看護師国家試験で手に職を! 受験資格と効率的な勉強方法を解説

子育てしながらでも適切に対策すれば、看護師国家試験に合格できます。「子育てが落ち着いてきたので、看護師資格を取りたい」「准看護師資格をいかして看護師として復職したい」そんなママやパパに向けて、看護師国家試験の受験資格、勉強のコツを解説します。

看護師国家試験とは?

看護師を目指すママやパパの中には「看護師国家試験は難しいのでは?」と不安に感じている人も多いのではないでしょうか。看護師として働くためにはどのような資格が必要なのか、詳しく知らない人もいるかもしれません。

試験の難易度とあわせて見ていきましょう。

看護師として働くために必要な資格

看護師国家試験とは、国家資格である看護師免許を取得するための試験です。年に一度、2月の半ばごろに行われ、具体的な日程は厚生労働省のホームページで発表されます。

国家試験と聞くと難しいイメージがありますが、試験内容は「看護師として必要最低限の基礎知識」を問う問題が中心となります。適切な対策を行っていれば、充分合格できる可能性があるでしょう。

看護師国家試験の施行|厚生労働省

平均合格率は約9割

厚生労働省の発表によると、ここ数年の看護師国家試験の平均合格率は約9割です。全体の合格者には、専門学校などで所定のカリキュラムを履修している現役看護学生と、学校を卒業した受験者が含まれます。

看護師国家試験は、ふるい落としが目的ではありません。看護師として職務遂行するために必要な知識が身についているかをチェックするためのものです。

学習した成果をしっかりと発揮すれば、合格をつかみ取るのは難しくないと言えるでしょう。

参考:
第107回保健師国家試験、第104回助産師国家試験及び第110回看護師国家試験の合格発表|厚生労働省
第106回保健師国家試験、第103回助産師国家試験及び第109回看護師国家試験の合格発表|厚生労働省
第105回保健師国家試験、第102回助産師国家試験及び第108回看護師国家試験の合格発表について|厚生労働省

看護師国家試験の受験資格

看護師国家試験は、希望者全員が受けられる試験ではありません。基本的には、高校卒業後に大学や看護師養成校において所定のカリキュラムをクリアすることで受験資格が与えられます。

准看護師資格保持者

准看護師から看護師になるルートは、実務経験や学歴などにより変わるため注意が必要です。

例えば、准看護師学校養成所を経て准看護師になった人は、これから通う看護師養成校の種類によって、必要な実務経験年数が以下のように異なります。

・全日制に通う場合(2年):実務経験は問わず(中学校卒業の場合は3年以上の実務経験が必要)
・通信制に通う場合(2年):実務経験7年以上

実務経験について、就業場所や雇用形態は問われません。

参考:准看護師のための進学特設サイト|日本看護協会

無資格からの受験者

看護師資格には年齢制限がないため、子育て中のママ・パパがチャレンジすることもできます。ただし、看護師国家試験の受験資格を得るには、下記の学校に進学してカリキュラムを修了する必要があります。

・3年制の看護専門学校
・3年制の看護短期大学
・4年制の看護大学

これらの学校でカリキュラムを修了すれば、晴れて看護師国家資格の受験資格が得られます。

看護師は専門性が高く業務範囲も多岐にわたるため、無資格から知識を得るには、学校に通い集中的に勉強する必要があるでしょう。

参考:看護職になるには | 日本看護協会

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試験に向けたおすすめの勉強法

子育て中は、学生のように勉強だけに集中するわけにはいきません。限られた時間を有効に使うには、ポイントを押さえた学習が必要です。看護師国家試験合格には、どのように勉強を進めたらよいのでしょうか。

余裕を持ったスケジューリング

看護師国家試験は毎年2月に行われるため、試験対策は1年前から遅くとも夏までに、余裕を持って始めましょう。

最初に取り掛かる科目は、看護学の基礎となる「人体の構造と機能」がおすすめです。人体の役割や名称をしっかり押さえておけば、他の看護学も深く理解できるでしょう。

また、看護師養成校の低学年で習う「解剖生理学」「病理・病態学」「基礎看護学」も、過去問や模擬試験を解いて苦手な分野を克服しておきたいところです。

基礎の理解は、各論の土台となります。まずは基本を完璧にしてから「成人看護学」などの配点が高い科目へと進みましょう。

過去問で苦手を克服

苦手分野を明確にし克服するためには、過去問題集は欠かせません。出題傾向を把握して正答率をアップするためにも、最低でも過去5年分を目安に取り組みましょう。

重要なのは、間違えた問題を解きなおして復習することです。実際の試験に出た問題を解くことで得意科目や苦手科目がわかるため、実力も把握できます。

正答率が高い基礎的な問題は特に完璧に理解できるよう復習し、それから応用問題に取り掛かるようにしましょう。

模擬試験で本番のシミュレーション

会場で模擬試験を受ければ、本番と同じ緊張感を持って時間配分などの練習ができます。

試験で必要なのは「時間内に正解できる問題を探し、確実に正答する力」です。確実に回答できる問題を探して合格ラインに到達するためにも、しっかりと予行演習を行いましょう。

また、模擬試験は理解度を確認するためにも効果的です。「解いて終わり」ではなく、「どこが理解できていなかったのか」「どうすれば解けたのか」を考え、復習の機会にしましょう。

スキマ時間にはアプリで勉強

看護師国家試験のための学習アプリを利用すれば、机に向かえないようなスキマ時間にも気軽に試験対策ができます。

アプリ「看護師国家試験対策 看護roo!国試」は、過去15年以上の過去問をフル収録しています(不適切問題を除く)。直近8年の問題には解説も付いており、「単元別」「高正答率問題」などさまざまな出題方式に対応しているのが特徴です。

本番さながらの合否判定模試を受験できるため、モチベーションアップにもつながります。

・アプリ名:看護師国家試験対策 看護roo!国試
・価格:無料
App Store:ダウンロードページ
Google Play:ダウンロードページ

計画的な勉強で国試を突破しよう

これまでの学歴や取得済の資格の有無によって、看護師国家試験までのルートは異なります。看護師国家試験の受験資格などを調べて、自分の状況に合わせて学習計画を立てましょう。

看護師国家試験対策用のアプリもリリースされています。スキマ時間を利用して過去問や模擬試験に取り組めば、より効率的に勉強できるはずです。

構成・文/HugKum編集部

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