目次
ママ・パパが子育てが面倒くさいと思ったことは?
子どもを育てていると、「あー、もう面倒くさい!」と思う瞬間は、一度や二度は誰にでもありますよね。「子育てを面倒くさいと思ったことはありますか?」というアンケートを取ったところ、実に63.6%もの人が「ある」と回答しました。
半数以上の人が時に「面倒くさい」と思うことがある子育て。多くのパパやママは具体的にはどのようなときに「面倒くさい」と感じているのでしょうか。夫婦の教育方針の違いから、女の子・男の子を育てている上でのそれぞれの悩みまで具体的に聞きました。それぞれ見ていきましょう。
どんなとき子育てに「面倒くさい」と思った?
子育てで「面倒くさい」と思うことは子育てそのものではなく、夫婦間でのことだったり、親との関係だったり、外的要因も大いに絡んでいたりしますよね。あなたが「面倒」だと思うことはみんなも同じです。共感しながら、育児のストレスを発散してみてください。
教育方針が夫(妻)と合わない
「教育に関する方針が主人と自分で温度差がある」(40代・兵庫県・子ども1人)
「考え方や捉え方がちがうので、それに戸惑う事がある」(30代・埼玉県・子ども1人)
「妻がやたらとお金をかけたがる」(30代・栃木県・子ども2人)
「妻が甘やかし過ぎる所があって、方針で喧嘩になる事がある」(40代・福井県・子ども2人)
「親や旦那としつけに関する意見が合わない」(30代・京都府・子ども2人)
「旦那と子育ての仕方が違うので意見が平行線で面倒」(50代・神奈川県・子ども1人)
子どもが言うことを聞かない
「ぐずって何をしても不機嫌な時」(20代・宮城県・子ども1人)
「何をしてもイヤと拒否される時」(20代・京都府・子ども1人)
「子どもが言うことを聞かない」(40代・埼玉県・子ども3人)
「自我が強く、時間がないときに限ってやりたい事が強く出て説得するのが大変」(30代・千葉県・子ども2人)
「正論が通らない事」(30代・京都府・子ども3人)
夫が何もしない
「子育てするのが、旦那はほとんどしないので、自分に負担が多くてなかなか思うようにいかないこともあった」(30代・神奈川県・子ども3人)
「旦那が面倒をみてくれない」(30代・鹿児島県・子ども3人)
「夫が自分のことしか見ていないので、戦力にならないこと」(40代・大阪府・子ども2人)
「なかなか育児に参加しない」(30代・愛知県・子ども1人)
自分の時間がない
「旦那が週末も仕事でおらず、1人の時間がないこと」(30代・福岡県・子ども1人)
子どもの寝起きが悪い
「朝自分で起きられないので、毎朝起こしに行くのが面倒くさい。なかなか起きないので」(40代・千葉県・子ども2人)
同じ話や遊びを何回も繰り返す
「同じ話や遊びを何回も繰り返す」(40代・岐阜県・子ども1人)
女の子の子育てで「面倒くさい」と思ってしまうことは?
特に女の子を育てていく上で「面倒くさい」と感じるところはどんなところでしょうか。よく「女の子は育てやすい」と耳にしますが、女の子の子育てならではの悩みも出てきました。皆さんからの具体的なコメントとともにご紹介していきます。
服選びが面倒くさい
「用意した服を嫌がる」 (40代・愛知県・子ども2人)
「服装がなかなか決められない」(30代・東京都・子ども1人)
「自分で着ていく洋服が決められず親が毎日洋服を出しておかないといけない」(50代・神奈川県・子ども1人)
髪型が面倒くさい
「髪の毛を洗うのが面倒なので、ショートカットにさせていたら、髪を伸ばしたいと言い出したこと」(30代・愛知県・子ども1人)
女同士だから面倒くさい
男の子の子育てで面倒くさいと思ったこと
次に男の子を育てていく上で「面倒くさい」と感じるところはどんなところでしょうか。活発でよく動き回る男の子は目が離せません。皆さんからの具体的なコメントとともにご紹介していきます。
いう事を聞いてくれない
「すぐに飽きる様なおもちゃを買うまで、言う事を聞かない所。 同じ事を毎日言わないといけない所」(40代・福井県・子ども2人)
「屁理屈ばかり言う息子に説教するのが面倒くさい」(40代・千葉県・子ども2人)
勉強や宿題をしないとき
「勉強をなかなかしないとき」(40代・東京都・子ども1人)
行動が乱暴で雑で面倒くさい
「何をするにも行動が雑で乱暴な男の子を注意すること」(40代・石川県・子ども2人)
「掃除をしたそばから散らかす」(30代・埼玉県・子ども1人)
こだわるから面倒くさい
「一度これと決めるとなかなか折れない。」(30代・兵庫県・子ども3人)
「子育てって面倒くさい」と思う時があってもいい
多くのパパやママは“子どもが幸せに過ごすことができるように”と思って、まいにち子育てに奮闘されていると思います。いつでも理想的な親でいなきゃ、と完璧を追い求め過ぎると疲れてしまうこともありますよね。今回のアンケートを通して、様々な局面で「子育てって面倒くさい」と思う瞬間が多くの人にあるとわかりました。そこに罪悪感を持つ必要はありません。”面倒くさい”と思った自分も受け入れながら、リラックスして子どもと向き合いましょう。
文/末原美裕 構成/HugKum編集部