目次
スマートキッズベルトとは?
スマートキッズベルトは、ポーランドで開発された携帯型子ども用シートベルトです。チャイルドシートの安全基準を守っている製品に表示されるEマーク適合商品で、チャイルドシートと同様に幼児用補助装置として認められています。
重さはわずか120gと軽量で、コンパクトに収納可能です。一般的なチャイルドシートのようにスペースを取らないので、後部座席に子どもを3人乗せるときにも使えます。
スマートキッズベルトは何歳から使える?
適応体重は15〜36kgです。目安となる年齢は3〜12歳とされています。年齢より体重を重視して使いましょう。
スマートキッズベルトが使える車は?
全車種に対応しています。3点シートベルトに装着して使いましょう。
スマートキッズベルトが使える座席
後部座席での使用が推奨されています。助手席はエアバッグが作動した場合、大きな衝撃を受ける可能性があります。万が一衝突した場合、非常に危険なので推奨されていません。
スマートキッズベルトはこんなときに便利!
携帯可能なので、ジュニアシートの無い車に子どもを乗せるときに便利です。タクシー・友人の車・帰省先・レンタカー・カーシェアリングなど、さまざまなシーンで活躍します。
スマートキッズベルトの装着方法
子どもを座席に座らせ、シートベルトを通常通り装着します。このとき、シートベルトアンカーの近くに座らせるようにしましょう。スマートキッズベルトの下側のクリップで、ベルトアンカーの反対側の腰ベルトを挟んで固定します。
アジャスターでスマートキッズベルトの長さを調整し、上側のクリップは子どもの肩の位置に合わせます。ベルトはねじらないよう注意しましょう。上側クリップで肩上部のシートベルトを挟み、固定すれば完成です。
チャイルドシートは何歳まで使う?
チャイルドシートは何歳まで使えば良いか気になっているパパママも多いのではないでしょうか。法律はあるのか、実際はいつまで使うのかを解説していきます。
チャイルドシートの着用義務期間
チャイルドシートの着用義務は6歳までです。道路交通法で6歳未満の子どもを乗せるときには、幼児用補助装置を使うよう定められています。スマートキッズベルトはこの幼児用補助装置として認められています。
参考:e-Govポータル
実際は身長140cmになるまで着用したい
チャイルドシートの使用は6歳まで義務付けられていますが、大人用のシートベルトは身長140cm以上を対象として作られています。
身長140cmに満たないお子さんはシートベルトが首やお腹に引っかかってしまい、かえって危険なことがあります。6歳になっても身長140cmになるまでは、ジュニアシートやスマートキッズベルトなどの補助具を使用しましょう。
参考:JAF
チャイルドシートとジュニアシートの違い
チャイルドシートとジュニアシートはどう違うのか知りたいという人もいるのではないでしょうか。
ジュニアシートはチャイルドシートの一種です。チャイルドシートは主に乳児用・幼児用・学童用の3種類があり、幼児用・学童用がジュニアシートと呼ばれています。それぞれの特徴は以下の通りです。新生児から4歳ごろまで使える乳幼児用や1~11歳ごろまで長く使えるタイプも発売されていますよ。
参考:国土交通省
乳児用
新生児から使える、寝かせるタイプのシートです。体重13kg未満・身長70cm以下・新生児~1歳の赤ちゃんが対象です。
幼児用
首が据わって1人で座れるようになったら使えるシートです。体重9~18kg・身長65~100cm・1~4歳くらいの幼児が対象です。
学童用
座席を上げて高さを補うブースタータイプのシートです。体重15~36kg・身長135cm以下・4~10歳くらいのお子さんが対象です。
携帯できるジュニアシート おすすめ3選
スマートキッズベルトをはじめとする、携帯できるジュニアシートをご紹介します。
スマートキッズベルト – メテオAPAC
ベルト式でありながら、チャイルドシートの安全基準を満たしている幼児用補助装置です。ブラックのベルトに赤いクリップが付いたシンプルなデザインで、2021年度グッドデザイン賞に輝きました。
対象年齢は3〜12歳。体重15〜36kg。
コンパクト&ポータブル ジュニアシート – mifold
Eマーク適合の持ち運びできるジュニアシートです。シートベルトに通すだけで手軽に設置できます。カラーはブルー・グレー・ピンクなどから選べますよ。
対象年齢は3~11歳、体重15~36kg。
hifold fit-and-fold booster – mifold
4歳から身長150cmまで長く使えるチャイルドシートです。体や頭も保護するしっかりした形状ながら、コンパクトに折り畳みできます。ショルダーベルトが付いているので、持ち運びも可能ですよ。
対象年齢は4歳以上、体重15~45kg、身長90~150cm。
子どもとのドライブに便利なグッズ おすすめ6選
子どもと快適にドライブするための便利グッズをご紹介します。
ソフトリアテーブル – エールベベ
チャイルドシートやベビー用品などを展開する、エールベベの商品です。車のヘッドレストに装着して、テーブルのように使えます。ドリンク・おやつ・ウェットティシュなどの置き場所として便利ですよ。使用後はすっきり折り畳んで収納できます。
シートバックポケット – ナポレックス
シートの裏側に掛けて使う収納ポケットです。上部のポケットは500mlのペットボトルが4本入る大きさです。表面にはメッシュポケットがあり、スマホやタオルなどを入れられます。
下の部分はボックスティッシュがそのまま収納できるようになっています。ボックスティッシュを入れない場合は蓋を裏返して、大きめのポケットとして使えますよ。コンパクトにしたい場合は、下半分を折り畳みハーフサイズで使えます。
スペースクッション Lサイズ – クレトム
後部座席の足元に設置するエアータイプクッションです。車種によって適応サイズが異なるのでチェックしてみてください。軽自動車はS、普通車はM、タントのようなハイト軽自動車ワゴンはL、ヴェルファイアやセレナなどのミニバンの2列目シートにはLLサイズが合いますよ。
ハイメッシュワンタッチシェード SA-36 – クレトム
吸盤で手軽に付けられる日除けです。3層構造のニット編み生地で、遮光性を高めるよう作られています。
マグネットメッシュカーテン – アールエル
マグネットで簡単に着脱できるカーテンです。UVカット率85%ながら外が見えるメッシュ加工なのが嬉しいポイントです。使わないときはコンパクトに収納できますよ。
リアスマタブホルダー WA57 – セイワ
シートのヘッドレストシャフトに取り付けできる、スマホ・タブレットホルダーです。画面サイズ5.8~12.9インチまで対応しています。
スマートキッズベルトで子どもとのドライブを快適に!
スマートキッズベルトや携帯できるジュニアシート、ドライブの便利グッズなどをご紹介しました。お子さんがいるご家庭は毎日のドライブに加えて、旅先・帰省先・急な相乗りなどにも対応できるようドライブグッズを準備しておきましょう。
文・構成/HugKum編集部