離乳食にケチャップはいつからOK?手作りできる?量や与え方、おすすめレシピも

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こんにちは!離乳食インストラクターの中田馨です。大人も子どもが好きな調味料のひとつ「ケチャップ」。オムライスやケチャップライスは定番で、炒め物、煮物にも使える万能調味料です。今回は、「ケチャップ」について離乳食目線で深堀りします。

 

離乳食にケチャップを使っていいのはいつから?

離乳食初期、中期は調味料を使わず、おだしと食材そのものの味を味わう離乳食を作ります。離乳食後期から少しずつ調味料を使い始めます。離乳食に使用する調味料は、味噌としょう油が中心です。大人にとっての調味料は「味付け」ですが、赤ちゃんにとっては「風味付け」として使用します。ケチャップも離乳食後期以降からの使用になります。

与え方や量の目安

まずはしょう油、味噌からスタートし、離乳食後期後半以降にケチャップにチャレンジです。1食当たりの量は0.5ℊまで。大人が味見をして「ほんのりケチャップ風味がするかな?」程度でOKです。ケチャップの中には砂糖や添加物が含まれるため、ごくたまに、味のアクセント程度に使うようにしてください。

離乳食には手作りケチャップがおすすめ

「もし、ケチャップを手作りすることができたら?」と考えたことはありませんか?実は私も、きっとできるだろうなと思い、作ったことがあります。多くのケチャップレシピには、ニンニク、しょう、唐辛子などが入ることがありますが、今回は「離乳食用」ですので、あっさりとニンニク、しょうがを入れないレシピを紹介します。

手作りケチャップレシピ

<材料>

トマト 200g

玉ねぎ 1/8

A塩 小さじ1/8

砂糖 小さじ1/4

米酢 小さじ1/4

<作り方>

1.トマトは湯むきをして種を取り除き、ミキサーにかける。

2.たまねぎをすりおろし、1Aを一緒に小鍋に入れて弱火で煮詰める

多めに作って、大人分はあとでにんにくなどを入れると出来上がります。手作りケチャップは、日持ちしませんので、離乳食の場合、冷蔵保存したうえで23日以内に食べきりましょう。

 

市販のケチャップの選び方、おすすめ商品

「ケチャップ」と一言で言ってもさまざまなメーカーさんから出ています。「どれがより赤ちゃんにいいのかな?」と悩んだときは、ぜひ裏面表示を確認してみてください。選ぶ時のポイントは、できる限り保存料や香料のようなものが少ないものです。読んで見て知らない食品が書かれていたら、少し立ち止まりましょう。

オタフク 1歳からのケチャップソース


子ども目線のやさしい味です。子どもだけでは、賞味期限内に使い切らないので、大人も一緒に使うといいですね。

 

離乳食完了期以降のケチャップレシピ

では、離乳食完了期以降の、ケチャップを使った離乳食メニューを紹介します。

きのこのケチャップライス

きのことバターの風味が美味しいケチャップライスです。パセリの代わりに青のりをのせて彩鮮やかに。

<材料>

ご飯 80g

鶏ささみ 20g

玉ねぎ 15g

まいたけ 5g

青海苔 少々

バター 0.5g

ケチャップ 0.5g

<作り方>

1.鶏ささみはそぎ切りにしてから5㎜に切る。たまねぎとまいたけはみじん切りにする。

2.フライパンにバターを熱し、鶏ささみを炒めたら、玉ねぎ、まいたけを炒め、ケチャップを和える。

3.ご飯に2を混ぜ入れ、器に盛ったら青のりをかける。

 

ツナのトマトパスタ

ツナ缶を使ったお手軽パスタ。お家の冷蔵庫にある野菜を入れてくださいね!

<材料>

パスタ(ゆでたもの) 80g

ツナ缶(水煮) 20g

トマト 20g

玉ねぎ 15g

ピーマン 5g

オリーブ油 0.5ml

ケチャップ 0.5g

<作り方>

1.ゆでたパスタは1㎝長さに刻む。トマトは湯むきをして種を取り1㎝角に切る。たまねぎとピーマンは千切りにする。

2.フライパンにオリーブ油を熱し、玉ねぎ、ピーマンを炒める。ツナを入れさらに炒める。

3.2にパスタを入れ、具と絡まったらケチャップを入れる。

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記事監修

中田馨|離乳食インストラクター

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在13歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、20年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで2500人が受講。

 

 

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