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子育て中に『もう無理』と思ってしまったことは?
子育ては楽しい時間もたくさんある一方で、自分の思うようにはなかなかいかないもの。うまく対処できればいいけれども、うまくいかないことが続くと、もう無理!と泣きたくなってしまうこともありますよね。ただ、泣いて諦めるわけにいかないのが育児・・・。ママたちはどう対処しているのか、HugKum読者のママ、パパたちにアンケートをとりました。
子育てにもう無理、と思ってしまったことがある人は、約20%。5人に1人なので、決して他人事ではなさそうですよね。
子育てに『もう無理』と思ってしまったのはどんなとき?
子育てをしている中で、もう無理、と泣きたい気持ちになってしまったのはどんな時なのか聞いてみました。
子供が言うことを聞かない
やはりいちばん多い回答はこちら。食事をしてくれない、公園から帰りたくない、やって欲しくないことを止めても聞いてくれないなどなど・・・。言い聞かせなければいけないタイミングはたくさんあるので、キリがなくなってしまうこともありますよね。
「泣き止まなかったり駄々をこねてとまらなかった時」(30代・福岡県・子ども2人)
「言うこと聞かない」(40代・大阪府・子ども1人)
「子どもを上手に説得出来なかったとき」(40代・千葉県・子ども1人)
夜泣き・寝不足が続くとき
次に多かったのが、夜泣きへの対応。自分の睡眠が削られることになるので、体力的にもきついもの。なかなか気力だけでは乗り切れない悩みなので、もう無理!と自然に声が出てしまうものですよね。
「夜泣きが続き、3時間おきのミルクで睡眠がまともに取れなかった時」(30代・愛知県・子ども1人)
「仕事で疲れた夜に、子供が泣き続けて親も子も寝られないとき」(40代・東京都・子ども1人)
泣きやまないとき
私も泣きたい!と思ったことがある人も多いのでは。家の中でひたすら泣き止んでくれないのも大変ですが、電車やお店など外出時に泣き止んでくれなかったりすると、周りの目も気になって焦ってしまうし、つらいですよね。
「泣く時」(40代・愛媛県・子ども2人)
無理な育児はノイローゼの危険も?!
これまでの回答のように、子どもが言うことを聞いてくれない、泣き止まないといったストレス、睡眠時間が取れなかったりと体の疲れなどを抱え続けてしまうと、育児ノイローゼになってしまうことも。育児ノイローゼになってしまうと、わけもなくイライラしたり、不眠症、食欲がなくなる、もしくは過食、無気力などの症状が現れ、育児がさらにつらくなってしまいます。パパや家族に協力してもらったり、地域のサービスを利用したり、一人でがんばりすぎないことが大切です。
子育ての大変な時期をどう乗り越える?
子どもから目が離せない時期は、特に育児が大変なもの。ぐっと我慢する前に、どうするのがよかったか、乗り越えるための対処法をママ、パパに聞いてみました。
夫婦で話し合い協力する
「夫婦で話し合う、子供を保育園に預けてリフレッシュする」(30代・愛知県・子ども1人)
「妻と協力」(30代・神奈川県・子ども1人)
「夫婦でじっくり話し合って解決したい」(50代・兵庫県・子ども3人)
忘れる・あまり深く考えない
おっぱいが出にくい、怒りすぎてしまったとか、くよくよ悩んでしまうママも多いもの。考えすぎると、頭も疲れてしまうので、とりあえずは忘れる、気にしないようにするという声もありました。
「あまり深く考えない」(40代・茨城県・子ども1人)
「今だけ…」と我慢する
夜泣きやイヤイヤ期などは特に大変ですが、育児の負担が減る日は必ず来るもの。保育園・幼稚園に入れたらラクになるはず!など考えて、とりあえず今は我慢する、という声もありました。気合で乗り切る!というパワフルなママも。
「気合!」(40代・東京都・子ども1人)
「将来に期待」(40代・山形県・子ども2人)
ほっとく
「危険がないなら放っておく」(40代・愛媛県・子ども2人)
怒り方を考えておく
子どもが言うことを聞いてくれないから怒っても全然効果がない、などはイライラしてもう無理!と思いがちなシチュエーション。どんどんヒートアップしてしまうと自分も疲れてしまうことに。怒り方、言い聞かせ方などを考えておくのも◎。アンガーマネジメントなど、本やWEBで簡単に調べられることもあるので、頭に入れておくのもおすすめです。
「絶対に手を上げないと決めておく」(40代・大阪府・子ども1人)
無理をしない子育てをするには?
もう無理、とならないように、気持ちに余裕を持った育児ができたら理想的。そのために必要なことはなんでしょう?
頼り上手になる!
なんでも一人で悩みを抱え込んでしまうと、どんどん自分を追い詰めることに。親や友達に相談したり、話をするだけでも気持ちがラクになるもの。ちょっと聞いて!とつらくなる前にどんどん話してみましょう。また、児童館や子育て支援センターなどのプロに、対応の仕方を相談してみるのも手です。
適度に手を抜く!
例えば、手作りした食事をを食べてくれない場合には、無理せず市販のベビーフードや冷凍食品を利用して自分の負担を減らしたり、泣き止まない時は、無理に泣き止ませようとせずに諦めて泣かせておいても大丈夫。部屋が散らかっていたって、赤ちゃんに危険がなければ問題なし!
上手に息抜きをする!
パパに頼れなかったりと、ワンオペ状態で育児をしていたら、いっぱいいっぱいになってしまうのは確実。シッターさんや一時保育を利用して自分の時間を少しでも作れたらいちばんですが、難しい場合には、寝かしつけ後の自分へご褒美おやつを用意しておいたりと、ほっとできる時間を意識して作るだけで気分も変わるものです。
ママがラクな育児で気持ちに余裕を
もう無理!と思ってしまった時は、本当に無理をしてしまっている証拠。泣きたくなってしまうその前に、毎日余裕をもった気持ちで過ごせるようにしておけるといいですよね。自分にラクな育児をしていくことが、無理!と思うのことのない余裕のある育児につながるのではないでしょうか。
文・構成/HugKum編集部