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花まる学習会の目標は「メシが食える大人」「魅力的な人」を育てること
花まる学習会は、教育講演会や書籍も大人気の高濱正伸先生が代表を務める、年中から小学校高学年向けの学習塾です。「思考力」「国語力」「野外体験」を重視したカリキュラムを通して、「メシが食える大人」「魅力的な人」を育てることを目標に、楽しく学べる授業を子どもたちに届けています。
口コミで入会する人が多いという花まる学習会。今回は、実際にお子さんが花まる学習会に通っていたという卒業生の保護者に集まっていただきました。花まる学習会の魅力はどんなところにあるのでしょうか?
卒業生の保護者にお聞きしました
集まってくれたのは、お子さんを花まる学習会に通わせていたママ3名
風間さん
高校2年生の長女(小2〜小6まで在籍)と、中学2年生の長男(年中〜小6まで在籍)。花まる大好きっ子の長女は、野外キャンプで子ども達をサポートする側に。
勝谷さん
社会人の長男(小2〜小6まで在籍)と、大学2年生の次男(年中〜小6まで在籍)。転勤で花まる学習会のない地域に住んでいた時も、先生方との交流が続いていたそう。
青木さん
中学3年生の長男(小1〜小6まで在籍)と、現在も通塾中の小学4年生の次男。長男は花まる学習会の進学塾部門であるスクールFCにも在籍し、中学受験を経験。
授業がとにかく楽しい!意欲的に学ぶ姿勢と集中力は一生の財産
花まる学習会では、具体的にどんな学習をして、どのような力が身につきましたか?
勝谷さん 一般的には「勉強って嫌なもの」という概念が子どもの中で少しずつできてきますよね。うちはその概念ができる前に、花まる学習会で「学ぶことは楽しい!」という体験をさせていただきました。とくに次男は幼稚園のうちから入会しましたが、花まる学習会では幼児期からパズルなどの教材を通じて、勉強というより遊びの延長で問題を解く楽しさを感じていたようです。
風間さん そう!我が家も同じく、まさに遊びの延長のような感覚で、子どもは楽しんでいました。
さまざまな教材がある中で、「なぞぺー」という思考力を育む教材があります。最初の頃、娘はなかなか解けずにいつも私に「答えを教えて」と正解ばかりを欲しがっていたんです。でも、ある時、先生からいただいた小さなヒントで「できた!」と、ひらめく瞬間があったみたいで。
それからは考える楽しさがわかり、私に対しても「答えは言わないで! ヒントだけ出して!」と、自分で答えを導きたいという姿勢に変わりました。意欲的に学ぶ姿勢は、この幼い時期の体験が大きかったと思っています。
青木さん 花まる学習会では、大きな声で発言すると褒めてもらえますよね。長男は別の塾にも通ったことがあるのですが、静かに学習するお子さんばかりで浮いてしまって……。
でも、花まる学習会に入ってからは、大きな声を先生に褒めてもらえるのがうれしかったみたいで。褒めてもらいながら声に出して、四字熟語をどんどん覚えていきました。
長男は現在中3ですが、今でも小学生の次男と2人で競い合いながら元気に四字熟語を暗唱しています(笑)。
風間さん 青木さんがおっしゃるように語彙力も含めた国語の力も、花まるでは楽しく身につけることができました。もともとうちの子、読書が好きじゃなかったんです。でも花まるに通うと、本を読んだページ数を記録する「読書ラリー」というのがあって。例えば3ページ読むと先生が「よく読んだね!」って褒めてくれる。それがきっかけで、次も3ページ、次は5ページと意欲的に読むようになって、少しずつ読む習慣が身につき、どんどん読書の幅も広がって、大の読書好きになりました。
勝谷さん 花まるでは小1から作文の時間がありますよね。子どもが思っていることを書いて、それに先生が赤字でお返事を書いてくれるので、交換日記みたいに楽しんでいました。息子は小2の時に転校先で作文を書いたのですが、先生から「この年齢でもこんな文章が書けるのか!」と驚かれました。花まるの作文を書くことで、心の中で思っていることを言葉で書ける力が自然と身についていたんだと、うれしくなりました。
花まる学習会での学びは、受験にも役立ったと感じますか?
青木さん 長男は中学受験を経験しましたが、文章問題や空間認識に関して、苦手意識がなかったと話していました。花まる学習会の授業の中で、粘り強く考える訓練をしてきたので、むしろそちらの方が得意だったようです。
勝谷さん うちは花まる学習会の子に多いと言われるあと伸びタイプ。小学校や中学校の半ばまでは、兄弟ともに学校の成績が良いわけではなく、高校受験を心配していました。でも、中学3年生になってからの集中力は目を見張るものがありました。 2人とも、得意の数学を武器にして高校・大学受験を乗り切っていましたが、私も夫も数学は苦手。「これは花まるのおかげだね」と話しています!
友達づくりが得意になる!野外体験は花まる学習会の真骨頂
花まる学習会は「野外体験」も大切な学びの場としています。ここでは、どんな活動をするのでしょうか?
風間さん うちの子は野外体験が大好きで、姉弟合計で21回参加しました。
勝谷さん・青木さん 21回!それはすごい!
風間さん みなさんもたくさん参加しているでしょう(笑)。花まるの野外キャンプは、とにかく子どもが「楽しかったー!!」と毎回ヘトヘトに疲れて、でも見たことがないくらい充実した顔で帰ってくるんですよ。
中でも娘は、水道しかないキャンプ場での生活で、自分の生活のありがたみに気づいたようです。帰ってくると私に、「毎日ごはんが食べられることや、ボタン一つで洗濯ができること、夜トイレに行くときに電気があることって、当たり前じゃないんだね」と話してくれました。
勝谷さん 我が家も、サマースクール、親子探偵団、そば打ちなど……いろいろ参加させていただきました。親は、帰ってきた子ども達から話を聞くだけでワクワクしましたね!
野外体験の準備は自分で行うのが基本。詳しい準備要項をいただけるので、それを見ながら準備をさせているうちに、学校関連の行事でも自分で準備をすることが当たり前になりました。現地でも掃除や片付けを自分達で行ってくるので、生活習慣が自然と身についた気がします。
また、野外体験では、知らないお子さんと同じグループになる仕組み。初めて会った友達でも、2泊3日を過ごしたら帰りには肩を組むほど仲良くなっているんです(笑)そのおかげか、我が家は夫の転勤で転校を経験していますが「自分は友達作りが得意だから!」と言って、子どもが友達作りに困ったことはありませんでした。
青木さん わかります! 息子は私立の中学に行きましたが、「野外活動だと思えばいいんだよね」と言っていました。今でもコミュニケーションには苦労していないようです。どこでも、誰とでも、話したり認め合ったりする体験を花まるで経験したおかげです。
子育ての不安に寄り添ってくれる先生達。親の安定は、子どもの安定に
花まる学習会に通わせていて、良かったと思うことはどんなことですか?
青木さん 息子はエネルギーの塊のような子なんです。学校から「もう少し落ち着くと良いですね」と言われ、他のお子さんに迷惑をかけていないかといつも心配して、私自身が縮こまっていました…。
そんな時、花まる学習会の体験授業に参加したところ、先生から「元気でいいね!元気な青木君に、100ポイント!」と言ってもらえたんです。元気なことは息子の長所で、本当はそのままでいいのに、親の私自身が周囲の目が気になって苦しいから「おりこうにしなさい!」と言っていたことにその時、気付きました。やっと居場所ができたんだと、親の私が解放された気持ちになりました。
それからは、花まる学習会という応援してくれる場所があることが、親子の心の安定につながりました。勉強を教えてくれるところはたくさんあるけれど、ここでは人間力の教育もしてくれました。
風間さん 私も先生との連絡帳のやり取りに、何度も救われました。親の不安な気持ちを、時には3ページくらい書かせてもらうこともあり、ノートに納まりきらない時は電話もさせていただいて。ニコニコの母でいるために、花まる学習会の先生達にどれだけ助けてもらったことか!
先生との連絡帳は十数冊もありますが、そのまま我が家の子育ての記録です。子どもが成長したら読ませてあげたいと思っています。
勝谷さん 我が家は、転勤のため福島に住んでいた時期があるのですが、福島には花まる学習会がなかったので退会していました。その間に、東日本大震災で被災。気持ち的にもしんどい時に、花まる学習会の先生が連絡をくれたんです。学校の休みが長引く間、教材を送ってくださったり、サマースクールに特別に参加させていただいたりと、いろいろと気にかけてくださいました。小さい頃から子どもたちの成長を見守ってくださる先生とのつながりに、救われた部分は大きかったです。
花まる学習会は、親子の大切な居場所
卒業生の保護者の方々のお話を伺うと、花まる学習会が子どもだけでなく親御さんにとっても大切な居場所であることが伝わってきました。「自分の子育ては大丈夫かな…」そんなふうに子育てに迷った時、相談できる場所があるのはとても貴重なこと。花まる学習会の先生に受け止めてもらえることが、親と子の心の安定につながったという話は、とても印象的でした。
また、考える楽しさが身につく授業や、生きる力が身につく野外体験も、花まる学習会ならでは。ユニークな授業の様子も、覗いてみたくなりました!
花まる学習会の体験授業を受付中!
花まる学習会では、現在2023年入会希望者向けに無料体験授業を実施しています。興味をお持ちの方は、花まる学習会の授業を、お子さまと一緒に体験してみてくださいね。
下記の花まる学習会ホームページから、お近くの教室の無料体験授業にお申し込みください。
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文/寒河江尚子 写真/深山 徳幸 構成/HugKum編集部