今日5月5日は「こどもの日」。みなさんのご家庭ではどのようにお祝いをしますか? 今年はSTAY HOME WEEKのため、家族でゆっくり過ごすという方も多いのでは。ここではこどもの日が始まった由来や「端午の節句」の意味、こどもの日の今日食べるのにおすすめのレシピやケーキ、鯉のぼり工作まで、「こどもの日」にまつわるあれこれをすべてお伝えします!
目次
こどもの日(5月5日)の由来は?
そもそもこの「こどもの日」には、どのような由来があるのでしょうか。
「こどもの日」は、昭和23年(1948年)に制定された国民の祝日です。国民の祝日に関する法律によると、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨とされています。
「こどもの日」と「端午の節句」は別の行事
こどもの日と端午の節句は、同じ日ですが、別行事です。
端午の節句は、奈良時代からはじまったと言われている行事です。「端午」は、「端」という字に始まりという意味があり、月のはじめの午(うま)の日のことを指していました。もともと5月に限ったものではなかったのです。
こどもの日の定番といえば「かしわもち」。食べる理由は
柏の葉にくるまれた「柏餅」の登場は、徳川家九代将軍・家重から、十代将軍・家治の頃の宝暦年間(1751~1764)とされています。それまで、端午の節句の供え菓子は、中国から伝わった粽(ちまき)のみであったのが、柏餅の登場で併用されるようになったそう。特に関東では柏餅を食べることが多いですね。
なぜ、「端午の節句」に「柏餅」を食べる?
古来から、食べ物を盛ったり包んだりすることに用いられた植物の葉は、「縁起」という意味合いで特別なものがありました。
柏は昔から神聖な木とされて、新芽がでないうちは古い葉は落ちないという性質をもっています。そこから、「子孫繁栄」を願う縁起ものとして、子どもの成長を祝う「端午の節句」の柏餅を食べる習慣になったと伝えられています。
鯉のぼりを飾る理由と、手作り鯉のぼりを紹介!
鯉は生命力の強い魚のため、立派に成長していくことを願い、また魔除けの意味も込めて飾られてきました。すでにご自宅に飾っている方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、こどもの日当日でもできる、簡単な鯉のぼりの作り方をご紹介します。
鯉のぼりの手作りアイデア
◆作り方
紙コップを軽くつぶして、口をつけて飲む部分に切り込みを入れて、鯉のぼりの尾っぽ部分に見立てます。折り紙とストローを使って鯉のぼりの尾につける風車のプロペラ部分を作り、紙コップの本体と固定させます。同じように鯉のぼりを全部で2つ作ったら、棒に括り付けたら「カラカラ鯉のぼり」の完成! 鯉のぼりの胴体部分には、黒や赤の折り紙を貼って模様や目をつけたりすると、可愛らしい鯉に変身します。詳しい作り方は、下記のページをご覧ください。
ちなみに、こどもの日はみんな、プレゼントをあげている?
お祝いのひとつとしてプレゼントをあげるものなのでしょうか?HugKumではママ・パパたちにアンケートを実施しました。
「あげる派」はなんと25%。その方々はどんなものをあげているのか、リサーチ結果はこちらの記事で!
親子で作ろう!こどもの日におすすめの鯉のぼり型おやつ&ごはん♪
子どもの脳や免疫力を育てるレシピが人気の管理栄養士・小山浩子さんの2冊の著書から、かわいくて栄養も抜群のお魚モチーフのレシピをピックアップ。
どれも親子クッキングにぴったりの簡単&かわいいレシピです。
ママ・パパに調査!こどもの日に人気の献立は?
こどもの日にどんなメニューを用意しているのかも、ママ・パパたちにアンケート。
メイン料理のトップ3を占めたのは、ちらし寿司・お寿司・手巻き寿司とお祝い事には欠かせないメニューになりました。
その他の副菜など、こどもの日の料理のヒントになりそうなレシピをこちらの記事にたっぷり集めました!
家で過ごす今年のこどもの日は、工作やお料理に親子でチャレンジするのがおすすめです。こどもの日の由来なども説明しながら、楽しい1日にしてくださいね!
文/HugKum編集部