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上手に楽しく弁当作りを続けるには?
「はじめてなので、上手に作る自信がない…」
「味は良いのにぱっとしない」
「毎日作るのはめんどくさい…」
せっかくなら美味しくて見栄えも良い、子どもがよろこぶお弁当を作りたいものですが、お弁当作りには何かと悩みがつきものです。
上手に楽しく続けるには「基本のポイント」をしっかりと押さえておくことが大切。さらに、時短アイディアや気分が上がるお弁当箱を使うなど、ちょっとした工夫をプラスすることによって、お弁当作りのモチベーションは上がります。
そこで本記事では、お弁当作りをするのなら知っておきたい基本のポイントや工夫のアイディア、さらには、子ども用のおすすめお弁当箱までをまるっとお伝えしていきます!
弁当作りの基本のポイント|美味しそうに見せるコツ4選
まずは、お弁当作りの「基本のポイント」からチェックしていきましょう。初心者の方はもちろん、日々のお弁当づくりに行き詰まってしまったママやパパも参考にしてみてくださいね。
弁当箱選びのポイント
お弁当作りを始める際、一番に準備するのがお弁当箱ではないでしょうか。あまりにもバリエーション豊富なお弁当箱の数々に、目移りしてしまうこともあるかもしれません。
お弁当箱は、使用シーンやお弁当を食べる相手を想定しながら、素材や種類、機能、サイズに注目して選ぶのがおすすめです。たとえば、夏は保冷剤一体型を選んだり、よく食べる子ども用なら2段の弁当箱にしたり…。そのほか、好きなデザインのアイテムを取り入れることも、作る側・食べる側どちらにとってもお弁当が楽しくなる秘訣ですね。
詰め方のポイントは「ごはんの斜め盛り」
ごはんの隣におかずを盛り付ける場合、上手に盛り付けるために知っておきたいコツは「ごはんの斜め盛り」です。お弁当箱の中に緩やかな傾斜をつくるように、ごはんを斜めに入れてみましょう。おかずをこの傾斜に立てかけるようにすると、ぐんと詰めやすくなります。
主役のおかずは目立つように入れる
また、からあげや焼き魚など、主役のおかずを目立つように入れると、お弁当全体が引き締まって見えます。大きめのおかずなら、真ん中にどんと乗せてしまうのもアリ! いちばん目立つ場所に配置して、主役感を出しましょう。
彩りは「赤・黄・緑」の3色でカラフルに
さらに、おかずに赤・黄・緑の3色が揃っていると、お弁当が色鮮やかに見えます。2色しか用意できなかった…という時のために、トマトやパプリカなど、簡単に一色増やせる食材を常備しておくと◎
衛生面における弁当作りの注意点|食中毒対策を徹底!
お弁当を作る際、時間が経っても安心して食べられるように気をつけておきたいのが食中毒対策。ここでは、衛生面で注意したいお弁当作りのポイントをお伝えしていきます。
生野菜以外は加熱必須!
食中毒を防ぐために、生野菜以外の食品は「必ず加熱」を心がけましょう。カニカマやハムなど、そのまま入れてしまいがちな食材も、暑い時期や湿気の多い時期は加熱します。作り置きおかずも、お弁当に使う分はもう一度加熱して火を通したほうが安心です。もちろんレンジでチンでもOK。食材で増えてしまった菌を減らすことができます。
ミニトマトのヘタは取ってから!
お弁当に彩りを添えてくれるミニトマト。じつは、ヘタの部分から傷みやすいことをご存知でしたか? お弁当にミニトマトを入れる際は、あらかじめヘタを取ることをおすすめします。
お弁当箱の殺菌&抗菌の徹底
お弁当箱は常に清潔にして、菌を入れないようにしましょう。パッキンのゴムパーツまでを食器用洗剤でしっかり洗い、よく乾かすことが大切です。体に害のないもの(食材についても問題のないもの)であれば、殺菌・抗菌スプレーの使用も有効!
食材をお弁当箱に詰める際は、しっかりと冷ましてから
高温多湿によって菌は増殖しやすくなります。できたての食材を詰めてしまうと、容器内が高温になり湿度がこもってしまいます。蒸気がこもると水分が溜まってしまうこともあるため、食材は冷ましてからお弁当箱に詰めるようにしましょう。
抗菌作用のある食材を使用
梅干しやしそ、生姜など、抗菌作用のある食材を使うと、食材の菌を増やしにくくなります。ただし、日の丸弁当よりも梅の混ぜご飯の方が抗菌作用があるように、料理全体に「和える」「混ぜ込む」ような調理法がおすすめです。
簡単!時短!弁当作りのアイディア集 9選
忙しい生活の中で美味しいお弁当作りを続けるには、「時短」の工夫も欠かせません。ここでは、Hugkumファミリーのママパパからアンケートに寄せられた、簡単&時短をかなえるお弁当作りのアイディアをご紹介します。
前日に下味をつけておく
前日に下味を付けるなど下ごしらえを済ましておけば、あとは仕上げをするだけ。忙しい朝の負担をできるだけ減らしておくと、お弁当作りが少し気楽になるはず。
作り置きおかずはシリコンカップで冷凍ストック
まとまった時間のある時に、おかずを作って冷凍保存しておく方も多いのではないでしょうか。「保存の際にシリコンカップを使うと、解凍すればそのままお弁当に入れることができるので便利」とのお声もいただきました!
晩ごはん作りの際に同時に作る
「お弁当作りに時間を割くのが大変」であれば、晩ごはんを作る際に同時に作ってしまってもOK。冷蔵or冷凍で保存して、朝はレンチンしてから詰めるだけ!
オムレツorオムライス弁当を簡単に♪
忙しい朝でもとっても簡単に作れる、オムライスやオムレツのお弁当レシピも♪ すぐに作れてしまうのに、お弁当がちょっと豪華に見えますね! 付け合わせの野菜を添えて、さっそく真似してみましょう。
「電子レンジでケチャップライスをつくり、玉子だけフライパンでオムレツをつくる。お弁当オムライス。ケチャップライスに玉子をのせるだけでお弁当になる。あとは、ブロッコリーなどの野菜をトッピング。」(30代・群馬県・子ども1人)
「卵とツナ、マヨネーズを合わせてレンジでチン。フライパンの洗い物がでない」(30代・東京都・子ども3人)
具だくさんおにぎりにする
中には、栄養がたっぷり取れる具だくさんおにぎりのアイディアも! おにぎりの中にひじきの煮物をたっぷり詰めて、ボリューム満点に。おにぎりだけでもお腹がいっぱいになりそう。
自然解凍できる冷凍食品を活用
冷凍食品の中には、自然解凍できるものもあります。保冷剤代わりにもなるので、夏の暑い時期に活用している方も多いのだとか! 調理〜温める時間までもが短縮できる便利食品♪
フラインパン不要!サンドイッチ弁当にする
海苔チーズやピーナッツバターなど、フライパン不要の具材でサンドイッチ弁当を作るのもお手軽ですね。持ち運びも簡単で、さくっと食べられます。
ワンパンで調理
たまご焼き用フライパンでのワンパン調理で洗い物をラクに! フライパンが小さい分、油を使う量も減ってヘルシーに仕上がりそうです。
読者ママパパおすすめ! 子ども用の人気お弁当箱もチェック!
お気に入りのお弁当箱を使うと、作る側も食べる側も気分が上がりますよね。HugKum読者のママパパに、子ども用のおすすめお弁当箱も聞いてみました♪
スケーター 子供用 Ag+ 抗菌ふわっと盛れる 弁当箱 360ml ディズニー アナと雪の女王
アナ雪のはなやかなイラストが目を引くスケーターのお弁当箱。ふんわりタイプの蓋で、のりやゴマなどがくっつきにくく、食材が押し潰れてしまうのを防ぎます。銀イオンAGによって抗菌加工がされているのもうれしいポイント。見た目が可愛く使い勝手も良いので、ママパパからも子どもからも人気の逸品です。
スケーター ダイカット ランチボックス 弁当箱 プラレール はやぶさ LBD2
子どもたちの憧れの新幹線型ランチボックスも人気! 本体1/2にはお茶碗(約200ml)0.8杯分ものご飯が入って、容量もたっぷり。個性的な形ながら、中子付きでおかずが詰めやすいのも魅力です。電車好きの子どもにはぜひ持たせてあげたいお弁当箱。
無印良品
真っ白&シンプルな無印良品らしいお弁当箱なら、お弁当の彩りを邪魔することもないので、とにかく料理が主役に! 仕切りが使い分けできるので、食材の配置も自由自在。蓋を外せば電子レンジも使用可能です◎
毎日のことだからこそ、無理なくモチベーションをキープしましょう!
毎日のことだからこそ、楽しく続けたいお弁当作り。衛生面にも気をつけながら、モチベーションをキープしていきたいものです。今回ご紹介したHugkum読者のママパパからの時短アイディアや基本のポイントを取り入れながら、日々無理のないように取り組んでみてくださいね。
構成・文/羽吹理美