算数の学力差は夏休み明けに出やすい⁉ 30億件のデータから見る、グンと成長する学習方法とは【書籍プレゼント】

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宿題に、塾通いに、帰省に家族レジャーに…予定いっぱいの夏休みは、毎年あっというまに終わってしまいます。が、夏休みの過ごし方で休み明けの学力に差が出るって本当?
タブレット教材の RISU Japan 代表で『小学生30億件の学習データからわかった 算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法』の著者である今木智隆さんに、効果的な夏休みの学習法について伺いました。

これから子どもたちが待ちに待った夏休みがやってきます。旅行や田舎への帰省、イベントやレジャーなどたくさんの経験をすることで子どもたちの心もグンと成長する機会です。

ただ、子どもたちの楽しみな気持ちとは裏腹に、「勉強に対して怠け癖がつきそう」「夏休みの間に学力が下がらないか心配」など、長期休みの学習法で悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか?

実は、夏休み明けは子どもたちの算数の学力の伸びに差がでる時期です。夏休み明けにグッと学力が伸びている子とそうでない子、一体どんな違いがあるのでしょうか?

※記事末に、著者による最新刊『小学生30億件の学習データからわかった  算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法』のプレゼント情報があります。

算数は後から追いつけない!だからこそ夏休みは重要

「夏休みは思いっきりリフレッシュさせて、勉強は新学期から頑張ろう!」と思っている方もいるでしょう。確かに、子どもはあらゆる経験・物事からたくさんのことを吸収します。思いっきり遊ぶことも、もちろん大切です。

しかし、算数は後から漠然と頑張って勉強しても追いつけないという事実があります。それは、算数はほかの教科と異なる性質である「積み上げ式」の教科だからです。

では、社会科と算数を比較してみましょう。

社会科の場合、仮に平安時代が苦手で成績が悪かったとします。ただ、次は鎌倉時代、その次は室町時代と、内容が別のカテゴリーとして進んでいく教科です。ゲームで例えるならボーリングと同じで、そのレーンの結果が悪くても、次のレーンでボールを投げることでゲームは進行していきます。よって、「次こそ頑張ろう!」が通用するので成績も短期間で挽回できるチャンスがあるのです。

その一方算数だけは、計算の基礎があってこそ次のレベルに進んでいくことができる教科です。

まず小学校低学年でたし算・ひき算・かけ算・わり算の基本を習い、そして学年が上がるにつれ四則混合計算や応用問題を解くことができます。RPGのゲームで例えると、算数は経験値を積み重ねてレベルを上げていき、そのレベルに合う装備をしていないと敵を倒せないのです。よって、理解できていない箇所があるとその先に進むのが困難になってしまいます。

攻略するには今までの学習のやり方を変えることも必要ですが、その間も学校の授業はどんどん進んでいくので、後から短期間で挽回するのは非常に難しいと考えられます。

「総復習」で安心はNG! 間違えた問題の「単元」に注目

巷でも「夏休みの間に総復習!」という学習カリキュラムやドリルなどの教材も多くありますね。

今までのおさらいと現在の学力を知ることができそうで親御さんにとって魅力的に感じると思いますが、学年末の総復習の記事でもお伝えしたように、その効果は「かかる時間の割に意味がない」と断言できます。

多くの方は「総復習で良い点数をとれていれば安心」と思いがちですが、重要なのは点数をとることではありません。総復習の役割は、子どもの「理解している単元」と「理解できていない単元」を洗いだすことです。

「解けなかった問題=理解していない単元」ということですから、その単元をきちんと確認し勉強すること、そしてさらにその単元の土台となっている単元にまで戻ることが必要となります。

根本にある苦手をきちんと潰すことではじめて、総復習の意味があるのです。

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学力が伸びる効果的な夏休みの学習方法とは?

「算数が単元ごとの積み上げ式であること」と「単元を理解していくこと」の大切さをお分かりいただけたかと思います。

さらに、子どもたちの学習のペースをデータにしたところ、ある傾向が見えてきました。夏休み中どのようなペースで進めていけばいいのか、3つのポイントをおさえておきましょう。

① 短時間でも繰り返しやろう

子どもたちの学習傾向は、「一回に長時間のまとめて型」と「短い時間繰り返すコツコツ型」に分かれます。両者を比べてみると、後者(コツコツ型)のほうが成績が上がり、さらに10%も学習スピードに差が出たのです。

また、まとめて型の子どもたちは前回からの勉強の間隔が自然と空いてしまうことになります。

週に320分間勉強する子と、毎週土曜日だけ60分間勉強する子ではトータルの時間は同じですが、後者は7日に一度と間隔が空いていることとなり、時間に換算すると160170時間ほどという圧倒的な差が生じます。

これでは前に理解した内容も忘れてしまうのも無理はありません。そして、思い出したり確認したりする作業で学習効率が下がってしまい、その結果学力に差が出てしまうのです。

②「週末の勉強」でリズムを保つ

前の勉強から間を空けないために、週末にも勉強時間を設けることがおすすめです。

「週末の土日いずれかも勉強する子」と「平日だけ勉強する子」を比較したとき、なんと学習スピードが平均15%アップするということがデータで明らかになっています。

これは先ほど解説したトータルの時間と関係しており、土日に勉強する子のほうがさらに効率がいいということが言えるでしょう。夏休み中もリズムを保つことができるというのも大きなメリットです。

③ 勉強時間は20分以上

同じ勉強量でも、「1回の勉強時間の長さが平均的な子ども」と「1回の勉強時間が10分未満の子ども」の学習スピードを比較すると、後者は明らかな遅れが出てしまうという結果が出ています。

コツコツ継続することが大切であるとはいえ、1回の時間が10分を切ると身につきにくいということです。

効果を出すためには、1回の勉強時間を20分ほど確保しましょう。すきま時間でできるドリルもありますが、アラームをセットして数ページ分は解かせるなど工夫が必要です。

お盆の時期は計画倒れに注意!

勉強が習慣化している子どもでも、夏休み中、特に注意が必要なのが「お盆の帰省」です。

お盆の帰省は子どもにとって環境が普段とは大きく異なります。親戚など人が多く集まる場では、「普段通り」になじむのには時間がかかります。コツコツとこれまで続けてきたリズムが崩れるだけでなく、学校の夏休みの宿題もストップしてしまいます。その結果、夏休みの勉強が計画倒れになってしまうケースが多く見受けられます。

また、お盆明けはすでに夏休みの終盤です。溜めてしまっている宿題に追われてしまうと、今まで習慣となっていた120分さえ手が回らなくなってしまいます。

そうならないためにも、お盆の時期でもリズムが保てるような工夫をしましょう。

冒頭でもご紹介しましたが、総復習のような大掛かりなものではなく20分ほどの普段の勉強でかまいません。お子さんが帰省先でもやりやすい環境を作ってあげましょう。また、時間がかかるような自由研究や読書感想文はお盆前にあらかじめ終わらせるようにしておくのも有効です。

習慣化して充実した夏休みを過ごそう!

夏休み中の学習方法のポイントをいくつかご紹介しましたが、大切なのは「親御さんも協力してお子さんのリズムを維持できるようにする」ということです。

特別感のある夏休みは、子どもだけで学校生活のように取り組むというのは難しいこと。親御さん自身も生活リズムを整え、お子さんの勉強時間の間はスマホを置いて本を読む、そばで家事をするなどして、何かお子さんから質問があったときに応じるようにしましょう。

ぜひこの夏休みを有効活用してくださいね。

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記事執筆

今木智隆|RISU Japan株式会社代表取締役
京都大学大学院エネルギー科学研究科修了。ユーザー行動調査・デジタルマーケティングのbeBitにて国内コンサルティング統括責任者を経験後、2014年、RISU Japan株式会社を設立。小学生の算数のタブレット学習教材で、延べ30億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムを考案。国内はもちろん、シリコンバレーのスクール等からも算数やAI指導のオファーが殺到している。

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構成/HugKum編集部

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