ハロウィン気分を絵本で盛り上げよう!おばけ、魔女、かぼちゃと親しむ9選

近年、日本でもハロウィンイベントが浸透し、毎年この時期になると街中は徐々にハロウィンムード一色に。大人も子供も、ドキドキわくわくするハロウィンは大好き!この時期だからこそ読んでみたい、ハロウィンをテーマにした特別な絵本を、日本そして海外からも集めてみました。

「この本読んで!」編集部がおすすめする、ハロウィン気分をより一層盛り上げてくれる絵本を紹介します。

ハロウィンといえば!あの英語フレーズに親しむ絵本

『ハロウィン! ハロウィン!』

作/西村敏雄

880円(白泉社)

ハロウィンといえば!あの英語フレーズを叫びながら読んでみよう

今日はハロウィンです。みんなでこわい格好をしてお菓子をもらいに行きましょう。たろう君は帽子とマントをつけて、ドラキュラになりました。それを見ていた動物たちも、「やりたいな~」。たろう君は、ネズミさんに袋を、ネコさんには黒い紙を、ブタさんにはトイレットペーパーを用意しました。さて、どんな仮装になるのでしょう。「トリックオアトリート!」と出かけた先では、もっとびっくりすることが待っていました。

『ハロウィン ドキドキ おばけの日!』

作/ますだゆうこ

絵/たちもとみちこ

1,400円(文溪堂)

「おばけなんて大嫌い!」でも絵本の中に入って楽しめる

おばけが大大大っきらいで、ハロウィンが近づくと憂うつになってしまう男の子、レイ。でも、みんなはどんな仮装をするかで盛り上がっているみたい。仕方がないから、ママに手伝ってもらって、やさしそうなおばけになることにします。ところが、夜、つくったおばけにそっくりのおばけが現れました。

ハロウィンの起源など豆知識のほか、おばけの仮装のつくりかた、パーティー料理なども紹介されているので、親子で一緒にハロウィンを楽しめます。

かぼちゃを使ったランタンづくりや料理に親しむ絵本

『パンプキン』

写真・文/ケン・ロビンズ

訳/千葉茂樹

1,400円(BL出版)

写真絵本でリアルなハロウィンパンプキンを探ろう!

ハロウィンといえば、パンプキン。空気がひんやり涼しくなって、落ち葉で地面が覆われるころ、あちらこちらで見かけるようになります。春に種をまいてから、芽が出てツルが伸び、花が咲いて実が大きくなるまでを写真で見せます。

形も色も大きさもさまざまなパンプキンで、おばけランタンを作りましょう。ペンで下書きして、ふたを切り抜いて「わた」を出し、仕上げに目や鼻、口を切ったら、できあがり。さあ、明かりを灯してパレードに出かけましょう!

『かぼちゃスープ』

作・絵/ヘレン・クーパー

訳/せなあいこ

1,600円(アスラン書房)

思わずハロウィンでかぼちゃスープが作りたくなる?!

パンプキンと言えば、かぼちゃスープはいかがですか。仲よし3人組のアヒル、リス、ネコがつくるかぼちゃスープは、とってもおいしそう。ネコがかぼちゃを切り分けて、リスがかき混ぜ、アヒルが塩で味付けします。でもある日、アヒルがリスのスプーンを持って「ぼくがスープをかきまぜる!」と言ったことから大げんかになり、なんと家出をしてしまいます。さて、3人はまたおいしいスープをつくることができるでしょうか。

『ハロウィンのランプ』

作・絵/小林ゆき子

1,300円 +税(岩崎書店)

今日はハロウィーン。ジーナは「クラスで いちばん こわいランプを つくろう!」と張り切りますが、先 生は、サリーさんのランプを「クラスで いちばんだね!」とほめました。ジーナはおもしろくありません。その晩、サリーとの約束を破ってジーナが出かけていったパーティーは、本物のおばけのパーティーでした。さあ、ジーナはどうなってしまうのでしょう!

怖いけど憧れ!?怖いけどかわいい?魔女やおばけに親しむ絵本

『ハロウィーンの星めぐり 「夜に飛ぶものたち」』

詩/ウォルター・デ・ラ・メア

絵/カロリーナ・ラベイ

訳/海後礼子

1,400円(岩崎書店)

ハロウィンの仮装は魔女を選びたくなる。読み聞かせで想像の世界へ

本を開くと一面に広がる秋の夜空。魔女たちがほうきに乗って、星がまたたく夜空を飛んでいきます。その下を、仮装して出かけていく子供たち。魔女たちは、ひらりひらりと風を切って空を飛び回り、ちょっとしたいたずらもしながら、子供たちとともに帰っていきます。細かいストーリーを描き込んだ絵に添えられた詩は、ハロウィンの夜を静かに過ごすのにぴったりです。ゆっくりと味わいながら読んで、楽しい1日を終えるのもいいですね。

『ハッピー ハロウィン!』

作・絵/新井洋行

900 円+税(講談社)

「とんとんとん」 「はーい どなたですか?」と窓から誰かがやってきます。最初はおばけちゃん、次におおかみおとこくん、そして……誰もいないと思ったら、ドラキュラさん。最後はお待ちかねの魔女さんです。みんながおばけになって楽しむ、ハッピーなハロウィーンの夜!

キラキラの紙ジャケットはきれいですが、読み聞かせのときは、はずしておきましょう。園や図書館の本で、ビニールコーティングしてあるものは、そのままで構いません。子どもたちに語りかけるように、参加型絵本として読んでください。「とんとんとん」の言葉のくり返しは、皆で声をそろえていうのもよいですね。最後のカボチャのお面は、ぜひ顔に当て、子どもたちと楽しみましょう。

 

『おさるのジョージ ハロウィーン・パーティーにいく』

原作/M.&H.A.レイ

訳/福本友美子

画/マーサ・ウェストン

900 円+税(岩波書店)

かわいいこざるのジョージは、とても知りたがり屋。なかよしの《きいろぼうしのおじさん》と一緒に、友達のグレイさんのうちのパーティーに出かけます。大好きなパーティー、グレイさんに会えると喜んでいたら、なんと魔女が玄関に。驚いたジョージですが、「今夜は仮装パーティー」と聞いて、自分も仮装してみたくなりました。いろいろ試したジョージ、ハプニングで大わらわ!

おさるのジョージは子どもたちの分身のように、おおよそ、子どものやってみたいと思う、すべてのことをやってくれます。そして、それを見守る《きいろいぼうしのおじさん》や《おともだちのグレイさん》ら大人の温かいまなざしの見守りや、寄り添いが、ジョージを安心してあそばせてくれるのです。対象年齢は4歳から5歳とされていますが、大きい子と一緒に読めば0・1・2歳児クラスでも楽しめます。縦割りなど、異年齢の集団で読んでください。子どもたちはジョージと一緒にハロウィーンを楽しむことでしょう。アニメキャラクターのジョージになじみのある子どもが多いことと思いますが、読み聞かせにはやはり、絵本のジョージをおすすめします。表紙から裏表紙まで、ゆっくり子どもたちに見せて読むとよいでしょう。

『ゆめちゃんの ハロウィーン』

作/高林麻里

1,500 円+税(講談社)

米国ニューヨークに住むゆめちゃんが、初めてハロウィーンに参加する物語ですので、準備から当日まで、子どもたちはゆめちゃんと一緒に、初めての行事を体験することができます。新しいことを始めたり、協力をして何かをつくりあげたりする楽しさや、自由に自分のなりたいものを考えるうれしさを一緒に味わいましょう。

子供と一緒に、心あたたまる絵本との出合いを

街中がハロウィンムード一色になる中、お家でも大人も子供といっしょにハロウィン気分に浸れる絵本です。絵本を通して、ひとつづつの季節のイベントを心あたたまる思い出として子供の記憶に残ったらいいですね。

本の世界に浸ることは子供の心の奥行きを広げます。それがママの読み聞かせだったら、子供は本の世界にぐんぐん引き込まれ、本の中でいろいろな経験を積んでいくことでしょう。「子供の心をもっと育てたい!」そう思っているけれど何を選んでいいのか迷ったときは、「この本読んで!」から選んでみてはいかがでしょうか。

読み聞かせや絵本についてもっと知りたい方はこちら!

絵本と読みきかせの情報誌『この本読んで!』

毎号100冊の新刊絵本紹介や、年齢対象別おはなし会プログラム、絵本作家のインタビュー、赤ちゃん絵本・のりもの絵本などテーマによる特集など、役立つ多彩な内容を見やすいカラー誌面で構成。家庭での読みきかせはもちろん、学校の朝読の参考にもなる情報が満載。全国各地で読みきかせ活動をされているボランティア、司書、教師の方々に支持されています。

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絵本と読みきかせの情報誌『この本読んで!』

絵本セレクト・文/『この本読んで!』編集部 構成/HugKum編集部

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