ブルーベリー冷凍保存方法|冷凍するメリットや解凍方法とおすすめのレシピを伝授!

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コンビニでも手に入る冷凍のブルーベリー。冷凍庫で保存することによって、ビックリするほど楽しめる、このフルーツについて詳しくご紹介しましょう。

ブルーベリーを冷凍保存するメリット

冷凍ブルーベリーは1年中手に入りますが、もともとはどんなフルーツなのでしょうか。旬の季節から確かめていきましょう。

旬はそのままで

ブルーベリーの収穫時期は6月中旬〜8月下旬まで。品種が多いため収穫できる時期が長く、摘みたてのフレッシュなものは栄養も味も最高です。

メロンやバナナのように、収穫してからさらに熟していく「追熟」はなく、収穫されたものは完熟です。したがって採ってそのまま食べることができる一方、放置してしまうと、味も栄養価も落ちていくばかりです。

収穫したらできるだけ早く味わうか、正しく保存する手段をとってください。この点、お店に並ぶ冷凍のブルーベリーは新鮮なうちに冷凍され、栄養価が高いまま保たれています。

冷凍保存なら1年中食べられる!

採りたてのブルーベリーを常温のまま保存できる期間はわずかに2〜3日。冷蔵庫の野菜室で保存すると、1週間ほどに伸ばすことができます。収穫後すぐに冷凍することで、1年程度までその味を楽しめるようになります。

毎年旬の季節に用意して冷凍保存していくと、おいしさもそのまま、いつでも味わうことができます。もちろん冷凍された商品をその都度、買うというのも賢い選択ですね。

冷凍ブルーベリーの嬉しい効果

ブルーベリーといえば眼精疲労、視覚機能を改善する作用がありますが、これはアントシアニンの豊富さからの恩恵です。小さい粒ほどアントシアニンが多く、その分渋みを感じます。

体のサビつきを抑える抗酸化作用だけでなく、食物繊維が豊富で便秘の予防、さらには花粉症、生活習慣病の予防にもなります。ダイエット食として挙げられ、手軽に手に入るスーパーフードとも言われる所以です。

ですが毎日継続的にたくさん食べることができれば効果が期待できますが、なかなかそこまでは大変なのがつらいところ。また冷たい冷凍ブルーベリーの食べすぎには、注意が必要です。ついつい手が伸びてしまい、胃腸を冷やして体調を崩さないよう、気をつけてくださいね。

サプリも上手に取り入れながら、気軽においしく味わうことをおすすめします。

ブルーベリーの冷凍保存方法

それではおいしさをそのまま保つ、具体的な保存方法を見ていきましょう。

洗い方

 保存前のブルーベリーは軽く洗いますが、その水気をよくきることが大切です。キッチンペーパーにやさしく包んで水分を取りましょう。

「果粉」、またの名を「ブルーム」といって、白い蝋のような物質がついているのは新鮮な証拠です。果実から天然成分として分泌され、乾燥から身を守るためのものなので、洗い落さずそのままいただきます。

ジップロックに入れて保存

ジップロックフリーザーバッグS50枚入

タッパーなどの容器や大きい袋から、バラバラとその都度小分けにしても良いですが、長く冷凍しているとくっついてしまうこともあります。こちらは少量に小分けしやすい保存用袋です。庫内が整頓されて見えるのも嬉しい点。大きさも豊富で安価なうえ、ストックするときにもかさばりません。

アイラップにくるんで保存

岩谷マテリアル アイラップ ミニ マチ付き 250×110mm (30枚) ポリ袋

 レトロな見た目でジッパーもありませんが、冷凍しても霜がつかず、湯煎やレンジで加熱することもできる優れもの。

アイラップに入れて冷凍したブルーベリーは、その袋のまま砂糖を加え、レンジでチンすると簡単ソースになります。スコーンにかけると冷やさなくても美味。レンジに入れる時はアイラップの口を開けて、耐熱皿に載せてくださいね。

冷凍ブルーベリーの使い方

冷凍ブルーベリーは料理に使うことでも、幅が広がりおいしく楽しめます。解凍方法と注意点を見ていきましょう。

解凍方法

解凍すると柔らかくなるので、つぶしたい時は常温で30分置きます。水分が出てしまうのを減らすためには、冷蔵庫に移し3時間ほどかけてゆっくり解凍すると良いでしょう。

ブルーベリーは冷凍のままでもおいしいので、解凍せずに口に入れてもOKです。スムージーにする時にも凍ったままミキサーに入れます。

ケーキにするときの注意

 

ブルーベリーに含まれるアントシアニンはポリフェノールの一種ですが、ホットケーキミックスやベーキングパウダーと一緒に混ぜて焼くと、灰色のような不気味な色に変色してしまいます。

せっかく焼いたのに変な色なんてことにならないようにするには、すっぱい素材と合わせることです。レモンやヨーグルトを入れて酸性寄りにすると赤いベリー色に変わり、見た目にもおいしそう。

このほか、ジャムやソースにしてからトッピングとして使うのも、変色を避ける方法です。

冷凍ブルーベリーのおすすめレシピ

大量にフレッシュな果実があるときは、ジャムにすると保存にもよいですね。

ブルーベリージャム

冷凍ブルーベリー300g、グラニュー糖130g、レモン汁大さじ11/2を耐熱容器に入れ600w4分ずつの加熱を2~3回続けます。その度に混ぜながら、とろみがつくまで煮詰めると出来上がり。粗熱をとってから保存瓶に入れます。
はちみつやきび砂糖を使うと甘さ控えめになります。

クレームダンジュ

混ぜるだけの簡単スイーツです。お子さんとも一緒に作ってみてくださいね。

前の晩から水を切ったヨーグルト150mlに砂糖20gを混ぜます。別のボールで角が立つまでホイップした生クリームと混ぜます。さらにクリームチーズ100gを混ぜ、冷凍ブルーベリーやジャムを添えます。

ヨーグルトの酸味は、ブルーベリーを魔法のように赤く鮮やかにさせるので、ぜひ試してみてください。

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ブルーベリーマフィン

(直径6cmの型×6個分)
1】室温に戻した食塩不使用バター60gをホイッパーでクリーム状に練り、塩ひとつまみ、きび砂糖50gを加えます。空気を含ませながら、白っぽくなるまで混ぜ、ほぐした卵1個を34回に分けて加え、かき混ぜます。

2】薄力粉120g、ベーキングパウダー小さじ1/2を合わせてふるい、半量だけを【1】に加え混ぜます。さらに牛乳30mlのうち半量を入れてなじませながら、粉の残りと、牛乳の残りを徐々に全部混ぜます。冷凍ブルーベリー50gを加えてください。

3】紙カップをセットした型に均等に流し入れ、180℃のオーブンで約2530分焼けば完成。

 

おすすめレシピはこちらも参考にしてください。

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大きな袋で買って活用

大袋の冷凍ブルーベリーを買っても、使いきれるくらい使い勝手が良いですね。安価で手軽に手に入り、さらには健康にも役立つブルーベリー。彩りにサッと添えるだけでも映え、実験のような楽しみ方までできます。ぜひ子供たちと一緒に使ってみてください。

文・構成/もぱ(京都メディアライン)
撮影/京都メディアライン(一部を除く)

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