アジは離乳食後期から。初めて食べるときの注意点や進め方、下処理・保存方法など

アジ(マアジ=アジ類の代表的なもの)の名前の由来は、諸説ありますが「味」の良さから「あじ」となったとか。スーパーなどで通年手に入りやすい青魚で、離乳食の「後期」から利用できます。今回は、「アジ」についてご紹介します。

栄養が豊富なアジは離乳食にも取り入れたい食材

アジ(マアジ)は、たんぱく質、脂肪、ビタミンB群、カルシウムやミネラルなど、栄養素をバランスよく含んだ食材です。また、アジにはDHA、EPAなどの不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、特にDHAは脳の成長を助ける働きがあると言われています。さらに、乳児の目や脳の正常な発達のために欠かせないタウリンも含まれています。


離乳食にたくさん取り入れたい魚!進め方の注意点やおすすめレシピ、先輩ママの経験談も
こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食にぜひ取り入れてもらいたい「魚」。今日は、離乳食に魚を取り入れるときのルールや注意点、...

離乳食のアジはいつから?

アジは、離乳食後期から使える食材です。アジは赤身の魚で、青い背を持ついわゆる「青魚」。青魚と呼ばれる魚は、白味魚に比べて脂質が多く含まれています。脂質が多い魚は加熱すると固くなってしまうので、ある程度の固さの食材が食べられるようになる離乳食の後期(9ヶ月以降)を目安に食べ始めましょう。

初めて与えるときの注意点

鮮度の悪い青魚はアレルギー成分である「ヒスタミン」が生成されている可能性もあるので、アジを買うときは鮮度の良い物を選び、初めて食べさせる際は、まずひと一口食べさせてみて様子をみましょう。

離乳食初期から食べられる白身魚は、高たんぱくで低脂肪! 切り身やお刺身を使った下処理や調理方法、レシピを紹介
魚は赤ちゃんのうちから食べられる、貴重な栄養源。良質タンパク質やカルシウム、ビタミン、ミネラル、タウリン、DHA、EPAなど体に必要...

アジの下処理と保存方法

ウロコはもちろん、アジ特有のゼイゴ(尾の両側にある固くてトゲトゲした部分)も取り除くと口当たりがよくなります。

ウロコや小骨の取り除き方

アジの鮮魚の場合、まず体についているウロコとゼイゴを取り除き、三枚におろします。小骨が多い魚なので、骨が残っていないか、随時手で触りながら確認します。

また、手に入りやすいアジの干物は、塩分が多いため基本的には離乳食には向いていません。どうしても食べさせたいという場合は、離乳食完了期のお子様に、お湯で塩抜きをした上で、少量にとどめましょう。

アジの保存方法と保存期間

【1】基本的には調理した日に食べましょう

アジは鮮度が落ちるとアレルギーを引き起こすヒスタミンを生成するので、基本的には調理した日に食べ切ってしまいましょう。一度ヒスタミンが生成されてしまうと、熱を加えても成分が残ってしまうので注意が必要です。

【2】冷凍は一度加熱した切り身を

鮮度のいいアジなら、一度茹でるなどして加熱したものを冷凍することができます。冷凍したものは、1週間を目安に食べ切るようにしましょう。

【3】解凍は冷蔵庫にいれて

自然解凍は雑菌の繁殖につながるので避けます。解凍の際は冷蔵庫に入れて、ゆっくり解凍するのがおすすめです。時間がない時は、密閉袋に食材を入れ氷水の入ったボウルに沈める方法もGood。一度解凍したものを再冷凍すると、味が落ちたり、衛生面であまりよくなくなったりするのでおすすめできません。

アジを使った離乳食おすすめレシピ

アジを使ったレシピを離乳食期で紹介します。※レシピは、mogcook(お魚離乳食材通販サービス)管理栄養士監修のオリジナル離乳食レシピです。

完了期|魚のみぞれ煮(調理時間:約7分)

◆材料

魚(アジ)   1パック
片栗粉     少々
大根      30g
大根の葉先   2g
だし汁     50cc
醤油・みりん  少々
油       適量

◆作り方

(下ごしらえ)
魚は解凍し片栗粉をまぶす。
大根はすりおろし、葉は柔らかく茹でて細かく刻む。
1.フライパンに油を熱し魚を入れ焼く。
2.小鍋にだし汁、醤油、みりんを煮立たせたら大根おろし、魚を加え火を通す。
3.器に盛りつけ大根の葉を飾り出来上がり。

(管理栄養士からのコメント)

大根の代わりに蕪でも代用できます。大根には消化を助けるアミラーゼが含まれています。大根おろしで煮ているので焼いた時の魚のパサつきも気にならず食べる事ができます。

「mogcook」でレシピを見る

完了期|アジの黒酢カレー南蛮 (調理時間:約8分)

◆材料

魚            10g(1パック)
米粉、カレー粉、米油   各少々
赤、黄パプリカ      各5g

<たれ>
甘麹           小さじ1
だし汁、黒酢、醤油    各小さじ1/4

◆作り方

(下ごしらえ)
魚は湯煎解凍し、袋から出してさっとほぐします。
1.米粉とカレー粉を半分ずつ混ぜた粉を魚をまぶし、フライパンに米油を入れ揚げ焼きにします。
2.パプリカはみじん切りにし、電子レンジで加熱します。(皮が気になる場合はみじん切りにする前に取り除きます)
3.ボウルにたれの材料を混ぜ合わせておきます。
4.魚にたれをかけ、パプリカを散らせば出来上がり♪

(管理栄養士からのコメント)

離乳食期にあまり口にする機会が少ない酢(黒酢)に少しずつ慣れるよう、カレー味の南蛮漬けに仕上げました。
黒酢は香り高くまろやかな味わいが特徴です。
又同じ塩分の料理でも酢を加える事で塩味を強く感じる事ができるので、おいしく減塩調理ができます。

「mogcook」でレシピを見る

お魚の通信販売「mogcook」を利用するのも手!

お魚は赤ちゃんのうちから食べられる、貴重な栄養源。離乳食作りは少量なので、簡単に食べられるよう下処理をし、約1食分の10gずつに小分けされた、「mogcook」お魚の離乳食材通販サービスを上手に利用するのもおすすめです。

「mogcook」について詳しくはコチラ

文・構成/HugKum編集部 監修/mogcook

離乳食のアジに関する体験談

HugKum編集部では、1~2歳のお子さんがいるママやパパを対象に、離乳食のアジに関するアンケートを実施しました。まずは、お子さんがアジを食べた様子についてお聞きしました。

Q.離乳食でお子様はアジを好んで(嫌がらずに)食べてくれましたか?

離乳食のアジ

好んで食べたお子さんは13.3%。食べてくれたお子さんを含めると38.3%のお子さんが口にしています。やや少なめの印象がありますね。一方アジはまだ食べさせていない、と答えたママパパが45%と多く、アジは後期から使用可能な食材なので、慎重に進めている様子がうかがえます。

ママパパの体験談

ママパパは離乳食でアジをどのように取り入れているのでしょうか。実際の体験談を見てみましょう。
骨に気を付けた、パサパサ感を解消するためにご飯に混ぜる、細かくほぐす、ときめ細やかに対応しているようです。

お刺身用のアジを使用するのは、骨がなく安心ですね。成長を助ける栄養素が豊富なアジ。工夫してメニューに取り入れてみてください。

「美味しそうに食べていた。茹でてから食べた。骨にはすごく気を付けた。」(30代・埼玉県・子ども2人)
「ご飯と混ぜたらひと口は食べたがそれ以降は全く食べなかった」(30代・広島県・子ども3人)
「嫌がることはないけど、そのままだとパサパサして口から出そうとするので、ご飯等に混ぜれば食べてくれる。」(30代・鳥取県・子ども3人)
「骨が怖いのでお刺身用のを買って調理して食べさせた」(30代・東京都・子ども2人)
「お粥に混ぜて鯵お粥にしたらよく食べてくれた。 細かくほぐして口当たりをよくするとよかったです。」(20代・東京都・子ども2人)

編集部おすすめ!「bebemeshi for family」おそとごはん(たべるとくらすと)

忙しいときや外出のときに便利!無農薬・減農薬栽培、有機栽培の野菜と、国産のお魚、宮崎県の鶏ささみを中心に使用したこだわりの無添加離乳食。味付けは一切せず、丁寧にとった出汁の旨味を大切にしているママにもベビーにもやさしい&おいしい離乳食です。7ヶ月、9ヶ月、12ヶ月と赤ちゃんの成長に合わせて選んで。ギフトセットもありプレゼントにもおすすめ!

くわしくはこちらをチェック!

編集部おすすめ

関連記事