念願の子ども部屋を作る時に、一番に考えなければいけないのが収納ですよね。子どもの持ち物は細かいものが多く、あっという間にごちゃごちゃになってしまうもの。片付けやすいよう最初から収納場所をきちんと決めておくことが大切です。今回は、子供部屋の収納ワザを探るべく、instagramでリサーチ。収納上手なママたちの実例をご紹介します。おもちゃ、洋服、ランドセル収納など、マネしやすいアイディアがたくさんあるので、収納作りに活かしてみて!
目次
子供部屋収納のポイント
子供部屋の収納を作る時にどんなところに気を配ればいいのか、ポイントをまとめてみました。おもちゃ、洋服などどんな収納にも共通することなので、最初に確認しておきましょう。
ポイント① 子供の目線で考える
子供部屋を作ったら、部屋のものは自分で整理できるようになって欲しいですよね。そのためには、子供部屋の収納は子供の目線で考えることが大切。基本は、手が届きやすい高さにすること。背伸びしないと届かないなんていうことになると、片付け意欲も下がってしまいます。目線よりも下、手をまっすぐ前に伸ばせば取れる高さで考えるのがポイント。
ポイント② 細かくしすぎない
アイテムごとに細かく仕切りたくなりますが、子供が片付けるのを面倒くさいと思わないようにすることが大事。最初は、ざっくりしまえるような収納がベスト。また、似たような引き出しやボックスが並ぶ場合はラベリングするのも手。絵で描いたラベルだと直感的にしまえるのでオススメ。
ポイント③ カラーボックスやユニットシェルフを活用
備え付けの収納がない場合には、カラーボックスやユニットシェルフを使うのがおすすめ。バスケットや収納ボックスを組み込んだり、上に物を置けるスペースを作ったりと収納したいものに合わせて調整できるので便利です。また、ハンガーラックや引き出しが取り付けられるものもあるので、どんなものをしまうかシミュレーションしながら探してみて。
年齢別|片付けられる収納づくりのポイント
子どもの年齢によっても片付け方は変わってきますよね。小さいうちから片付けが上手にできると大きくなっても自分から整理整頓できるようになるはず。収納づくりのポイントをまとめました。
3~6歳
おもちゃの収納がメインになる年齢ですよね。この時期はおもちゃを次から次へと出して遊びます。おもちゃを遊びかえるたびにしまうのは大変なので、遊びの最後にまとめて片付けることが多いはず。なので、おもちゃごとに収納場所を作ってあげて、パッと見て返す場所が分かることがポイント。絵や写真をつけて視覚的に分かりやすくするのも効果的です。
小学校低学年
小学校に入ると教科書などの勉強道具やランドセルの収納が必要になり、一度収納方法を見直す必要があります。コツは勉強するものと、遊ぶものとを分けること。また、学校で使うものを一か所にまとめておくと忘れ物の心配もなく、用意もラクになります。ランドセルは専用の収納棚を使ったり、ポールにフックで引っ掛けたりとサッと置ける場所を作っておくと床に置いてそのまま・・・という事態も避けられます。
小学校高学年
高学年になると、教科書やプリント類が増えるもの。科目ごとにファイルボックスや、書類ケースを使うのがオススメ。しっかりと分類をすることで、忘れ物をしたりすることが減ります。また勉強をする時にも、しっかり整理されていると気が散ることもなく効率的。また、洋服はサイズも大きくなるので、収納場所をしっかり確保。タンスであれば、普段着や下着などは取り出しやすい位置に、水着やウィンドブレーカーなど季節のものは一番下になど、使い勝手よく、持ち物が一か所に揃っている収納を心がけましょう。
おもちゃの収納アイディア
色合いの統一感がなく、散らかっていると一気にごちゃごちゃして見えるのがおもちゃ。すっきり片付けたいと思っている人は多いですよね。そこで、収納上手なママたちのテクニックをinstagramでリサーチ。片付けがしやすいだけでなく、見た目にもこだわるママもたくさん。
よく使うおもちゃは下段に取り出しやすく収納
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おもちゃ収納は『取り出しやすさ』と『わかりやすさ』が大切。子どもの背丈にあわせた棚で、よく使うおもちゃは下段に、飾っておきたいおもちゃは上段並べて、など見せる工夫もできる作りに。ラベルも少し言語力を養える工夫を加えて。
おもちゃ収納の定番!IKEAのトロファスト
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おもちゃ収納といえばイケアのトロファストというくらい、ママパパに大人気の商品です。引き出しの色味を白で統一するとすっきりとした印象。ラベリングするとおもちゃがどこに入っているかわかりやすい!
ごちゃつくレールは無印のケースに種類ごとに分類
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色んな種類がある電車のレール。使いたいレールを探すのにひと苦労だったので、無印のやわらかポリエチレンケースケースを3つ並べてレールの種類別に収納することにしたそう。子どもの手に取りやすい位置にあるのも遊びやすくていいですよね。
子供服の収納アイディア
まだまだ小さいサイズの子供服は、可愛く見せる収納と組み合わせている人も多いよう。子供の目線でしまう場所を作っておくと、自分でお着替えがしたくなり、ママ・パパの負担も減るはず!子供用のハンガーを使ったり、ソフトボックスを使ったり、子供が使いやすいアイテム選びもポイントのよう。
無印良品のパイン材ユニットシェルフ&ソフトボックスですっきりと
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無印のパイン材ユニットシェルフは、頑丈な作りなのにすっきりとした見た目でおしゃれ。同じ無印のソフトボックスを活用すれば、小物もきれいに収まり、統一感のある収納に。ソフトボックスには入れるものを書いたタグが目印についているので子供でも出し入れが簡単ですね。
ニトリのカラーボックスでオールホワイトに
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ニトリの白のカラーボックスに、同じく白のボックスを合わせた収納棚。ホワイトでまとめてすっきりとした見た目はおしゃれな雰囲気に。収納力も十分ありそうです。
IKEAのトロファストはハンガーラックもつけられる!
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人気のIKEAのトロファストで、洋服とおもちゃの両方を収納できるように使っている素敵なテクニックを発見!左側は洋服の収納、右側はおもちゃの収納と分けて使えるのはとても便利そう。服が増えたら、おもちゃは別に分けるということもできますね。目からウロコというママもいるのでは。
無垢のハンガーラックで子どもも使いやすく、見せても可愛く
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子供サイズの小さなハンガーラックはシンプルで使い勝手がよく、子供が自分でお着替えしたくなる可愛さ。お気に入りの洋服はあえて見せるのもポイント。さらに、掛ける収納はシワにもならずに便利ですよね。部屋全体のインテリアがまとまっているのもすっきり見せるコツのよう。
毎日決まった保育園用の服はバスケットにポンと入れて
毎朝忙しい保育園の準備。保育園用の服はバスケットにと決めれば、ポンとしまって出し入れも簡単。兄弟がいても混ざることなくきれいにしまえますね。お洋服の色味とバスケットの色があっているので、使いやすく、見た目もとっても可愛い!
本棚・絵本の収納アイディア
子供に絵本をたくさん読んであげたいというママ・パパは多いですよね。しまう場所がないとどんどん散らかってしまうものなので、本棚はしっかり用意しておきたいもの。子供が本に興味を示すことがまずは大事なので、表紙を見せる収納は大人気。また、取り出しやすさや大きさにもこだわる人が多いようです。
デザインが可愛いニトリの本棚は見やすさもバッチリ
真ん中に置かれたニトリの本棚は、波のようなカッティングが可愛いですよね。お気に入りの本はディスプレイ棚に置き、さらに本が増えてきたら、下のボックスに並べて入れることができます。おもちゃスペースに並んで置かれているので、自然と絵本を手にとってくれそうですね。
IKEAのブックディスプレイはファースト本棚にぴったり
右側の絵本を入れているボックスはIKEAのブックディスプレイ。小さい子供の本棚は表紙が見えるのが一番ベストな収納方法。この棚なら、子供が座ったまま本を選ぶことができるので、自然に絵本を手に取る環境が整っていますよね。
理想通りの本棚が欲しいならオーダーメイドという手も!
本棚はたくさんあれど、なかなか部屋に合うサイズがなかったり、容量が足りなかったりなんていうことも。そんな場合にはオーダーメイドもありなんですね。ママ・パパの思いがこもった本棚は子どももうれしいはず。増やす場合にもサイズ調整をしながらトーンを揃えられるので羨ましい限りです。
ランドセル収納のアイディア
小学生になると持ち物が一気に増えるので、収納力がぐっと必要になりますよね。そして一番の問題がランドセルの収納。毎日使うものなので出し入れは簡単に、場所を取るものなのですっきり収納を、と考えると悩んでしまうママ・パパも多いはず。ぜひ達人たちのワザを参考にして。
兄弟にはカラーボックス収納がぴったり!
兄弟が多いとランドセルも置く場所を取ってしまいますよね。そんな時にはカラーボックスに1つ1つ並べて入れるとすっきり。間違える心配もなさそうですね。
フックで吊るす収納も場所を取らずに便利!
IKEAのハンガーラックにランドセルを吊るす収納。結構大きくて存在感のあるランドセルもすっきりとした印象に収まりますね!子供の手でかけられる高さなので、帰ってきたらさっと片付けてくれるはず。
100均&プチプラアイテムの収納アイディア
子供部屋は年齢によって置くものがどんどん変わっていきますよね。100均などのプチプラアイテムなら、とりあえず収納を作ってみたりとその時々のタイミングに合わせて気軽にチェンジできるのもメリット。また100均ではボックスなどのサイズがさまざまに揃うので、うまくいけばシンデレラフィットな収納に出会えるのも楽しいもの。
引き出しの中は100均の細かい仕切りをうまく活用
細かくて片付けにくい人形や、着せ替えのお洋服、おままごとセットなどは引き出しの中に仕切りをつけて収納。すっきり見やすくて遊びやすく、片付けも楽しくできる収納になっていますね。人形遊びのものが一か所にまとめられているのもポイント。
DIYで手作り子供部屋収納アイディア
愛情たっぷりのファースト本棚はほかにはない可愛さ!
パパが作ったというとっても可愛い花柄の本棚。しっかり表紙の見えるディスプレイタイプで、子供が自分で取り出せるサイズ感なのもDIYならでは。愛情をたっぷり感じますね。
子供が喜ぶトミカ専用棚は既存の収納とお揃い風に
男の子のママなら誰もが悩むのでは?いうトミカなどミニカーの収納。ガチャガチャ入れると塗装も剥げてしまうし、出しっ放しにすればごちゃごちゃに。こちらのママの見せるラックには子供も大喜びのはず。大切にお片づけをしてくれそうですよね。
子供部屋の収納は快適に過ごせる重要ポイント
せっかく作った子供部屋も、子供が自分で整理できない収納だと、散らかってしまったりリビングなどにものが溢れてきてしまうことも。ママ・パパの収納ワザからは、シンプルで誰でも使いやすいものが多いことがわかりました。収納づくりが大変そうと思っている人は、みんながオススメする収納アイテムを参考に使ってみるのが近道。さらにこだわりたいという人はDIYしてみるのも思い出になりますよね。ぜひ、すっきり快適な子供部屋作りをしてあげてくださいね。
文・構成/HugKum編集部