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おもちゃのリサイクルにおすすめ方法は?
子どもの成長とともに、どんどん増えていくおもちゃ。ある程度整理していかないと収納できなくなってしまいますよね。でも、思い入れのあるものが多いことや、使用期間がそう長いものでもないので捨てるのではなく、なるべくリサイクルしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
リサイクルの方法としてはいくつかパターンがあります。分かりやすいのはリサイクルショップ、ネットオークション、児童施設などへの寄付、フリマやバザーへの出品、自治体のリサイクル活動などがあります。それぞれどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
リサイクルショップで売る
手っ取り早く誰かに譲りたい場合にはリサイクルショップが便利。店頭での買取に加え、ダンボールに詰めて送るだけという宅配買取のショップもたくさんあり、人気の高いおもちゃで状態もよければ高い値段で買い取ってもらえるかも。査定の前に、汚れなどはきちんと拭き取ったりとなるべくきれいにしておくのが、買取値がUPするポイントです。
ネットオークション・フリーマーケット
欲しい人に直接譲れるのが、ネットオークションやフリマアプリ。スマホで簡単に登録できる場合が多いので、思い立った時に出品できます。また、地域で実施されているフリーマーケットも直接販売することが可能。おもちゃについての説明や質問などを細かくやり取りできるので安心して使ってもらえます。レアなおもちゃなどはネットオークションに、そんなに高くならないおもちゃなど手数料・送料がもったいない場合には、フリーマーケットを活用するのがおすすめです。
保育施設や児童施設、幼稚園のバザーに寄付をする
子どもがたくさん遊ぶ施設ではおもちゃは必須アイテム。まだきれいで遊べるおもちゃであれば、よろこんでもらえる場合もあります。また、幼稚園などで開催されるバザーに持ち込むことも可能。ただ施設によっては寄付を受け付けてない場合もあるので、一度聞いてみるとよいでしょう。
自治体のリサイクル活動へ
各自治体ではゴミを減らすためにリユース・リサイクル活動を実施していることがほとんど。おもちゃについてもリサイクルセンターなどで引き取りをしていることが多いので、ウェブサイトなどをチェックしてみましょう。
おもちゃの処分におすすめリサイクルショップ(全国)
リサイクルショップで買い取ってもらったママたちが実際に使ったお店や、おすすめショップをご紹介します。自分に合った方法で一度試してみては。また、ほとんどのショップがお洋服などおもちゃ以外のアイテムも買取しているので、家族の洋服や食器などと一緒に申し込むのも便利な使い方です。
セカンドストリート
全国に600店舗以上あるリサイクルショップ。洋服の買取をしてもらったことがある人も多いのでは。この中の350店舗ほどで、おもちゃの店頭買取をしてくれます。ウェブで申し込む宅配買取もあるので使いやすく、また買取強化メーカーなどもウェブで公開しているので、チェックしてから依頼するのがおすすめです。
ハードオフ/オフハウス
店頭への持ち込みがメインのショップ。また、アプリをダウンロードすると「オファー買取」というサービスの利用も可能に。商品を登録すると、全国のハードオフ店舗のうち、ぜひ買取りたい!というお店から買取額が提示され、条件が見合えば宅配買取してくれるというもの。金額が見合わなければ売るのをやめることもできるのでお手軽です。
キンブル
愛知県中心のショップで365日、店頭で買取をしてくれるショップ。値段がつかないものも引き受けてくれるので頼り甲斐のあるショップですが、現在は無料での引き取りを一時休止しています。(19.9.18現在)
開放倉庫
奈良県から島根県までのエリアで展開しているショップ。店頭買取なので、その場でやり取りできて安心です。
トイプラネット
群馬県から埼玉県のエリアで展開している、おもちゃ専門の買取ショップ。こちらはリサイクルおもちゃの販売も同じ店舗内でしており、実際に遊んで試してから購入が可能。買取時に子どもと一緒に出かけて、買取してもらったお金で中古のおもちゃを購入できるのもうれしいですよね。また値段がつかなかった商品もその場で引き取ってもらえます。
■トイプラネットについてはこちら
トレジャーファクトリー
店舗での買取ショップ。期間限定で買取額アップキャンペーンを実施していて、対象商品の買取が1点でも成立すれば、洋服など他の商品もまとめて価格アップで買取してくれる、というもの。おもちゃ以外にも買い取って欲しいものががある場合は、ぜひこまめにWEBでチェックしてみて。
■トレジャーファクトリーについてはこちら
おもちゃ寄付におすすめの寄付先
買取のようにお金のやり取りが面倒な場合や、買取対象メーカーでなかった場合などは寄付をするのもおすすめ。実際に寄付をしたママたちもたくさんいました。寄付場所を自分で探す以外にも、おもちゃの譲り合いイベントがあったりするので自分に合った形を選んでみては。
トイくる
全国のショッピングモールなどでリサイクルイベントを実施。子供がその場で遊びながら欲しいおもちゃを探したり、その場で寄付もできるので楽しんで参加できおすすめです。
保育園・幼稚園などの児童施設
子どもがたくさん過ごす保育園・幼稚園や児童施設などは、おもちゃもたくさん必要とするところ。よろこんでもらえてよかったという声も挙がりました。
地域や学校のバザーなど
幼稚園など、バザーを定期的の開催している場所がある場合には、持ち込むとよろこんでもらえる場合も。子どもが直接手に取って選んでくれたらうれしいですよね。

マクドナルドも定期的にリサイクルボックスを設置!
マクドナルドのハッピーセットは人気のおもちゃがついていて、子ども達はみんな大好きですよね。でもわりとすぐに飽きて、次のおもちゃを欲しがったりも・・・。もったいないなぁと思いながら捨てていた人も多いのでは。そんなハッピーセットの、遊ばなくなったおもちゃを回収してリサイクルするボックスがマクドナルド店頭に設置されました。

回収ボックスを利用したことがある人は20%。まだサービスが始まって間がないので認知度が低いようですが、今後広がっていきそうです。
店頭でハッピーセットのおもちゃを回収
ハッピーセットのおもちゃ回収ボックスは、期間限定ですが、定期的に店頭に設置されています。回収されたおもちゃはリサイクルされ、緑色のトレイになり店舗で使われることに。子どもたちが実際に生まれ変わったトレイを見ることができるので、リサイクルへの意識が生まれる素敵な取り組みですよね。
利用したことがある人の回答でも、エコに貢献している実感が親子ともに湧いたという声や、捨てずに店頭で回収してくれるので、便利だしありがたいという声が挙がりました。もらったおもちゃは取っておいて、回収キャンペーンの時期に、子どもと一緒に相談してボックスに入れられるとよいですね。
「リサイクルされるのでよい」(40代・青森県・子ども2人)
「家で気分的に捨てにくかったので、助かった」(40代・愛知県・子ども1人)
「使いやすい」(40代・福岡県・子ども3人)
「子どもたちがリサイクルのトレイに興味を持つようになった」(40代・東京都・子ども3人)


おもちゃのリサイクルで子どものエコ意識もUP
環境のことを考えるとゴミの削減は待ったなしの状況。子どものエコ意識を向上させるには、子どもにとっていちばん身近なおもちゃをリサイクルするのがぴったりです。捨てると言うと嫌がる子どもも、譲ろうねと言えばすんなりOKしてくれそうです。ぜひこういった機会を利用して、モノを大切にする意識や、使わなくなったら捨てずにリサイクルできることを教えていきたいですね。
文・構成/HugKum編集部