聞きながら楽しめるCD付き落語絵本
CDつきのおすすめ落語絵本 『CDつき おもしろ落語絵本 ごくらくらくご1』
「見る・読む・聞く・笑う」で、日本語を存分に楽しめる子どものための落語絵本。
『小学一年生』で連載されていて、大反響があった企画をまとめた一冊です。
子ども落語の草分け・桂文我氏の新作書き下ろし落語と、画家・飯野和好氏の個性的な絵に子どもも夢中になること間違いなし!
付録のCDでは、本に載っている落語を桂文我氏が熱演しており、本物の話芸も楽しめます。
CDつきのおすすめ落語絵本 『えほん寄席 満員御礼の巻 (CDつきおもしろ落語絵本)』
NHKで放送されて大評判の「えほん寄席」の完全単行本化。
「たいらばやし」「めがねやどろぼう」「まんじゅうこわい」など、子どもも楽しめる落語が収録されていて、放送音源のCD付録もついています。
音読や朝読書にもぴったりの落語本
初心者にもおすすめな落語本 『1日3分 脳とのどを鍛える 音読落語』
脳トレ、のどトレとして効果のある「音読」を、手軽に楽しめる落語の音読本です。
大人のための脳や口腔機能の健康法としておすすめされていますが、音読のコツも掲載されていて短時間で読めるので、子どもの音読の練習にも。
初心者にもおすすめな落語本 『10分で読める 大わらい落語』
「ちりとてちん」や「そこつのくぎ」などの、一度は読んでおきたい大わらいできる有名作品を全10話収録。
イラストが多く落語解説のコラムあるので、「落語を自分で読むのははじめて」という子どもにもぴったり。
小学校低~中学年向けです。
読み聞かせにぴったりの落語本
読み聞かせにおすすめな落語本 『決定版 心をそだてる はじめての落語101』
「寿限無」「時そば」「まんじゅうこわい」など、おなじみの話をはじめとした楽しい話を厳選。
これ1冊に落語の魅力が詰まっており、家にあるとずっと楽しめそうな子ども向け落語本の決定版です。
読み聞かせにおすすめな落語本 『落語絵本 ― ばけものつかい』
はっきりした色使いでユーモラスな絵柄とリズム感のある文章で、小さな子でも楽しめる落語絵本。
大型本なので学校や幼稚園での読み聞かせにもおすすめです。
シリーズ本なので、ほかにも「じゅげむ」「めぐろのさんま」などの絵本もあります。
深く知りたい大人向け落語入門
大人におすすめな落語本 『ゼロから分かる! 図解落語入門』
落語のあらゆる疑問をイラストで分かりやすく解説した一冊。
「寄席ってどんなところ?」「どこに行けば落語が聴ける?」「はじめてでも理解できる?」などの、落語に触れ始めると誰もが疑問に思うようなことがていねいに説明されていて、落語入門書としておすすめです。
大人におすすめな落語本 『ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語』
渋沢栄一や吉田茂など、著名な政治家や経営者にも落語愛好家は数多く存在します。
落語は「人の心をつかむ術」を身につけるツール、「日本の文化・価値観」「人間の変わらない本質」を知るツールとしても役立つそう。
そんな「教養としての落語」を立川談志さんの弟子であり、慶應義塾大学卒、元ビジネスマンという異色の経歴の持ち主である立川談慶さんが教えてくれる一冊です。
大人におすすめな落語本 『滑稽・人情・艶笑・怪談…… 古典落語100席』
人気落語家の立川志の輔さんが古典落語の名作100選を厳選した、古典落語入門の決定版です。
夫婦愛、親子愛、隣近所の心のふれ合いなど、庶民が織りなすドラマが分かりやすく解説されています。
大人におすすめな落語本『芝浜: 落語小説集』
「落語の人情世界」を小説化した作品。
屈指の人情噺として知られる「芝浜」をはじめ、人情世界を温かく描いた人気の演目を収録しています。
元ネタを知らなくても楽しめますし、小説を入り口にして落語のおもしろさに興味が湧きそうです。
おわりに
落語は海外からも注目される日本の伝統芸能でありながら、大人だけでなく子どもにも分かりやすいおもしろさが魅力です。寄席に行くのはハードルが高いかもしれませんが、絵本やCDならおうちでも手軽に親しめます。楽しみながら日本語の勉強にもなるので、ぜひ親子で落語の世界に触れてみてください!
文・構成/HugKum編集部