【炊飯器パン】ふわふわに焼き上げるコツや、パン機能付き炊飯器のおすすめをご紹介

炊飯器を使って、手軽にパンを作ってみませんか? 炊飯器でパンを焼くメリットやおいしさの秘密、普通の炊飯器でパンを焼く手順、炊飯器でパンを焼くコツを解説。また、パン作りにおすすめの炊飯器を紹介します。

炊飯器でパンを焼くメリットやおいしさの秘密

炊飯器を使って焼く炊飯器パンは、簡単で手間いらずなことはもちろん、ほかにもメリットがあります。炊飯器パンのメリットを見ていきましょう。

生地を入れてスイッチを押すだけ

炊飯器パンは、炊飯器に生地を入れて保温機能を使って発酵させ、あとはご飯を炊くように焼くだけでOK!  発酵機能やパン焼きモードを搭載した炊飯器なら、発酵もパン焼きも、とっても簡単です。

手間・道具が少なくて済む

簡単なレシピであれば、準備は炊飯器の内釜の中で材料を混ぜるだけ。通常のパン作りよりも作業工程が少なく、特別な道具も必要ありません。使う道具が少ないと、後片付けも楽になります。

短時間で作れる!

パン作りには時間がかかるイメージがありますが、炊飯器パンには、発酵工程なしで作れるレシピもあります。発酵させる場合も、通常のパン作りよりも短時間でパンを作ることができます。

普通の炊飯器でパンを焼く手順

普通の炊飯器でパンを焼く手順を紹介します。機種によってはパン焼きに適していない機種もあるので、事前に取扱説明書などを確認してください。

材料の分量を計る

パン作りは、材料の分量をしっかり計ることがポイントです。アバウトな分量で作ると、パンがうまくふくらまないことがあります。

また、材料をすべて準備してから、パン作りを始めるようにしてください。作業途中であわてずに済みます。

発酵は保温機能を使う

炊飯器パンは、通常発酵を2回行います。1回目の発酵「一次発酵」は、パンの独特な風味や香りを生み出し、生地に弾力をつける役割があります。2回目の発酵「二次発酵」は、パンをふんわりさせることが主な目的です。

炊飯器パンの発酵工程では、保温機能を使います。レシピによって発酵時間、回数は異なりますが、時間、回数はしっかり守るようにしてください。

焼くときは炊飯機能を使う

炊飯器でパンを焼くときは、炊飯機能を使います。通常モードの炊飯スイッチを押すだけで、生地にしっかり火が通り、内釜に接触している部分にはほんのり焼き色がつきます。

パン焼きモードがある機種は、そちらを使ってください。

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失敗しない! 炊飯器でふわふわのパンを焼くときのコツ

炊飯器でパンを焼くには、ちょっとしたコツがあります。コツさえマスターすれば、失敗することはなくなるはず。

材料はきちんと計る

材料をきちんと計ることは、パン作りの鉄則。とくに、イーストを多めに入れてしまうと、酸っぱいパンになってしまいます。また、生地がうまく膨らまない原因にもなります。レシピの分量は正しく計るようにしてください。

生地はしっかりこねる

生地のこねが足りないと、パンがやわらかく膨らみません。

小麦粉に水分を加えてこねると、小麦粉の中の成分が絡み合ってグルテンができます。このグルテンが生地を大きく膨らまし、やわらかいパンができあがります。生地を、なめらかになるまでしっかりこねることがポイントです。

発酵するときは釜の真ん中に置く

炊飯器パンで生地を発酵させるときのコツは、生地をまん丸にすること、そして、内釜の真ん中に生地を置くことです。こうすることで、均一に熱が加わり、発酵ムラがなく、うまく膨らみます。

イーストは新しいものを

イーストを使うレシピの場合、古いイーストを使うとイーストの働きが悪く、生地が膨らまないことがあります。イーストは、できるだけ新しいものを使うようにしてください。

材料別・炊飯器でパンを焼くときの特徴と注意点

通常パン作りには強力粉を使いますが、炊飯器パンには、薄力粉、強力粉、ホットケーキミックスを使うレシピがあります。それぞれ材料別に作り方のポイント、注意点を説明します。

炊飯器でパンを作るとき、注意すべきポイントは?

薄力粉はライトな食感

薄力粉は、グルテンの量が強力粉よりも少なくなることが特徴。そのため、さっくりとしたライトな食感に仕上がります。

ただし、強力粉のようなふっくら感は少なくなるため、ふっくらさせたい場合は、十分発酵させること、時間をかけてしっかりこねることがポイントです。

強力粉はふっくらもちもち

強力粉を使うと、グルテンがたくさんでき、生地がよく膨らんで、ふっくらとした仕上がりになります。

ただし強力粉は、水分を加えてこねるときにまとまりにくく、生地がベタつくことがあります。しっかりこねると、べたつきは徐々になくなっていきますので、手のひらに体重をかけて、しっかりこねるようにしてください。

ホットケーキミックスは手軽

ホットケーキミックスには、生地を膨らませる材料があらかじめ入っているので、イーストやベーキングパウダーなどを用意する必要がありません。手軽に作れることが大きなメリットです。

ただし、砂糖が含まれているため、炊飯器で焼くと焦げる恐れがあります。内釜にバターあるいはサラダ油を塗ってから生地を入れるようにしてください。

炊飯器パンの作り方&アレンジレシピのおすすめ

炊飯器を使って、食パンやクルミパン、きな粉パンなど、いろいろなパンを作ってみましょう。

道具・材料が少なめで簡単「もっちり食パン」

もっちりとした食パンが2時間程度でできあがります。炊飯器の内釜に材料を入れて作るので、道具が少なくて済むこともうれしいポイント。材料も少なめなので、気軽に作ることができます。

◆材料

【A】
・強力粉 300g
・スキムミルク 大さじ1
・ドライイースト 小さじ1
・塩 小さじ1

・バター(室温で柔らかくしておく) 10g
・水 210ml

◆作り方

【1】炊飯器の内釜に【A】を入れて泡だて器で混ぜる。水、バターを加えて箸で混ぜる。
【2】【1】にふんわりラップをかけ、10分おく。
【3】【2】の生地を5分程度手でこね、手に生地がつかなくなったら、丸く成形する。
【4】【3】を内釜の真ん中に乗せ、蓋をして10〜15分保温スイッチを入れる。10〜15分程度経ったらスイッチを切り、30〜40分そのままにし、生地が2倍程度に膨らむまで発酵させる。
【5】発酵が終わったら、通常モードで炊く。炊けたら取り出し、逆さにしておく。

発酵なしでできる「くるみパン」

発酵なしだから、短い時間でできるのがポイント!くるみを入れなければプレーンなパンのできあがり。くるみの代わりに、ココアや抹茶などを入れてアレンジできます。

◆材料

【A】
・薄力粉 100g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・砂糖 大さじ1

・水 50ml
・塩 ひとつまみ
・くるみ 適量

◆作り方

【1】ボウルに【A】を入れ、空気を含ませるようにしながら混ぜる。
【2】【1】に水を加えてこね、ある程度まとまったら塩を加えて表面が滑らかになるまでさらにこねる。刻んだくるみを加えてこね、丸くまとめる。
【3】炊飯器の内釜に【2】を入れ、通常の炊飯モードで炊く。

イーストなしでできる「きな粉パン」

ホットケーキミックスを使って、こねないうえに、発酵なしで簡単に作れます。口に入れると、きな粉の風味が広がります。

◆材料

【A】
・ホットケーキミックス 150g
・黒豆きな粉 大さじ3
・牛乳 125㎖
・卵(L) 1個

・オリーブ油 適量

◆作り方

【1】ボウルに【A】を入れ、しっかり混ぜる。
【2】内釜に薄くオリーブ油を塗り、【1】を流し入れる。
【3】早炊きコースで炊く。
*炊き上がり後、表面が生っぽい場合はもう一度炊飯スイッチを入れて5分くらい加熱してください。

下記の記事では、きな粉パンを使ったレシピのほか、炊飯器でできる朝食メニューを紹介しています。

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ホットケーキミックスで作る「ビッグパンケーキ フルーツトッピング」

材料を混ぜて、炊飯器のスイッチを押すだけで簡単に大きなパンケーキのできあがり。

◆材料

(3合炊きの炊飯器を作る場合)
・ホットケーキミックス 150g
・卵 1個
・牛乳 100ml
・サラダ油 適量
・バター 適量
・メープルシロップ 適量
・フルーツ 適量

◆作り方

【1】ボウルに卵と牛乳を入れてしっかり混ぜ、ホットケーキミックスを加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
【2】炊飯器の内釜にサラダ油を薄く塗る。
【3】炊飯器の内釜に【2】を流し入れ、通常の炊飯モードで炊く。
【4】焼きあがったら【3】を釜から取り出し、バターをのせ、メープルシロップをかけ、フルーツを飾る。

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パン機能・パンモード付きのおすすめ炊飯器

発酵機能やパンモードを搭載した炊飯器のおすすめを、編集部がピックアップ!

パンレシピつき「象印 炊飯器 5.5合 IH式 極め炊き」

「パン発酵」は発酵時間を設定でき、一次発酵にも二次発酵にも細かく対応できます。また「パン焼き」も1~60分の間で時間設定が可能、焼き色をしっかりつけたい場合にもおすすめです。

さらに説明書には「お料理ノート」がついており、丸パンやフォカッチャ、メロンパンのレシピが掲載されています。

発酵・パン焼きメニュー搭載「タイガー魔法瓶(TIGER) 炊飯器 同時調理 炊飯方式IH 5.5合」

「パン発酵」「パン焼き」メニューを搭載。説明書には、パンがうまく作れなかったときの対処方法がわかりやすく記載されています。

パン調理機能付き!「シャープ 炊飯器 マイコン 3合 パン調理機能」

 

スタイリッシュなデザインと、コンパクトなサイズが特長。「パン 発酵1」「パン 発酵2」と、一次発酵・二次発酵それぞれの機能がついています。説明書には、小麦パン、米粉入りパンなどのレシピが掲載されています。

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炊飯器パンにチャレンジしよう!

炊飯器をご飯を炊くためだけに使うのはもったいない!  ぜひパン作りにもチャレンジしてみてください。炊飯器パンは、生地づくりさえクリアできれば、簡単に作れるものばかり。自宅で焼きたてのパンを楽しむことができます。

 

文・構成/HugKum編集部

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