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名古屋銘菓とは
名古屋といえば、ひつまぶし、名古屋コーチン、味噌カツなどが有名で、グルメな街として知られています。そして、スイーツでも「ゆかり黄金缶」「なごやん」「ういろう」「名古屋せんべい」などの銘菓もたくさん!
そこでこの記事では、名古屋銘菓15個をピックアップしてご紹介します。
名古屋土産に要チェック!│名古屋銘菓【定番編】
まずは名古屋土産としておさえておきたい定番のお菓子から。
ゆかり 名古屋黄金缶
「ゆかり」は、横須賀(現在の愛知県東海市)に1889年に創業した「坂角総本舖」がつくるえびせんべい。そんな「ゆかり」の名古屋限定パッケージが、ゴールドの缶に入った「黄金缶」です。
銘菓ポイント
尾張藩主の徳川光友公に献上され、絶賛されたという「えびはんぺい」。それが「坂角総本舖」が工夫を重ねていって開発したのが「ゆかり」です。名古屋らしい煌びやかな黄金缶は名古屋限定品として大人気です。
「ゆかり 名古屋黄金缶」
名古屋城の鯱にあやかって生まれた「名古屋黄金缶」。名古屋土産にぜひチェックしたい一品です。
なごやん
「なごやん」は、カステラ生地でまろやかな黄味あんを包んだ焼菓子。名前そのもののように、名古屋を代表する銘菓として知られています。
銘菓ポイント
Pascoが作った「なごやん」は、開発から60年以上がたつ現在でも、人々から愛されているスイーツです。生地に使用する小麦粉は、愛知県産小麦「きぬあかり」を中心に、すべて国産を選んでいます。
「なごやん」
しっとりした食感とやさしい甘さで、老若男女に好かれる味。かわいらしいパッケージの絵も注目です。
千なり
こだわりの餡をふわふわのカステラ生地で包んだ「千なり」。焼皮に押された焼印は、豊臣秀吉公ゆかりの馬印「 千なり瓢箪」です。
銘菓ポイント
「千なり」は、1634年に誕生した老舗和菓子店「両口屋是清」で作られています。名古屋銘菓として、地元ではお祝いの席や法事などでも利用されています。
「千なり」
丹波大納言小豆の餡を包んだ「小豆粒あん」、芳醇な風味が広がる「抹茶あん」、ャッキシャキ食感の「林檎あん」の3つの味が入っています。
桂新堂 えびせんべい
名古屋で人気のえびせんべいを作り続けてきた老舗「桂新堂」が販売する、えびの姿焼きのせんべいです。
銘菓ポイント
慶応2年(1866年)創業の「桂新堂 」は、車えび、甘えびの姿焼きのせんべいを作ってきた菓子店。えびそのものの味わいを楽しめます。
「桂新堂 えびせんべい」
車えびの姿焼きと、甘えびの姿焼きの2種類のセット。どれも国産のえびを使い、職人が適度に熱を加えてできあがります。
ダイナゴン
「ダイナゴン」は、名古屋で生まれた和菓子屋「ダイナゴン」が作るケーキです。小豆、抹茶など、和素材を使った味わいを楽しめます。
銘菓ポイント
「ダイナゴン」は昭和初期の創業から、この「ダイナゴン」を作り続けていて、名古屋の人々にはおなじみの味。手間をおしまず、手作業で丁寧に焼き上げられたケーキは、ほっこり誰もが笑顔になる味です。
「ダイナゴン」
小豆が入った「ダイナゴン小豆」、抹茶味の「ダイナゴン抹茶」、くるみ入りのチョコレートカステラ「ダイナゴンチョコ」の3つのセットです。
名物のういろうも│名古屋銘菓【和菓子編】
名古屋の名物和菓子といえば、ういろうがはずせないでしょう。そんな人気和菓子をご紹介します。
わらびういろ
「わらびういろ」は、わらび餅とういろうがミックスしたような独特の新食感のお菓子。名古屋のういろうの元祖と言われる「餅文総本店」の和菓子です。
銘菓ポイント
「餅文総本店」のういろうは、職人の目とカンだけを頼りに、米粉と湯と砂糖を練って作っています。300年以上の歴史ある名古屋銘菓です。
「わらびういろ」
添付のきなこをお好みでつけて食べると、また違った味わいを楽しめます。
きよめ餅
「きよめ餅」は、ていねいに炊き上げたこしあんを羽二重餅でくるんだ和菓子です。上には、「きよめ」の焼き印が押されています。
銘菓ポイント
名古屋市の熱田神宮では、江戸時代にかつて「きよめ茶屋」が設けられ、訪れた人々がお茶をのんで疲れをとっていました。そんな茶屋にちなんで生まれたのが「きよめ餅」です。
「きよめ餅」
熱田神宮の間近に店を構える「きよめ餅総本家」の伝統の味。甘い栗の実が入ったタイプもありますが、こちらはスタンダードな味。つるんとやわらかな食感を楽しんで。
大須ういろ
名古屋名物のういろうを作る「大須ういろ」。ういろうにバーをさして、アイスキャンディーのような見た目の「ういろバー」などを提案しているお店です。
銘菓ポイント
「大須ういろ」が創業したのは、昭和22年(1947年)。それから長い年月、丁寧にういろうを作り続けて、名古屋のういろう文化の構築に貢献した店のひとつです。伝統を守りながらも、「ういろバー」のような革新的なアイデアも取り入れています。
「大須ういろ」
一口サイズのういろうをポップな巾着に入れたセット。白、抹茶、桜、黒、ないろの5つの味が入っています。
おしゃれなスイーツもチェック!│名古屋銘菓【洋菓子編】
次は洋菓子編です。おしゃれなスイーツもたくさんあります。
名古屋ふらんす
焼き菓子ガトーでお餅をサンドした「名古屋ふらんす」。和と洋の味がミックスして、「えっ!」と驚くかもしれませんが、食べると不思議と納得できるおいしさです。
銘菓ポイント
「名古屋ふらんす」は名古屋土産として有名なお菓子。異色のものを組み合わせる名古屋のユニークな文化から生まれた、和洋折衷のスイーツです。
「名古屋ふらんす ほうじ茶味」
「名古屋ふらんす」には、スタンダードな味のほか、小倉トースト味、季節限定の味などがラインアップ。こちらは、老舗茶舗「妙香園」とコラボしてできたほうじ茶味です。
覚王山ロール
大阪の堂島ロールを生んだ有田逸郎シェフが監修したプレミアムロールケーキです。高温短時間で表面を焼いているため、中はしっとりと上品に仕上げられています。
銘菓ポイント
覚王山とは、名古屋の高級住宅地。そんな名前を冠につけた、本物志向のロールケーキです。
「覚王山ロール」
無添加の純生クリームを使用。濃厚なのにやさしいミルク感を感じられるおしゃれなスイーツです。
名古屋プリン
名古屋にあるスイーツショップ「メゾン・ド・ジャンノエル」のプリンで、日本の三大地鶏といわれる名古屋コーチンの卵を40%使用した、贅沢な味わいが特徴。
銘菓ポイント
地元民に愛される人気店が作る名古屋スイーツは、名古屋駅などでも販売されています。
「名古屋プリン」
「濃厚でなめらか」「トロトロでおいしい」などの口コミが寄せられている、評判のスイーツです。
おとうふどーなつ
名前のとおり、豆腐を使って作られたドーナツ。名古屋の豆腐屋「くすむら」が作っています。
銘菓ポイント
「くすむら」は大正3年(1914年)創業。愛知県産と北海道産の大豆、さらに清らかな木曽川の伏流水を使って、豆腐作りをおこなっています。そんな豆腐店が手がける、豆腐が主役のヘルシースイーツです。
「おとうふどーなつ」
「くすむら」がこだわる国産大豆のおからと豆乳を使い、油で揚げず、ふんわり焼き上げています。ヘルシーなスイーツとしてもおすすめ。
名古屋といえば小豆!│名古屋銘菓【あんこスイーツ編】
名古屋は小豆やあんこを使ったグルメが人気。そんな小豆やあんこが主役になったスイーツをご紹介します。
小倉トーストラングドシャ
名古屋の喫茶店で出される、トーストにあんことマーガリンをのせた小倉トーストをイメージさせたスイーツです。食パンそっくりの四角いラングドシャに、小倉あんの風味がきいたチョコを重ねています。
銘菓ポイント
「おしゃれなラングドシャなのに、名古屋名物の小倉トーストの味がする!」と、話題の品。高級感ある紫×黒のシックなパッケージに入っています。
「小倉トーストラングドシャ」
小倉あんとマーガリンの香りもただようラングドシャ。名古屋土産にも喜ばれます。
名古屋 小倉トースト ラスク
小倉トーストをイメージして作られたラスクです。このスイーツのために専用で焼いた食パンに、粉末のあんとバター、小豆をトッピングして焼き上げています。
銘菓ポイント
名古屋の喫茶文化のひとつ、小倉トーストを再現したスイーツです。本物の小倉トーストを食べた人も、まだ食べたことのない人も、きっと楽しめます。
「名古屋 小倉トースト ラスク」
見た目も本物の小倉トーストそっくり。ラスクのサクサクとした食感とともにどうぞ。
小倉あんパフェサンド
ザクザクとした食感のクッキーで、小倉あんとコーンフレーク入りのホイップチョコをサンドしています。
銘菓ポイント
「小倉あんパフェサンド」は、小倉あんパフェをイメージして作られたスイーツです。名古屋らしいスイーツが、お土産やギフトにも便利な焼き菓子になりました。
「小倉あんパフェサンド」
ビビットなピンク色の背景に、小倉あんパフェのイラストが描かれたパッケージが目印。スイーツ好きやあんこ好きの方に喜ばれそうです。
名古屋スイーツを堪能しよう
名古屋には定番から和菓子、洋菓子まで、さまざまな銘菓が誕生しています。また名古屋らしく、あんこを使ったスイーツも数多くあります。まだ食べたことのない名古屋銘菓があったら、名古屋に行ったときにお土産で買って帰ったり、通販で試しに買ってみたりしてはいかがですか?
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文・構成/HugKum編集部