ローストチキンとは?
ロースト「roast」は、英語でオーブンなどを利用して焼いたり炒ったりすることを意味します。
日本語では、「蒸し焼き」「炙り焼き」といった調理法に分類。ローストというとオーブンを使わないと本格的じゃない? いえ、フライパンでもフタを使えば、ロースト調理はできますよ♪
安定価格! 栄養価も高い手羽元を使って
クリスマスの食材でチキンは欠かせないというご家庭も多いはず。とはいえ、度重なる食材高騰で1羽丸ごとの鶏肉を買うのは少し躊躇しますよね。
鶏の手羽元なら常に値段も安定価格。手頃なのでオススメです。
鶏肉の栄養素で代表的なのは、「高たんぱく質」で「低脂肪」。同時に体のホルモンバランスを整える効果で有名です。
また、他のお肉と比べてコラーゲンを豊富に含んでいます。特に手羽元はコラーゲンとビタミンAが多いのが特徴。コラーゲンは肌の弾力を保ち、ビタミンAは、肌を丈夫にする働きがあるため乾燥しがちなこの季節に最適な食材です!
手羽元などの骨付き肉は、火を加えることで髄液からコラーゲンとうま味も溶け出しますので、より美味しさを味わうことができます。
下処理で食べやすさがアップ
骨付きの肉は、骨についた肉が食べにくいという難点も。最初に、ちょっとした下処理をするだけで身離れよく食べ切ることができます。作業はとても簡単です。骨が見えるくらいに、骨と肉の間に切り込みをいれるだけ!
包丁よりは、キッチンバサミがラクちんです。
生の鶏肉を手で扱う場合は、使い捨てのビニール手袋をすると安心です。家庭で発生しやすいカンピロバクターなどの食中毒を防ぐことができます。
手羽元でローストチキンを作ろう!
材料(3~4人分)
手羽元…10本分
<合わせ調味料>
にんにく、しょうが(すりおろし)…各1片
玉ねぎ(すりおろし)…大さじ1
しょうゆ…大さじ3
砂糖…大さじ1
みりん…大さじ2
酒…大さじ3
米油(好みの油)…適量
飾り用:フリルレタス、パプリカまたは、ピーマンの赤・黄・緑(あれば)…各適宜
作り方
1. 手羽元は、骨と肉の間に包丁で切り込みを入れておく。
2. 合わせ調味料の材料は、すべて混ぜておく(ジャムなどの空き瓶を使うと便利です)。
3.フライパンに油をしき、下処理した手羽元を置いたら火にかける。両面に焼き色がついたら<合わせ調味料>と水150mlを加えてフタをし、水分がなくなるまで中火で煮込む。
4.器にフリルレタスをしき、③の手羽元の端にキッチンペーパーを巻き付けてワイヤーで留める。星型にくり抜いたパプリカを飾れば完成!
あると盛り上がる飾り方
せっかくクリスマスのローストチキンを焼いたら、飾り方も一工夫したいもの。これを機にスタイリングも試してみてくださいね。
パプリカをくり抜くだけで華やかに
飾り方も超簡単。パプリカをくり抜くだけです。
クリスマスカラーの赤と緑、星をイメージした黄色を揃えると映えるのでおすすめです。
クッキーの星型でくり抜いて、クリスマスオーナメントをイメージ。
100均アイテムで簡単おしゃれが実現!
チキンの持ち手はキッチンペーパーに、「ワイヤー入りの結束タイ」を巻いただけ!
100円ショップなどで簡単に手に入り、ぐっとクリスマス気分が増すアイテムです。
コスパよく楽しいクリスマスを♡
今回は、お手頃な手羽元で簡単につくれるローストチキンをご紹介しました。
ぜひ、お子さんたちと一緒に楽しみながら作ってみてくださいね。素敵なクリスマスを♪
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記事監修
参考資料:「日本食品成分表2022八訂(医歯薬出版刊)」