グラタンは冷凍保存がおすすめ!
熱々のグラタンが食卓に登場すると、子どもたちは大喜びしますよね。ただ、忙しい日にせがまれても作るのは億劫なもの。グラタンは冷凍できるので、余裕のある時に作って冷凍保存しておきましょう!
じゃがいもは、小分け冷凍が◎
冷凍グラタンは、冷凍して食感が変わる食材の扱い方に注意が必要です。例えば、じゃがいもは加熱後に取り出してつぶし、ホワイトソースと別々に小分け冷凍するという裏技も。解凍時に合わせて焼き直せば大丈夫です。
詳しい小分け冷凍の仕方は、こちら ↓ の記事を応用してください。
グラタンの冷凍保存方法
グラタンは、加熱後でも加熱前でも冷凍保存することができます。次の要領で冷凍法を変えてみましょう。
加熱したグラタンの冷凍方法
まず、加熱後に冷凍する方法です。グラタンを作ったら高温加熱が可能なカップ(耐熱容器でも可)に注ぎましょう。いつも通り、チーズとパン粉をのせてオーブンで焼いたらオッケー。粗熱をとって、蓋つきの保存容器などに入れて冷凍庫で保存してください。
加熱前のグラタンの冷凍方法
加熱前のグラタンは、保存容器にラップを敷きます。粗熱がとれたグラタンを入れて冷凍しましょう。
お弁当に!アルミカップに入れて冷凍
お弁当には、小さなカップに入れておくと便利。アルミカップやシリコン製のカップを用意しましょう。好みで、加熱前と加熱後にしておくと使いやすいです。
左は加熱後/右は加熱前のグラタン。アルミ箔のカップは、電子レンジ解凍ができないので急いで解凍したい方は、シリコン製カップがおすすめ。
離乳食のグラタンは冷凍できる?
離乳食に使うグラタンも冷凍保存することができます。解凍時は、必ず食べる直前に中まで温めましょう。また、離乳食用のグラタンは、大人用とは味つけが異なるため、詳しいレシピはこちら ↓ から確認してくださいね。
冷凍したグラタンの解凍方法
せっかく冷凍したグラタンを美味しく食べるために、加熱後と加熱前の解凍方法をきちんとチェックしましょう。
加熱したグラタンの解凍方法
加熱後に冷凍したグラタンは、電子レンジ解凍が手軽です。
耐熱皿に置き、ラップをふわりとかけて加熱します。大きさににもよりますが、600Wの電子レンジで3~4分ほど加熱すること。中まできちんと温まっているかを確認し、冷たいようなら加熱時間を増やしてください。
加熱前のグラタンの解凍方法
加熱前に冷凍したグラタンは、食べる日の前日などに冷蔵庫に移して解凍しておきます。急ぎの場合は電子レンジであたためることもできますが、次の工程を試してみてください。
解凍したグラタンを小鍋に移して、牛乳50cc程度を入れて加熱します。これでホワイトソースのなめらかさが復活します! あとは、味を見て塩と胡椒を足しましょう。耐熱皿に移してチーズとパン粉をふり、オーブンで加熱するだけ。作り立ての美味しさが堪能できますよ。
冷凍したグラタンの保存期間
冷凍グラタンの保存期間は、加熱後も加熱前も同じです。
注意点は、両方とも一度解凍したら「再冷凍」は避けること。食中毒の原因になります。解凍したものは、すぐに食べるのが鉄則です。
加熱したグラタンの保存期間
冷蔵庫で3~4週間ほど冷凍保存できます。
加熱前のグラタンの保存期間
冷蔵庫で3~4週間ほど冷凍保存できます。
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上手に冷凍&解凍して、冬のごちそうグラタンを楽しんでくださいね♪
撮影・文/川越光笑(たべごとライター・栄養士)
手軽に使えておいしい!グラタンの冷凍食品
時間がないときのために、冷凍食品のグラタンをストックしておくのも賢い時短のアイデアですね。ここではHugKumおすすめの冷凍グラタンをご紹介します。
マルハニチロこんがりと焼いたほうれん草とベーコンのグラタン2個入
海老のペンネグラタン
ホテルオークラ グラタン&ドリアセット
マルハニチロ えびとチーズのグラタン 4個入
冷凍にもおすすめなグラタンレシピ
次ぺージからはHugKum編集部がピックアップしたグラタンのレシピ集です。基本のグラタンからアレンジ系まで、手元の食材と気分でチョイスしてみてください。たくさん作って、ご紹介した方法で冷凍ストックしておいても便利ですよ。