「サクマドロップス」はオリジナル缶も作れちゃう!変わらぬ美味しさを徹底解説

PR

缶を振るとカラカラと鳴る音も楽しい缶入りドロップス。普段のおやつとしてはもちろん、仕事中や運動後の糖分補給、災害時の非常食としてもおすすめです。缶入りドロップスは緑色が基調の缶に入ったものと赤色が基調の缶に入ったものがあります。ここでは、緑色が基調の缶に入ったサクマドロップスについてご紹介しましょう。

サクマドロップスの特徴

サクマドロップスとは?

サクマドロップスは佐久間製菓が手掛けるキャンディのことです。戦前の砂糖が貴重な時代から、人々に喜びを与え続けて来たサクマドロップス。1944年の企業整備令により一度は廃業しましたが、1947年に菓子製造を開始。その翌年からサクマドロップスの製造が開始されました。

昭和の半ばごろは大きな缶に7kg入った業務用ドロップスが大人気で、店頭で量り売りをする姿が多く見られました。しかし、時代の変化とともにその形態は大きく変化。衛生的で保存性の高い袋入りドロップスや、カラカラと缶を振り出す昔ながらの楽しさがある缶入りサクマドロップスが主流となっていきます。サクマドロップスは戦前から現在まで変わらぬ人気を誇るロングセラー商品です。

何種類の味が入ってる?

サクマドロップスはイチゴ味(赤色)、りんご味(ピンク色)、すもも味(薄青色)、メロン味(緑色)、オレンジ味(オレンジ色)、パイン味(黄色)、ハッカ味(白色)、レモン味(透明白色)の計8種類です。楕円形や四角など5種類の形があるのも特徴。何が出てくるかドキドキワクワク感を楽しむことができますね。

ドロップスの製造方法は?

基本的には砂糖と水飴を煮詰めたものに酸味料、香料、着色料、果汁を加えて混合し、型で打ち抜いて作られています。溶けやすいキャンディの概念を覆すため、製法や原材料を試行錯誤し、クエン酸を使うことで保存性を高めることに成功しました。

サクマ式ドロップスとの違い

緑の缶がサクマドロップス、赤い缶がサクマ式ドロップス

ドロップス缶にはサクマドロップスとサクマ式ドロップスの2種類が存在します。意外に知らない人が多いかもしれませんね。サクマドロップスはサクマ製菓株式会社、サクマ式ドロップスは佐久間製菓株式会社より販売されています。佐久間製菓株式会社は佐久間惣治郎氏により創業されました。

佐久間氏は英国より輸入されていたドロップを自分の手で作り、初の国産ドロップとして世に出すため研究を重ね、外国製に引けを取らないドロップスを完成させました。一方、サクマ製菓株式会社は、戦時中に廃業した佐久間製菓の社長、山田弘隆氏の子息が戦後に立ち上げた製菓会社です。サクマドロップスのほかにもいちごみるくやチャオなどの人気商品を手掛けています。

容器

サクマドロップスの缶は緑色が基調ですが、サクマ式ドロップスの缶は赤色と白色が基調になっています。どちらも味に使用されている果物の絵が缶の上部に描かれており、その下にドロップスの写真が載っています。お店で見つけた際はぜひ2つの違いに注目してみてくださいね。

緑の缶のサクマドロップスはイチゴ味、パイン味、レモン味、オレンジ味、りんご味、ハッカ味、メロン味、スモモ味、の計8種類。

一方、赤い缶のサクマ式ドロップスはイチゴ味、パイン味、レモン味、オレンジ味、りんご味、ハッカ味、ブドウ味、チョコ味の計8種類。


どちらも8種類の味が存在しますが、メロン味とスモモ味、ブドウ味とチョコ味が異なります。

同じスクエア型のドロップスを比べてみると、サクマ式ドロップスのほうが白っぽく丸みのあるフォルムのようです。

赤缶サクマ式ドロップは廃業へ

世代を問わず愛されていたサクマ式ドロップスですが、佐久間製菓株式会社は2023年1月に廃業しました。このニュースは、大きな驚きとともにメディアで大きく取り上げられました。

廃業の理由は同社によれば「新型コロナの影響による販売の落ち込みに、原材料費の高騰が重なり経営が悪化していた」とのことです。

ではサクマ式ドロップスは、もう購入できないのでしょうか?実際には、まだ買うことができます。製造はしなくなりましたが、商品はコンビニやスーパー、薬局などでまだ取り扱っていることがあります。またAmazonや楽天などの大手通販サイトでも、取り扱いショップを見つけることができます。次にいつ出会えるかわかりませんから、商品を見つけたらすぐに購入することをおすすめします。

廃業によりサクマ式ドロップスは姿を消しましたが、サクマ製菓株式会社と佐久間製菓株式会社の源流は同じです。商標を巡る争いが過去にありましたが、現在では「サクマ式ドロップス」の商標権は両社が共同で持っています。この先、サクマ製菓が赤缶の「サクマ式ドロップス」を復活する可能性があるといわれている理由はここにあるのです。

原材料や栄養成分は?

原材料

砂糖(国内製造)、水飴、濃縮果汁(いちご、パインアップル、オレンジ、レモン、りんご、メロン、すもも) / 酸味料、香料、着色料(紫コーン色素、パプリカ色素、カロチン、紅麹、クチナシ、紅花黄)(一部にオレンジ・りんごを含む)

栄養成分

各味1粒標準3.1g当たり
エネルギー:12kcal、たんぱく質:0g 、脂質:0g、炭水化物:3.0g、食塩相当量:0mg
キャンディは貴重なエネルギー補給ができる食品ですが、普段のおやつとしては糖質が高め。食べ過ぎには注意しましょう。

飴は何歳から食べさせていい? アイスやケーキ、刺身やお寿司はいつから大丈夫?【専門家監修】
子どもはもちろん、大人も大好きな飴やチョコレート。小さな子どもには、何歳頃から食べさせても良いのでしょうか。甘いお菓子は虫歯のリスクがあるう...

世界でひとつのサクマドロップスを作ろう!

サクマドロップス80gの片面に好きな写真を印刷してもらえるサービスがあります。フレームやスタンプなども自分で好みのものを選べますよ。缶の印刷面はおよそ6.6cm×8.5cm。限られた印刷スペースを存分に使用し、世界に1つだけのデコドロップス缶を作成しましょう!  インクジェットプリンターを用いて印刷をしているため、人数の多い写真を使うのは適していません。見せたい人物(~6人程度)や物が大きく映っている写真を使用するときれいに仕上がります。

1セット10個入りで3,520円(送料別)。結婚式の贈り物や赤ちゃんの出産記念、誕生日のお祝いなどにいかがでしょうか。中身を食べた後でも缶が残るので素敵な記念になりますよ。卒園、卒業シーズンは注文が増える可能性があるので、余裕をもって発注することをおすすめします。

サクマドロップスおすすめ商品5選

S15缶 缶入りドロップス – サクマ製菓

イチゴ、ハッカ、リンゴ、スモモ、レモン、メロン、オレンジ、パイン、8つの味に5種類の形。どれが出てくるか分からないドキドキワクワク感を楽しめます。手軽なサイズ感の80g入りです。

S20缶 缶入りドロップス 鬼滅の刃 – サクマ製菓

大人気商品、缶入りサクマドロップスのたっぷりサイズが鬼滅の刃とコラボ!120g入りです。

S15 袋入りドロップス – サクマ製菓

2021年9月より12%増量してリニューアルしました。124g入りで、中身は個包装になっています。袋に入ったサクマドロップスは食べやすく、持ち運びにも便利です。友人や同僚などに配る用としてもおすすめ。

1kg 袋入りドロップス – サクマ製菓

ドロップ缶でおなじみ、サクマドロップスのお徳用大袋タイプです。約250粒入り。キャンディひとつずつのピロー包装に賞味期限が印字してあるので、開封後も管理が安心です。幅広い層の方に好まれる味わいなので、お店やイベントの販促品や景品などにおすすめですよ。

ハローキティ缶ドロップス – サクマ製菓

子どもから大人まで幅広い世代に大人気のキャラクター、ハローキティが、ロングセラーのサクマドロップスとコラボ!  カラフルで可愛いハローキティとサクマドロップスのコラボ缶です。カラフルでとびきりキュートな缶に仕上がっています。果汁入りフルーツ8味のミックスドロップは、中身もカラフル。表と裏でデザインが異なるので、並べて飾るのもおすすめです。ハローキティファンの方はぜひ手に入れておきたいですね。

カラカラと缶を鳴らして楽しもう!

8つの味に5種類の形が楽しめるサクマドロップス。昔と変わらぬ美味しさで、子どもから大人まで幅広い層から愛され続けています。缶入りは保存性を重視して作られているため、非常食としてもおすすめ。家の中や災害用リュックなどにいくつか常備しておくと安心です。また、登山やアウトドアのお供に持ち運ぶのも良いでしょう。

カラカラと缶を鳴らして、何が出てくるかドキドキワクワク感を体験してみてくださいね。

あなたにはこちらもおすすめ

おすすめ「ハロウィンお菓子」10選!お菓子を片手にハロウィンを楽しもう
ハロウィンとは ハロウィンの起源は、古代ケルト民族による秋の収穫祭です。日本のお盆のように、死後の世界から先祖が返ってくると考えられており...

文・構成/HugKum編集部

 

編集部おすすめ

関連記事