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カラーボックスを上手に使いこなすには?
使い勝手が良く、組み合わせの自由度も高いカラーボックス。
幅広いご家庭からお部屋の「万能アイテム」として重宝されている一方で、その万能性といえば「どう使うのが正解?」と、悩んでしまうほどではないでしょうか。
カラボの選び方からおすすめ商品、活用アイディアをリサーチ!
そこで今回は、カラーボックスのかしこい使い方をリサーチ! カラボの種類や選び方から、おすすめアイテム、さらにはHugKum読者の先輩ママパパから寄せられた活用アイディアと、SNSでみつけたDIY実例までをご紹介します。
なぜカラーボックス? カラボのメリットとは
その前に…「そもそもどうしてカラーボックス? 他の収納家具でもいいのでは?」そんな疑問をお持ちの方のために、まずはカラーボックスにはどのようなメリットがあるのかをおさらいしていきます!
価格が安い!
カラーボックスのうれしいポイントは、なんといっても価格の安さ。安価なものなら3段組みでも1000円台で入手できたりと、お手頃です。収納が足りなくなったときの増設も気軽にできますね。
アレンジしやすい!
また、敷きレールと引き出しを取り付けてチェスト風にしたり、横置きにして収納兼作業台にしたりと、アレンジがしやすい点もカラーボックスのメリット。色やデザインのバリエーションも豊富なので、複数台のカラーボックスの組み合わせを楽しんでいる方も多いようです。
組み立てが簡単!
たいていの市販のカラーボックスは、ドライバー1本で組み立て可能。家具の組み立てに自信がない方でも簡単に完成させられる点もまた、カラーボックスの魅力です。
カラーボックスの種類&選び方のポイント
バリエーション豊富なカラーボックスですが、購入の際はどのようなことに注意をして選べばいいのでしょうか。その種類や、留意しておきたいポイントをお伝えしていきます。
サイズをチェック!
カラーボックスといえば、3〜4段組みのものをイメージする方が多いかもしれません。けれども、昨今の市販のカラーボックスはサイズも段数もさまざま。省スペースのスリムタイプから、たっぷり収納の幅広タイプ、机の下に設置できる小さめタイプなどなど…お部屋のスペースや用途に合ったものを選びましょう。
色やデザインをチェック!
モノトーンからカラフルまで、カラーボックスは色合いもよりどりみどり。なかには、木の風合いを活かしたものや、北欧風のものなど、デザインの凝った商品も流通されています。お部屋のテイストに合ったカラーボックス選びをしてみましょう。
仕切りの高さ調節ができるか、チェック!
また、仕切りの棚板の高さが調節可能なタイプだと、より便利。収納したいもののサイズや用途に合わせて段数や段幅を変えられるので、洋服や絵本の収納に重宝されています。
耐荷重をチェック!
カラーボックスは、素材やタイプごとに耐荷重も異なります。用途によって、どのくらいの耐荷重が必要になるのかをシミュレーションしつつ、商品を選ぶ際は必ず説明書きをチェックしましょう。
使いやすい! 人気のカラーボックス8選
さっそくですが、以上のポイントを念頭に、市販のカラーボックスにはどのような商品があるのかをみてみましょう! HugKumメルマガ読者のママパパを対象に、人気のカラーボックスをアンケート調査してみました。
ニトリ カラーボックス カラボ
全13色のカラーバリエーションを誇るニトリのカラーボックスは、組み立て簡単&レイアウトも自由自在。棚板の高さ調節はもちろん、天板・底板の位置変更も可能です。お部屋に合わせて選びやすく、扱いやすい、はじめてカラーボックスを買う方にもおすすめの商品です。
ニトリ カラーボックス Nカラボ コーナー
ニトリの扇型のカラーボックスは、お部屋の角のスペース活用にぴったりのアイテム! 通常のカラーボックスの横に並べて、飾り棚として使うのもおしゃれですね。玄関などのインテリア置き場としても活躍してくれそうです。
アイリスオーヤマ カラーボックス
アイリスオーヤマのカラーボックスは、なんといっても簡単に組み立てられる気軽さと、抜群の収納力が魅力! さらに、他のカラーボックスやオプションパーツを組み合わせれば、自分だけのオリジナル収納が作れちゃいます。全13色の中から好きな色を複数台選んで、お部屋に並列してみるのもおすすめです。
アイリスオーヤマ カラーボックス 2段 A4
アイリスオーヤマの2段組みカラーボックスは、机の下など、ちょっとしたスペースに活用できる背の低さがポイントです。横置き・縦置き、どちらにも対応した別売りのキャスターを取り付けられたりと、アレンジも自在!
IKEA
大人気のIKEAのKALLAXは、「見せる」「隠す」が自在なカラーボックスです。お子さんの作品をディスプレイして「見せる」収納したり、インナーボックスを使って中身が見えないように「隠す」収納したり。用途に合わせてアレンジしてみましょう。
山善 スリム カラーボックス
スリムタイプのカラーボックスなら、お部屋のちょっとした狭いスペースも有効活用! スリムながらA4書類がぴったり入るので、書類や雑誌をしまっておくのにも便利です。軽くて組み立てやすい反面、タテ置き時の耐荷重は、天板・棚板ともに「15kg」と、しっかりとした強度を誇ります。
カラーボックスの使い方は? 先輩ママパパによるアイディア集
さまざまなカラーボックスが市販されていて、ついつい目移りしてしまいそうですね。そんなカラーボックスですが、たとえおなじ商品でも、活用法はご家庭ごとに異なります。いったいどんな使い方が人気なのか、こちらもHugKumメルマガ読者のママパパを対象にアンケートで聞いてみました。
おもちゃの収納
子育て家庭では、特に頭を悩ませがちなおもちゃの収納。そんなときに活躍するのが、やっぱりカラーボックスです。インナーボックスを使っておもちゃを種類ごとに整理したり、ブロックや人形をディスプレイしつつ収納したり。「横置きにしておもちゃで遊ぶ机兼収納にしている」との声もありました。
本や絵本の収納
子どもの絵本の収納としてもカラーボックスは大活躍。棚の仕切りの位置を調整できるタイプなら、サイズがばらばらな絵本でも、すっきりと片付けることができますね。
子ども服の収納
子ども服の収納にも、カラーボックスは便利です! 棚内に突っ張り棒を設置すれば、洋服のハンガー掛けが可能に。さらに、引き出しやインナーボックスを取り付ければ、たたんだ洋服をしまっておけるチェストとしても活用できます。
クローゼットの仕分けに
クローゼットの中って、下着やネクタイ、アクセサリーなど、細かなものが散らかりがち。先輩ママパパはそんなお悩みもカラーボックスで解決! クローゼットの中にカラーボックスを設置すれば、細々したものも種類ごとに仕分けしつつ収納ができます。
テレビ台として
耐荷重性に優れたタイプのカラーボックスなら、横置きにしてテレビ台としても使用可能! テレビ周りの電子機器の収納としても役立つはずです。
机や作業台として
カラーボックス一台を横置きにして幼児用の作業台にしたり、カラーボックス二台の上に板を渡して机にしたり…などなど、カラーボックスを机や作業台として活用する声も見受けられました。収納としても使えて、一石二鳥なアイディアですね。
インスタでみつけた!カラーボックスのおしゃれなDIY実例
そのままでも多岐にわたった使い方ができるカラーボックスですが、少し手を加えれば、その活用法はさらに幅が広がります。ここでは、InstagramでみつけたカラーボックスのおしゃれなDIY実例をご紹介していきます!
カラボ3台をカウンター風キッチン収納に♪
カラボ3台の組み合わせで、カウンター風の収納が完成?! シンプルな組み合わせながら大胆なこちらのアイディアは、happymai.homeさんによるもの。内部にはしっかりと食器やキッチン用品が収納できて、上部はカウンターテーブルのように使えます。おしゃれかつ機能的なアイディアに拍手…!
ダイソーのリメイクシートで好みの柄にアレンジ◎
echineneさんは、子ども部屋のカラーボックスをダイソーのリメイクシートでアレンジ。ほんとうにダイソーのシートなの? と、つい目を凝らしてしまうほど、全面に貼られた大理石の柄から高級感が溢れ出ています! お部屋を大人カワイイ雰囲気に彩ってくれそうですね。
カラボが子ども用のプレイテーブルに?!
カラボ2台を背面合わせで繋げて、その上にはコルクボードを設置! 収納としても十分に機能して、お子さんの遊び場としても楽しげなこちらのプレイテーブルは、seys_syes_ekさんによるもの。子どもにとっても喜んでもらえそうな、すぐにまねしてみたいアイディアです!
カラボ×2台をベビークローゼットに♪
rururunbabyさんは、ニトリのカラーボックスに棚板を渡してベビークローゼットをDIY。アイボリーを基調にしたやわらかな色合いに、ほっと癒されます。なかでもこだわりのポイントは、ハンガー掛け用に取り付けられたアンティーク調のマルチバー。見た目も上品で、収納力も抜群な逸品ですね。
カラボは子育て家庭の味方! 収納の幅を楽しく広げてくれるアイテム
「コスパ良し・アレンジ自在・組み立て簡単」なカラーボックスは、子育て家庭の心強い味方ではないでしょうか。
「見せる収納」「隠す収納」を入れ替えてみたり、配置を変えてみたりしながら、これからもカラーボックスで収納の幅を楽しく広げてくださいね。
構成・文/羽吹理美