プレゼント・ギフトにおすすめの絵本15選|誕生日や季節の行事に!赤ちゃん・幼児から大人向けまで

PR

JPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美さんと編集部が、プレゼント(ギフト)におすすめの絵本を厳選。誕生日や進級・クリスマスの贈り物にぴったりな15冊をセレクトしました。贈り物の参考や、我が子の読み聞かせの参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんや幼児に!プレゼント&ギフトにおすすめの絵本

【1】『いない いない ばあ』

松谷みよ子/作 瀬川康男/絵 童心社

◆こんな本

「にゃあにゃが いないいない ばあ」「くまちゃんが いないいない ばあ」。このシンプルなくり返しがたまらなく楽しい、超ロングセラー。この絵本を初めて読むときは、まず遊びましょう。乳児さんはその楽しさを経験しないまま、いきなり絵本で遊びを楽しむことはできません。たっぷり遊び、その延長で読み聞かせましょう。くり返し何回でも楽しめる1冊です。

◆対象年齢

0歳~

◆ママパパの口コミ

「いないいないばぁと手を使って読んでみると同じようにマネしたり、ばぁと喋ってみたり、たくさん成長するきっかけになりました。」(30代・神奈川県・子ども2人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【2】『くっついた』

三浦太郎/作 こぐま社

◆こんな本

読み聞かせというより、歌うように読み、遊びましょう。「くっついた」はことさらに語尾を強調せず、シンプルに読みます。子どもたちが「たぁ」「たぁ」と語尾を重ねて声に出してきたりもします。「くっついた」は、頬を両手で優しく包むしぐさをしてもいいですね

◆対象年齢

0歳~

◆ママパパの口コミ

「絵がかわいくて、内容もシンプルでわかりやすくて、最後に子どもとほっぺたをくっつけたりしながら楽しく読めました。」(40代・東京都・子ども2人)

 

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【3】『おしくら・まんじゅう』

かがくい ひろし/作 ブロンズ新社

◆こんな本

冬の遊び「おしくらまんじゅう」の絵本です。おしくらまんじゅうで押されたこんにゃくは、まんじゅうたちをはね飛ばす! 次は、納豆や、おばけとおしくらまんじゅうしたらどうなる?子どもと「そーれ♪ おしくら……」と、声をかけながら読むと楽しいでしょう。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

◆ママパパの口コミ

「かがくいひろしさんの絵が好きで、全作品読みました。おしくらまんじゅうは展開が面白く何度も図書館で借りる程気に入っていました。」(30代・宮城県・子ども2人)

『edu』2015年5・6月号

【4】『たなばたさま きららきらら』

長野ヒデ子/作・絵 世界文化社

◆こんな本

七夕まつりの準備はこの絵本からスタート! 七夕のいわれ、お飾りや短冊を準備する様子などを、おじいちゃんとおばあちゃんが教えます。

◆対象年齢

2歳~

 

『新幼児と保育』2014年6・7月号

【5】『よーいどん!』

中川ひろたか/文 村上康成/絵 童心社

◆こんな本

走って、くぐって、泳いで、こいで、最後には、とんで、探してゴールイン! 子どもたちはハラハラドキドキ、一緒に心が走ります。「よーいどん!」は子どもたちの大好きな言葉のひとつで、生活のさまざまなシーンで使われているので、幼い子でも大丈夫。元気に楽しく読んでください。

◆対象年齢

1歳~

◆ママパパの口コミ

「よーい うどん といって楽しんだ思い出があります」(40代・東京都・子ども1人)

『新幼児と保育』2014年8・9月号

サンタさんから!クリスマスプレゼントにおすすめの絵本

【1】『さんかくサンタ』

tupera tupera/作 絵本館

◆こんな本

さんかくの形をしたサンタさんが、いろいろなまるやしかくのものにふれあう楽しいお話。読後は、お絵描きや、工作も楽しめます。読み聞かせのあと、三角の紙に「さんかくサンタ」やクリスマスツリーを描いたり貼ったりしても、楽しいですよ。

◆対象年齢

1歳~

◆ママパパの口コミ

「カラフルでポップな絵で喜んでいた」(30代・沖縄県・子ども2人)

『edu』2015年5・6月号

【2】『クリスマスのおばけ』

せな けいこ/作・絵 ポプラ社

◆こんな本

クリスマスとおばけ、子どもの喜ぶもの二段重ねの絵本です。子どもたちにとっては幸せなクリスマスの日。その夜、おばけの子どもがどうしているかを考えるという愉快でやさしさにあふれる絵本。

◆対象年齢

1歳~

◆ママパパの口コミ

「かわいいお化けでもふざけて怖がったり楽しんでいた」(40代・新潟県・子ども3人)

『新幼児と保育』2014年12・1月号

【3】『ツリーさん』

新井 洋行/作・絵 講談社

◆こんな本

ツリーさんがみんなを呼びます。「みんなー くっついて」。一番に来たのは黄色いポンポン飾り。くるくると巻きつき、ツリーさんを飾ります。すると、次々ほかの飾りもやってきて、ツリーさんは素敵なクリスマスツリーになりました。クリスマスの準備にぴったりの楽しい1冊。

◆対象年齢

0歳~

『新幼児と保育』2016年12・1月号

【4】『クリスマスのかくれんぼ』

いしかわこうじ/作・絵 ポプラ社

◆こんな本

「かおも からだも まっしろだよ。なにかな? ごろん ごろん/ごろん ごろん ころがして つくろう! ゆきだるまでした」。さまざまな形の型抜きページをめくると、クリスマスにちなむいろいろなものが現れます。くり返し読んで、当てっこ遊びを楽しみましょう。

◆対象年齢

1歳~

◆ママパパの口コミ

「クイズになっているので、ただ読み聞かせるだけのものより、子どもとコミュニケーションをとりながら読めた。 絵がカラフルで可愛かった。」(30代・埼玉県・子ども1人)

『新幼児と保育』2016年12・1月号

【5】『こうくんとちいさなゆきだるま』

はせがわ さとみ/作・絵 小学館

◆こんな本

こうくんが庭に作ったゆきだるまに、夜、にょきっと手足が生えてきました。楽しい冬遊びでいっぱいのゆきだるまの世界に行ったこうくんは?だるまを探したり、街の看板やお店のメニューを見たり、楽しい絵本。

◆対象年齢

2歳~

◆ママパパの口コミ

「とても気に入ったようで、同じ作品のシリーズがあるので、それも読んで欲しいと楽しみにしています。」(40代・愛知県・子ども2人)

『edu』2015年5・6月号

大人のプレゼントにもおすすめの絵本

【1】『あさになったので まどをあけますよ』

荒井良二/作 偕成社

◆こんな本

朝の素敵な光景が伝わる本。小さな村、にぎやかな街。それぞれの場所で、それぞれの朝を迎えます。見慣れた庭やお部屋がキラキラ輝いて見え、まるで、深呼吸をするようなさわやかさを感じることでしょう。何気ない日常にこそ、生きる希望があることを教えてくれる1冊。

 

◆対象年齢

4歳~

◆ママパパの口コミ

「ストーリーがしっかりしていて読む側も楽しめた。」(40代・新潟県・子ども3人)

『edu』2015年5・6月号

【2】『かさの女王さま』

シリン・イム・ブリッジズ/作 ユ・テウン/絵 松井るり子/訳 らんか社

◆こんな本

「わたくしは ゾウがすきなので ございます」 花やチョウなどの伝統的な傘の絵柄ではなく、大好きなゾウを描く主人公ヌット。王様の「なぜ 花とチョウでは いけなかったのですか」の問いに、ヌットはそう答えます。そんなヌットを王様は、「この子は こころから 絵をつけた」と認めてくれます。『かさの女王さま』はタイが舞台の静かな物語です。

◆対象年齢

5歳~

『新幼児と保育』2017年6・7月号

【3】『ねえ だっこして』

竹下文子/文 田中清代/絵 金の星社

◆こんな本

「ねえ おかあさん おかあさん ときどき わたしも だっこしてすこしで いいから だっこして」。弟や妹ができたときの複雑な感情は、個人差も大きく、子どもはとらえにくいかもしれませんが、猫の目を通して語られる感情のゆらぎは、子どもが共感しやすいのかもしれません。自分の気持ちをうまく表現できない子どもの代弁者として、すでに15年近く読み継がれています。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「猫ちゃんの気持ちと、下の子が産まれたあとの上の子の気持ちが重なって、ほのぼのとした絵の中に、大人にとっては考えさせられる内容で、親にも子にもメッセージ性がある絵本でした。」(30代・福岡県・子ども2人)

『新幼児と保育』2017年8・9月号

【4】『もりのかくれんぼう』

末吉暁子/作 偕成社

◆こんな本

秋の森の中に、たくさんの動物が隠し絵になって描かれています。ビッグブックもあるロングセラー絵本。

◆対象年齢

3歳~

◆ママパパの口コミ

「私が子供の頃に読んでもらった本なので、自分もうれしくなったし、子供も喜んでいた。」(30代・熊本県・子ども2人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【5】『あやちゃんのうまれたひ』

浜田桂子/作・絵 福音館書店

◆こんな本

「うまれたときね、ちっちゃかった?」「ね、ママ、かわいかった?」 6歳の誕生日を前に、あやちゃんは、お母さんにたずねます。予定日を過ぎてもなかなか生まれてこなかったこと、おじいちゃん、おばあちゃん、パパ、家族みんなでその日を待っていたこと、誕生をみんながどんなに喜んだかが、ママのやさしい言葉であやちゃんに伝えられます。

◆対象年齢

5歳~

◆ママパパの口コミ

「出産した時のことを思い出して、心がじんわりした。」(20代・岡山県・子ども1人)

『edu』2015年9・10月号

教えてくれたのは

児玉ひろ美|JPIC読書アドバイザー・台東区立中央図書館司書

JPIC読書アドバイザー 台東区立中央図書館非常勤司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。

こちらの絵本もおすすめ

【おさるのジョージ】の楽しい知育絵本が登場!ジョージと一緒に「まちがいさがし」をしよう
ジョージと楽しく遊べるアクティビティ絵本が発売! この本は、見開きごとに違ったテーマで、沢山の絵の中から、同じものや違うものを見つ...

文・構成/HugKum編集部

 

編集部おすすめ

関連記事