エコバッグに試供品…いつの間にか増えがちアイテム【プチ整理】のコツをプロが伝授

「家事育児に追われて家の中がゴチャゴチャ!」「本当はスッキリ暮らしたいのに…」という悩みを抱えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。子どもとの暮らしに“整理収納のコツ”を取り入れると、親の負担やストレスが減り、子どもの生活力を育むことができます。

増えがちアイテムはプチ整理でスッキリ!

「あれ?こんなに持っていたっけ?」いつの間にか増殖し、収納場所を圧迫してしまう増えがちアイテム。

特に、自分の意思で買ったものではなく、不意に手に入ったモノはどうしても溜まりやすくなってしまいます。逆に言うと、こういった増えがちアイテムは、自分で買ったモノより思い入れが少なく、整理しやすい場合も。ちょっとしたスキマ時間に行うプチ整理にはピッタリです。

今回は、皆さんのお家によくありそうな増えがちアイテムをピックアップし、整理のコツをお伝えします。「これならできそう!」というアイテムから少しずつ取り組んでいただけると嬉しいです。

試供品

シャンプー、化粧品、ヘアケア用品、歯磨き粉などの試供品。何かを購入した時にオマケでもらいやすいですね。

「使い切りサイズは旅行や帰省で便利かも?」と取っておいても実際は出番は少なく、収納場所を圧迫してモヤモヤ。そんな方は、この機会に整理してみましょう。

まずは「試供品はどんなモノ?」と冷静に考えてみましょう。試供品を配るメーカーやお店側の目的は、新商品を売り込むこと。まずは試してもらい、よかったら本製品も買ってほしいという狙いがあります。発売時限定キャンペーンやトレンドもあるので、できればすぐに使ってほしいアイテム。パッケージによっては長期保存で中身が劣化してしまう場合も…。

試供品はなる早消費が鉄則!

そのため、試供品はもらったら収納せず、なるべく早く使います。「今日明日で使う!」という心づもりで、洗面所や浴室などの一等地に置いてみましょう。

既に大量に試供品がある場合は、まずは全部出して整理します。「これはいつ、どこでもらった?」と思い返してみて、記憶が定かではない試供品は思い切って手放しましょう。万が一中身が劣化していた場合、トラブルの原因になってしまうかもしれません。

整理してもまだまだたくさん残ったら、思い切って「試供品生活」を送ってみるのはいかがでしょうか。数日〜1週間ほどで試供品を使い切って一度リセットできれば、スッキリ&達成感を味わえるはずです。

ちなみにわが家にも試供品はあります。小分けのパウチはもらった直後に消費しますが、何回か使えるチューブやボトルの試供品は、いつも使っているアイテムが使い終わった後、買い置きを開封する前のタイミングに差し込んで使い切ります。

試供品はとにかく使うことを心がけます。イマイチだった場合でも、いつものモノの良さを改めて実感する機会になるかもしれません。自然と溜まりがちなものこそ、どんどん消費できる工夫をしていきましょう。

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エコバッグ

レジ袋が有料化されてしばらく経ちます。普段からカバンの中にエコバッグを常備して、買い物で使うことが当たり前になりました。

実は、エコバッグも増えがちアイテムのひとつ。出先で慌てて買ったり、何かのノベルティでもらったり。大量のエコバッグが結局使いきれずにタンスの肥やしになっているそんな方も多いのではないでしょうか。

もし、エコバッグがたくさんあって困っている方は、まずは一度、使ってみることをオススメします。エコバッグ習慣がすっかり身についている今ならば「いつか使うかも」と漠然と取っておいたモノ達を冷静に見極める力がついているはずです。

使いやすいエコバッグだけ残すべし!

サイズ、持ち手の長さ、素材、デザインなど「自分が買い物の時に使いたいか」を総合的に判断します。その結果「使いやすい」と一軍のエコバッグに昇格する場合もありますし、逆に「使いにくい」とサラッと手放すことがでもしれません。

ちなみに、私は以前ノベルティのエコバッグを使っていましたが、汚れが気になって洗濯したら、縮んでシワシワになってしまったことがありました。他にも、荷物を持ち運ぶうちにハンドルが抜けてしまったものも。このように、洗濯時の変化や耐久性などは、しばらく使ってみないとわからないものだなと改めて実感しました。

日々の買い物が快適に、気分良くなるためのエコバッグ選定、ぜひお試しください。

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ポイントカード

買い物やサービス利用で作ったポイントカード。お財布やお家の中にどんどん増えていって、管理不能。いざ使おうと思った時に見つからない!ということはありませんか?これらも増えがちアイテムです。

そもそも、お店が発行するポイントカードは、お客さまに再来店を促したり、顧客情報を得ることが目的。お客さまにお得感を与えているようで、実際はお店側のメリットの方が多い仕組みになっています。

本当によく利用するお店の場合、ポイントを貯めて割引やサービスを受ける可能性も高くなるのでメリットがあるかもしれません。ですが、あまり行かないお店の場合は、中途半端に溜まったポイントカードがあると逆にモヤモヤの原因になる場合も。そんな時は全て出して整理です。

1ヶ月に1回以上使うポイントカード以外は整理を

例えば、1ヶ月に1回以上使うお店だけポイントカードを取っておき、あとは手放すなど、使用頻度を決めておくと判断しやすくなります。ご自身のこれまでの経験上で、ポイントを貯められたお店はどのぐらいの頻度で通っていたか?を振り返ってみると決めやすくなると思います。

そして、その振り返り作業は新たにお店で「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれた時に活かすことができます。やみくもにカードを作るのではなく、もたないという選択肢もあります。

最近は紙のカードからアプリに移行するお店も増えています。お店やサービスをまたいで使える共通ポイントカードを導入しているケースも増えているので、それらをうまく活用して現物のポイントカードの管理から卒業する方法もありますね。

目先のお得感にとらわれずに、管理する労力まで含め、長期的な目線で考えてみると負担を減らしやすくなります。

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お手拭き・割り箸・プラ食器

食べ物のテイクアウトを利用すると、お手拭きや割り箸などをもらう機会がありますよね。これらも増えがちアイテムのひとつ。もちろん、お店の方に直接「必要ありません」と伝えて、もらわないという選択もできますが、実際はそういった場面ばかりではなく。ついつい家の中に溜まってしまうケースも…。

例えば、お手拭きや紙ナプキンはテーブルの近くに置いて、ティッシュやウェットティッシュの代わりとしてすぐに使い切ることができます。特にお店でもらうお手拭きは、長期保管するといつの間にか乾燥してしまうケースがあるので、なるべく早く使うことをオススメします。

割り箸やプラ食器は防災用品やお掃除に活用

割り箸やプラ食器は、非常時の食事で使えることもあるようです。水が十分に使えない場面を想定して、使い捨ての紙皿と組み合わせて防災用品にセットしておくと安心ですね。

それでも余ってしまったら、別の用途を考えましょう。例えば、割り箸は掃除道具としても活躍します。キッチンペーパーを巻いて輪ゴムで固定すれば、窓のサッシ、トイレの便座、排水口など、細かい部分をキレイにできるのでオススメですよ。

エコの観点からも、必要ない食器類は手に入れないことが一番ですが、もし既にある場合、上手に使い切る方法を知っていれば安心ですね。

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子ども服のお下がり

子育て世代特有の増えがちアイテムと言えば、子ども服のお下がり。あげる、もらうが頻繁に行われやすいですね。

しかし、実際はお下がりを一枚ずつ見分ける作業は意外と大変。今すでに持っている服の管理ですら精一杯の場合、お下がりの見分け作業まで追いつかない場合も。時間と労力を割けるかどうか冷静に判断して、もらわないという選択もありだと思います。

相手との関係性で、もらわないと角が立つような場面では、その場ではひとまずもらったことにします。ただし「お気持ちだけ」受け取ったことにして、そのまま手放す、でもOK。そもそも、本来予定していなかったモノまで全て活用することは困難ですので、心苦しく思う必要はありません。

既に子ども服のお下がりをたくさんお持ちの場合、覚悟を決めて整理します。お下がりは紙袋やビニール袋に入れて受け渡しされることが多いですが、まずは全部出すことからスタート。サイズは?素材は?どのシーズンに着る?穴や汚れはない?デザインは?などを見分けて、分類します。

家庭内のきょうだい間でのお下がりについても「とりあえず全てを取っておこう!」はNG。劣化具合やデザインなど、本当に下の子に着せたい?を選別して保管します。

すぐに着る服はクローゼットへ。季節外アイテム、大きくなってから着るサイズの服を収納する場合は、サイズや服の種類などを書いたラベルをつけておきます。時間が経った時に見てもわかるようにするためです。

収納場所は、あまり深い階層にしまいこまず、なるべく目につきやすい場所に置くのがポイント。特に人からもらった服は存在を忘れてしまいがち。必要な時に出してきて、すぐに着ることができるよう意識することが大事です。是非お試しくださいね。

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いかがでしたか?今回は「増えがちアイテム」についてご紹介しました。大前提として、家にある全てのモノを上手に活用する必要はありませんし、使いこなせないことを心苦しく感じる必要もありません。増えがちアイテムの特性や、なぜそうなるのかを考え、自分の基準で判断できるようになると、家の中のモヤモヤが少しずつ減っていくはず。まずはプチ整理から!取り組めそうな場所から試してみてくださいね!

 

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記事監修

整理収納アドバイザー
水谷妙子
無印良品で商品企画&デザインを13年間務める。手がけた商品は500点超。調べた他社商品は5,000点超。2018年「ものとかぞく」を起業し、個人宅や店舗などの整理収納サービスやお片づけ講座を行うかたわら、雑誌やWebでも活動中。フォロワー6万人を超えるInstagramでは、マネしやすい整理収納アイデアやモノ選び情報を発信中。8歳6歳4歳の3児の母。

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