マイナポイントは12月末までに申請して! 子どもももらえる? 申し込みから受け取りの流れまで徹底チェック♪

マイナポイントの対象には子どもも含まれており、申請すれば家族の人数分のポイントを得られます。せっかくの期間限定ポイントを漏らさずにもらえるよう、なるべく早めに全員の申請を済ませましょう。申請時の流れや注意点を紹介します。

マイナポイントとは

「マイナポイント」という言葉は、多くの人が聞いたことがあるでしょう。具体的にどのようなものなのでしょうか?

マイナンバー申請で受け取れる限定ポイント

マイナポイントは、「マイナンバーカード」と「キャッシュレス決済サービス」を紐付けて申請することで、ポイントが付与される施策です。

申請時に好きな決済サービスを指定・利用すれば、5000円を上限に利用金額の25%分がポイントで還元されます。

誤解されがちですが、申請してもマイナポイントというポイントがもらえるわけではありません。申請者が選択した決済サービスの種類によって、もらえるポイントの名称は異なります。

参考:マイナポイントとは? | マイナポイント事業

2021年4月末日までの申請者が対象

2021年4月末日までにマイナンバーカードの申請を終えてさえいれば、誰もが対象者です。子どもはもちろん、赤ちゃんでも問題ありません。

ただし、マイナポイントの付与には期限があるので注意しましょう。

2021年12月末日までに「マイナポイントの申請・決済サービスの指定を行うこと」「指定した決済サービスで支払いまたはチャージをすること」が必要です。

参考:マイナポイント事業

マイナポイントの受け取り方法

すでにマイナンバーカードの申請を終えている人は、早めにマイナポイントの申請を行いましょう。

申請から受け取りまでのステップを紹介します。

マイキーIDを設定

マイキーIDとは、マイナポイントを申請すると設定される認証IDです。マイキーIDの設定は「PC」「スマホ」「マイナポイント手続きスポットの支援端末」で行えます。

支援端末以外は、ソフトやアプリのダウンロードが必要となるため、事前にインストールしておきましょう。PCの場合はICカードリーダライタも必要です。

必要なソフトやアプリをダウンロードしたら、次の流れで手続きを行います。

1. 読み取りを開始する
2. 暗証番号を入力する
3. マイナンバーカードを読み取る
4. マイキーIDの発行

このとき入力する暗証番号は、マイナンバーカード受け取りの際に設定した4桁の番号です。3回連続で間違えるとロックがかかり、市区町村窓口でしか解除できません。入力は慎重に行いましょう。

なお、支援端末で手続きをしたい場合は、マイナポイントHP「マイナポイントを予約できるスポット検索」から検索が可能です。

マイナポイントを予約できるスポット検索|マイナポイント事業

・アプリ名:マイナポイント
・価格:無料
・App Store:ダウンロードページ
・Google Play:ダウンロードページ

参考:マイナポイントの予約・申込方法 | マイナポイント事業

マイナポイントに申し込む

マイキーIDを設定したら、ポイントを受け取る決済サービスを選択します。

「決済サービス選択(条件入力)」画面にて、希望のサービスを選択しましょう。決済サービスの選択は、以下の流れで行います。

1. 検索画面から希望の決済サービスを選択する
2. 利用規約を確認してチェックボックスにチェックを入れる
3. 申込情報を入力する
4. マイナンバーカードの読み取りを開始する
5. 暗証番号を入力する
6. 読み取り完了後申込情報を確認する

希望の決済サービスを選択したら、利用規約を確認してチェックボックスにチェックを入れます。

申込情報入力の画面が出るので、決済サービスID・セキュリティコード・電話番号の下4桁を入力しましょう。電話番号の入力は任意ですが、入力しておくと後の問い合わせが便利になります。

申込情報を入力したら、再度マイナンバーカードの読み取りと暗証番号の入力が必要です。申込情報に間違いがなければ、マイナポイントの申請は完了となります。

対象となる決済サービスはマイナポイントのHP「対象となるキャッシュレス決済サービス検索」から検索可能です。

対象となるキャッシュレス決済サービス検索 | マイナポイント事業

期間内にチャージか買い物をする

申請が終わったら、選択した決済サービスで「チャージ」または「支払い」を行います。上限の5000円分のポイントを得るためには、2021年12月末日までに累計2万円になるようにしましょう。

もしも2万円に達しなかった場合は、利用額の25%がポイントで還元されます。

なお、ポイントが付与されるタイミングはサービスによって異なります。利用したい決済サービスごとに確認しておきましょう。

代表的な決済サービスのポイント付与のタイミングは以下の通りです。

・楽天カード:達成月の翌々月25日ごろにポイントを付与
・PayPay:即日(チャージ)・30日後(支払い)
・WAON:翌月28日以降(チャージ)
・Suica:1カ月分のチャージ額に応じて、翌月中旬にまとめて付与(チャージ)

参考:よく分かる!マイナポイント取得ナビ | マイナポイント事業

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子どものマイナポイントはどうする?

子どもの分もマイナポイントを申し込めば、より多くのポイントが得られます。子ども名義で申請するときの注意点・決済サービスの選び方を紹介します。

親とは別の決済サービスの選択が必須

申請時は、一つのIDにつき一つの決済サービスしか使えません。同じ世帯の家族でも、親子で同じサービスを選択しないよう注意しましょう。

マイキーIDには本人名義の決済サービスを紐付けるのが原則ですが、15歳未満の未成年は法定代理人(親)名義の決済サービスを利用することが認められています。親とは別の決済手段であれば、子どものマイキーIDで申請ができます。

参考:子どものマイナポイントの予約・申込はどうすれば良いか。 | マイナポイント事業

子どもの決済サービスの開始方法

子どもの年齢によっては、子ども自身が利用するためのキャッシュレス決済サービスを用意するのもありでしょう。

プリペイド型の電子マネーは、小学生から作れるものがあります。基本的に親の承諾が必要ですが、交通系や流通系なら用途も広く使いやすいでしょう。

QRコード決済の場合も、事前に入金しておくタイプなら、子どもがお金を使い過ぎてしまう心配がありません。ただし、QRコード決済の場合はスマホが必要なので、スマホを持っている子どもに限られます。

子どもがキャッシュレス決済に触れ、お金の管理を行うよい機会にはなりますが、使い方や管理方法については事前に家庭できちんと話し合いをし、使用方法や用途についても適宜、大人が管理することが大切です。

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期間に注意してマイナポイントを受け取ろう

マイナポイントの申請を行えば、最大で5000円分の決済サービスのポイントが付与されます。2021年4月30日までにマイナンバーカードの申請を終えていることが条件で、子どもの分も申請可能です。

ただし、マイナポイントのキャンペーンは2021年12月末日で終わります。この日までにポイント申請から決済サービスの利用までを行って、ポイントを受け取りましょう。

文・構成/HugKum編集部

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