炊いたご飯の放置は危険!
炊飯器で炊いたご飯、そのまま放置していませんか?
それ、食中毒の原因になるため注意が必要です。穀類などの農作物は、土壌細菌の1つでセレウス菌に汚染されています。
加熱してすぐに食べる分には問題ありませんが、28℃~35℃で息を吹き返して増殖しはじめるのがセレウス菌の特徴。
実は、常温放置が一番危険なんです。ご飯を炊いた後は2時間以内に食べるのが鉄則です。
普段のお好み焼きに加えてみよう
関西は粉モノ文化ですが、お好み焼きをおかずにして、ご飯を食べたりしますよね。
それにヒントを得たのがこちら。お好み焼きに余ったご飯を入れてしまう方法です。
通常通り、お好み焼きの生地を作ったら残りご飯を入れます。
スプーンなどでご飯を潰しながら、ダマにならないようによく混ぜ合わせましょう。
あとは、いつも通り具を入れて焼くだけです。
ご飯のモチモチ食感でボリューム満点! 具が少ない時のかさ増しにも大活躍します。
お手軽ライスコロッケ
余ったご飯をオシャレに復活させるには、ライスコロッケがおすすめ。ここでは、揚げない方法を教えます。
まず、ケチャップライスから作りましょう。
耐熱用のボウルにご飯とツナ、ケチャップを入れて混ぜ合わせてから電子レンジでチン!
味をみて足りないようなら塩と胡椒で調味してください。
ラップに1口大ほどのせ、中にチーズ(ここでは、ミニサイズのモッツァレラチーズ)を入れて、硬めに丸く握りましょう。
小さく食べやすいサイズに丸めてくださいね。
次に、フライパンにパン粉を入れて乾煎りし、丸めたご飯にまぶしていきます。
ライスコロッケが崩れやすい場合は、ラップにパン粉を敷いてライスコロッケを転がしながら全体にパン粉をまぶすと失敗がありません。
ノンフライのライスコロッケの完成です。残りご飯だなんてバレませんよ(笑)。
残ったご飯の活用術
ご飯は、一度炊いてしまうとβー化とよばれる老化が進んで硬くなる性質があります。
その現象が起こる前に冷凍保存するか、味を変えたり、具の代わりに料理にプラスして食べてしまうと無駄がありません。
炊飯器で保温をしていると黄色くなったり、硬くなりがちですので、美味しいうちにアレンジ料理で食べ切ってくださいね。
あまったパン粉はこちらのレシピで
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構成・文・撮影/川越光笑(たべごとライター・栄養士)