子育てが難しいと感じる理由は?
男の子、女の子、都市で育てる、地方で育てる、共働きで、専業主婦になって-。生き方が多様化している分、子育ての在り方も人の数だけありますが、どの道を通っていても、「子育てって大変だ」と思う時があると思います。それは女の子だから? 男の子だから? もしくは今の社会環境のせい? いろんな角度からどうして「子育てって難しい」と感じるのか、全国のパパやママの本音とともに探っていきましょう。

女の子の子育てで難しいこと
男女別に育児の難しさについてご紹介していきます。まずは女の子の子育てで難しいことから。おしゃべりが上手で感受性が豊かだからこその悩みが多いようです。

口が達者で、対話が難しい
「口が達者で言い方がキツイ。怒りっぽいからよく兄弟や親とケンカになる」(30代・東京都・子ども3人)
「女の子ですが、私と口調が似てきている。 精神的成長が早いのでごまかしは効かない」(30代・東京都・子ども2人)
「女の子は口が達者なので、いろいろと口ごたえをして対応に疲れてしまうことがある」(30代・東京都・子ども2人)
「同じ女子同士なので、本気で言い合いになってしまう」(50代・福島県・子ども2人)
「会話のネタがない、合わない」(40代・兵庫県・子ども2人)
反抗期の対応が難しい
「素直に言う事を聞かない」(40代・茨城県・子ども2人)
「反抗期になり、あまり喋ってくれなくなったこと」(30代・鳥取県・子ども2人)
「反抗期で扱いづらい点」(40代・千葉県・子ども3人)
泣いた時の対応が難しい
「意味もなく突然泣き続けたりすると、どうしていいか分からず、ついイライラして怒ってしまい、逆効果で、さらに泣いてしまう」(30代・高知県・子ども1人)
「すぐ泣く」(30代・埼玉県・子ども2人)
行動が遅くて難しい
「行動が遅い」(40代・三重県・子ども2人)
わがままで難しい
「性格がわがまま」(30代・神奈川県・子ども2人)
「わがままに育った」(40代・神奈川県・子ども1人)

男の子の子育てで難しいこと
続いて男の子の子育てで難しいところを紹介します。全般的に力の強い男の子は行動もストレート。男の子たちの押しの強さに負けないパワーがパパやママにも必要そうです。

言うことや話をきかないところが難しい
「注意をしても言うことを聞いてくれない」(30代・埼玉県・子ども2人)
「言うことをきかない。スルーする」(40代・埼玉県・子ども1人)
「コミュニケーションが難しい」(40代・東京都・子ども1人)
「話を聞かない」(30代・宮城県・子ども1人)
「一つのことに集中すると話を聞かない」(40代・千葉県・子ども2人)
何を考えているのかよくわからないところが難しい
「よくわからない言動が多い」(40代・東京都・子ども1人)
「何を考えているのかわからないことがある。向上心がなくてびっくりする」(40代・千葉県・子ども2人)
「自分のことをあまり話さないのでよくわからない」(40代・大分県・子ども3人)
乱暴なところが難しい
「乱暴、力加減がまだ分からないので」(30代・千葉県・子ども2人)
「乱暴で、何度注意しても同じことの繰り返し」(30代・福島県・子ども2人)
「暴れる」(40代・兵庫県・子ども1人)
怒りっぽく、癇癪をおこすところが難しい
「いけないことや危ないことをしていて、注意すると癇癪を起こしてしまう」(30代・山口県・子ども1人)
「感情のコントロールが苦手」(40代・神奈川県・子ども6人以上)
「自我が強くてとにかく自己主張が強い。怒りっぽくて、何に対しても怒りの感情を前面に出してくるので心配」(40代・福岡県・子ども3人)
反抗期の対応が難しい
「反抗期だから難しいです」(40代・東京都・子ども3人)
勉強しないところが難しい
「勉強をしない」(50代・兵庫県・子ども2人)
「自分から勉強をしない」(40代・茨城県・子ども2人)
活発で落ち着きがないところが難しい
「動きがはやい」(50代・東京都・子ども4人)
「良く言えば活発。悪く言えば落ち着きがない」(40代・栃木県・子ども1人)
怒り方が難しい
「しかるとふてくされる」(30代・岡山県・子ども2人)