けないかなと心配しながら聞いてくれたのを覚えています。」(30代・神奈川県・子ども2人)
「子供と一緒にひざ掛けにくるまりながら、読みました。 ぬくもりをおしえてくれる本だと思います。」(40代・神奈川県・子ども2人)


教えてくれたのは

児玉ひろ美|JPIC読書アドバイザー・台東区立中央図書館司書

JPIC読書アドバイザー 台東区立中央図書館非常勤司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。

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