小学一年生に読み聞かせたい絵本おすすめ44選|人気で面白い絵本などをプロが厳選&コツも解説!

JPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美さんが、小学1年生の子どもに読み聞かせたい人気の絵本を厳選!おすすめポイントや読み聞かせのコツを一挙にご紹介します!

面白い!小学一年生が楽しく聞いてくれる絵本おすすめ

【1】『ともだち いっぱい』

新沢としひこ/作 大島妙子/絵 ひかりのくに

◆こんな本

大好きなブイブイの絵本を見ていたみちるちゃんに、さとるくんが「ぼくにも見せて」と言っても、「だめー! ブイブイはわたしの友達だから」と絵本を独り占め。とうとう言い合いっこになってしまいます。ところが、それを見ていたももこちゃんが、ひと言「ともだちのともだちはともだちなんだから」。そのひと言がきっかけで優しい連鎖が始まります。入園・進級の時期、「お友達できるかな……」と不安なお子さんにおすすめの1冊。

◆対象年齢

5歳~低学年

『edu』2015年5・6月号

【2】『みてよ ぴかぴかランドセル』

あまんきみこ/文 西巻茅子/絵 福音館書店

◆こんな本

「すてき、すてき。かこちゃんは、だれかにみせたくなりました」 子どもの成長のパートナーとして大きな存在なのはランドセルです。『みてよ ぴかぴかランドセル』は主人公のかこちゃんの、ランドセルを誰かに自慢したい気持ちを素直に描いています。動物たちとの会話でも、かこちゃんの、ランドセルへの誇らしげな気持ちが伝わってきます。この本は縦書きの幼年童話の装丁になっていますので、絵本以上、児童文学未満の子どもの、読書への達成感も満たしてくれることでしょう。ひとり読みへの移行期にもおすすめの1冊です。

◆対象年齢

3歳~6歳

『新幼児と保育』2017年8・9月号

【3】『おおきくなるっていうことは』

中川ひろたか/文 村上康成/絵 童心社

◆こんな本

入学・入園、進級と、春は子どもの育ちが皆を幸せな気持ちにしてくれます。我が子に、孫に、甥に、姪にと、プレゼントにする本のご相談も多く、子どもと本にかかわる者にとっても心弾むうれしい季節です。ご招待いただいた式典に出席ができず、せめてもとお届けする祝電では、その出典を明示したうえで『おおきくなるっていうことは』から引用した言葉を贈ります。「おおきくなるっていうことは ちいさなひとに やさしくなれるってこと おおきくなるっていうことは そういうこと」。

◆対象年齢

5歳~2年生

『edu』2016年3・4月号

【4】『おふろだいすき』

松岡享子/作 林 明子/絵 福音館書店

◆こんな本

『おふろだいすき』では、いかに子どもが自然と不思議の世界と現実の世界を自由に出入りするかを感じます。湯加減を問うお母さんの声に「あつくもなし、ぬるくもなし、ちょうどいいかげん」と主人公が答えれば、図書館のカウンターでも「(外は)寒かったでしょ?」との声かけに「あつくもなし、ぬるくもなし~」と、子どもはたちまち自分の言葉として使います。ところが絵本のお風呂場で、振り返れば浴槽の中からペンギンも亀も現れる不思議さを楽しめる子どもたちの柔らかさに驚かされます。絵を描いた林明子さんの作品にはたくさんのロングセラーがあり、どの作品にも、子どもが言葉にできない気持ちや子どもが無意識に望んでいる大人像、子どもの不思議のスイッチが描かれ、読むたびに新鮮な驚きを感じます。

◆対象年齢

3歳~6歳

『edu』2016年1・2月号

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【5】『こんとあき』

林 明子/作 福音館書店

◆こんな本

主人公がぬいぐるみと一緒に成長(冒険)をする物語です。こんはあきの生まれる前から、おばあちゃんにあきのおもり役を頼まれ、あきに寄り添います。あきにとってこんは保護者でもあり、同志でもあり、単なる人形ではないのです。ある日、ふたりはおばあちゃんのいる鳥取へ特急列車に乗って出かけることになりました。だいじょうぶでしょうか?

◆対象年齢

4歳~低学年

『edu』2016年1・2月号

【6】『おじさんのかさ』

佐野洋子/作 講談社

 

◆こんな本

立派な傘が濡れぬよう、雨が降っても傘をささないおじさん。そのおもしろさを、子どもたちは楽しみます。クスッと笑える絵本は、読み手が大まじめに読むことがコツ。雨の音のオノマトペも大まじめに忠実に読んでください。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【7】『まあちゃんのながいかみ』

たかどのほうこ/作 福音館書店

◆こんな本

女の子が主人公ですが男の子にも人気のある絵本です。表紙を見ただけでもうワクワクしますね。長い髪に憧れるまあちゃんは、おともだちに対抗して次々に長い髪でできることを話し始めます。そのユニークなこと!ついには、「あたしのかみはもりになるのよ!」。さて、どんな髪になるのでしょう?

◆対象年齢

4歳~6歳

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【8】『せんたくかあちゃん 』

さとう わきこ/作 福音館書店

◆こんな本

元気な子どもたちに負けない、パワーのあるかあちゃんの絵本です。洗濯が大好きなばあちゃんは、家中の何でもお洗濯。子ども達までお洗濯してしまいます。すると干された子どものおへそを狙ってやってきたのはかみなり様。洗濯かあちゃんは、かみなり様までお洗濯してしまいます。水が気持ちよくなる初夏や梅雨の晴れ間に読みたい一冊。

 

◆対象年齢

4歳~6歳

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【9】『さっちゃんとなっちゃん』

浜田桂子/作・絵 教育画劇

◆こんな本

『さっちゃんとなっちゃん』はお隣同士の同い年ですが、「ぜんぜんちがう」ふたりです。少し食べておなかいっぱいのさっちゃんと、どっさり食べておなかいっぱいのなっちゃん。階段をお店にするさっちゃんと、すべり台にするなっちゃん。好きな色も、甘え方も、まったく違うふたりですが、お互いが「すき」だから「なかよし」で、「なかよし」だから「きらい」なものが「おなじ」です。さて、「きらい」なものはいったい、なんなのでしょう?

◆対象年齢

4歳~6歳

『edu』2015年11・12月号

【10】『しずかに! ここは どうぶつの としょかんです』

ドン・フリーマン/作 なかがわちひろ/訳 B L 出版

◆こんな本

969年に米国で初版が出版されたクラシックで楽しい作品です。図書館が大好きなカリーナは、動物がたくさん出てくる本を読んでいたとき、ふと思います。「どうぶつたちも ほんを よみたいかもしれないな」。カリーナは、自分が図書館員だったら動物が図書館に入れる特別な日を作り、入り口にはこんな幕をかけ…と思いを巡らしました。すると、図書館は動物でいっぱいに! 読み終えたら動物の図書館を開きたくなります。

◆対象年齢

4歳~6歳

『新幼児と保育』2017年10・11月号

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