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この春、新たに設定された令和の果物摂取目標は「1日200g」!
国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針として、2024年4月1日から新たな健康・栄養に関する目標が制定されました。
この「二十一世紀における第三次国民健康づくり運動(健康日本 21(第三次))」では健康的な生活をおくるための食事の目標として、塩分摂取量は1日7g、野菜摂取量は1日350g、果物摂取量は1日200gと設定されています。そんな数値目標の一方で、2023年5月に行ったキッコーマンの調査によると、果物を毎日食べている人は約13%。果物は「傷みやすく日持ちがしない」「皮をむく・切るのが面倒」などの回答が挙がったそうです。
そんな果物を食べたいけれど、ライフスタイルとしてなかなか難しいという人に向けて開発されたのがデルモンテの「ピュレフルーツ」シリーズ。
すりおろした果実を100%使い、パウチ容器に入れて販売。2024年3月に第一弾商品として販売された「ピュレフルーツ そのまま食べるすりおろしりんご」「ピュレフルーツ そのまま食べるパインミックス」は、カットフルーツよりも手軽でありながら、果実の繊維もたっぷり入ってるのでジュースとして飲むよりも満足感があり、ワンハンドで食べられる新たな食べ物として注目を集めています。
そのまま食べるのももちろんですが、冷やすとさらに美味しくいただけます。また、冷凍して食感を変えたり、お弁当の保冷剤として凍らせて持っていき、デザートとして食べるのもおすすめだとか。
日本人が最もよく食べるフルーツ「バナナ」ミックスでラインナップを強化
さらに、8月5日には新たなラインナップとして「バナナミックス」味を追加で発売。キッコーマンが2024年6月に15歳から89歳の男女1109名に行った「あなたがよく食べるフルーツを教えてください」というアンケートでも、バナナは65.9%の人がよく食べていると回答した国民的なフルーツです。価格もお手頃で、ほぼ通年流通しているため手にする機会も多いのですが、「日持ちしない」「皮などのごみが多い」など、不満もあるようでした。
今回発売された「ピュレフルーツ そのまま食べるすりおろしバナナミックス」では、濃厚なバナナとすりおろしたりんごをブレンドし、果実の甘みと果実感を楽しめるように作っています。
そのまま食べるのはもちろん、カレーなどの隠し味に入れるなどの調味料として使ったり、冷やしてスイーツとしていただくもよし。
「ピュレフルーツ そのまま食べるすりおろしバナナミックス」の内容量は110gですが、これだけあれば「健康日本21」の指標と「令和元年国民健康栄養調査」での現状で不足している1日のうちの果物の摂取目標量が補えるそうです。
ちょっとフルーツ不足してるな、と思ったときに、意識してちょい食べできる商品が増えるのはうれしいですね。
こちらの「ピュレフルーツ」シリーズは、現時点では首都圏と信越エリアの1都9県限定での販売です。
夏は凍らせてアイスとして食べるのもおすすめ! 豆乳飲料からチョコバナナ&りんごが新発売
キッコーマンソイフーズから2024年8月19日に発売となるのが、「豆乳飲料」シリーズの最新作。個人的にはこれまで「コーラ」や「ラムネ」など、面白い組み合わせのものが発売されるのが夏商品という印象でした。
今回は「チョコバナナ」と「りんご」って普通すぎない?と思いつつ、どちらも昭和の夏祭りの屋台フードの人気など、しっかりトレンド感も反映されているのかもしれません。
そしていざ飲んでみると、まずは「チョコバナナ」は、豆乳との相性はばっちり。豆乳のちょっとくせがある感じが苦手な方でも、チョコの甘さとバナナの濃厚な風味で飲みやすいかもしれません。
一方の「りんご」は、豆乳飲料になったりんごってこうなるんだ!という爽やかな風味。
いずれも毎年夏にチャレンジする人も多い凍らせてアイスのように食べるのにも向いていそうです。
こちらも常温で保存できるので、ストック買いしやすいのも◎。
今回ご紹介したものはいずれも2024年8月の新商品。食欲が落ちてあまり量を食べられなくなったりしたときに、ちょっと気分転換に新しいものにチャレンジしてみると、それだけで食べることが楽しくなったりしますよね。
暑い毎日を楽しく過ごすために、効率よく栄養を摂取するアイデアとしてもおすすめです。
キッコーマン公式HPを>>チェック
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取材・文/北本祐子