小学生が国語を苦手に感じてしまうのはなぜ?上手な教え方や科目別克服のポイント

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小学生の子たちに苦手・嫌いな教科を聞くと、国語!と答える子は多いですよね。なぜ国語が苦手になってしまうのか、また、苦手な子に上手に教えてあげるにはどうしたらいいのか、今回はママ・パパのコメントと共に紐解いていきます。

国語が苦手はなぜ?

国語が苦手な子のママ・パパの声

長い文章を読んだり書いたりすることが苦手という子が大多数。読まないことには始まらないので難しいですよね。また、対策を立てたり、教えにくいのも悩ましいところ。

「文字を読むこと書くことが特に苦手で書きたがらないところが悩みの種です」(40代・福岡県・子ども1人)
「文章問題を読むのが苦手で読むこと自体を面倒がり、しっかり読解できていないと感じることがたまにあるので」(30代・長崎県・子ども2人)
「試験の点数が他の教科に比べて低い。勉強はしているものの点数を上げる勉強方法が見つかっていない」(50代・熊本県・子ども2人)

小学生への国語の教え方

小学生の国語は漢字、言葉、文章題から成り立っていて、内容も特に難読なものはありません。それでも基本的な知識がないと、国語嫌いになってしまうので、早めに苦手意識をなくしておくことが大切です。

国語の勉強法は読書を心がける

まず何と言っても、読書をするのが近道。読解問題が国語の問題には欠かせないので、なるべく早く読むことや、登場人物の気持ちを想像しながら読みとる力をつけるには、家での読書が大事。とはいえ、無理強いするとかえって本嫌いになってしまうこともあるので、言い過ぎには注意しましょう。

ケアレスミスをなくす

漢字のケアレスミスは一番もったいないもの。トメ・ハライなども細かく練習しておくのが大切。宿題は子供任せにせずに、最後にしっかり見てあげるようにしましょう。また、文章中から答えを抜き出す場合にも、漢字をひらがなにしてしまったり、惜しい間違いになってしまうのも要注意ポイント。

言葉を覚える

四字熟語やことわざなど、知っていれば楽勝なのが言葉の問題。簡単なことわざでも、初めて出会う言葉は意味を想像しにくくて分からないですよね。その都度、意味を細かく教えてあげましょう。

漢字を伸ばすポイント

漢字がなかなか覚えられない、惜しいミスばかりという子は多いですよね。どう覚えればいいのでしょう?

成り立ちを理解する

小学生が学ぶ漢字には、ほとんど成り立ちがあるもの。また、最近のドリルには成り立ちが大抵書いてあります。どんな成り立ちでできた漢字なのかを理解すると、覚えやすくなります。

とにかく書く

漢字10回書いてくる!という宿題は多いですが、やはり書いて覚えることは大切。子どもが面倒がるものの一つですが、なかなか覚えられない漢字はひたすら書いて手に覚えさせましょう。

語彙を伸ばすポイント

ことわざや慣用句など、言葉の問題が苦手という子は多いですよね。そうなると、文章問題でも意味が分からないということになってしまうので、語彙力を増やすのは必須。どのように覚えていくのがいいのでしょう?

おうちで使うようにする

ことわざや慣用句は、普通の会話にも出てくることが多いもの。ママ・パパが会話する際に、なるべく多く使うことで、自然と意味を理解できるようになるもの。覚えるべき言葉も多いので、あえて勉強しなくとも自然に覚えられるのはメリットとも言えます。

漫画で覚える

ことわざや慣用句を覚えるための辞典は、漫画のものもたくさんあります。楽しく抵抗感なく読めるので1冊持って、隙間時間に読むのがオススメです。

文章問題の克服方法

国語のテストでは文章問題が苦手という子は多いですよね。でも、点数が取れる問題のほとんどは文章問題なので、しっかり克服しておきたいですね。

読解力は本をたくさん読むことが早道

読解力がない、という子は最後まで文章が読み取れていない、理解できていないということが多いもの。基本はやはり本をたくさん読んで、読む力をつけることが大切です。

解き方のコツは

文章題には、大きく分けた段落があります。また、登場人物の気持ちの変化もポイントになることが多いので、その変化に気づくことが大事。おうちで勉強する場合にも、それまでに読んできた文章と切り替わる部分にマークをつけるなどして、自分1人で解く場合にも同じようにできることを目指しましょう。

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作文・読書感想文のポイント

作文や読者感想文が苦手という子は多いですよね。得意という子の方が少ないかも。さらには、ママ・パパも苦手という場合もあるのでは(笑)。そんな作文や感想文はどんなポイントを押さえればいいのでしょう?

子どもが選んだ本にする

読書感想文の場合、とにかく子どもが読みたい!という、好きな本を選ばせるのがポイント。つい、○年生推奨といったような本があるとそれを選ばないと、とか文字が少ない本だと、これでいいのかなんて思いがち。でも、そんな先入観を捨てて、子どもが好きなものを選ばせることで、きちんとした自分なりの感想や読んだ時の思いが書けるのです。

ある程度時間をかける

夏休みの宿題の読書感想文などは、最後まで残しがち。でも最後の日に手をつけてもきちんと書くのは難しいはず。数日間かけて取り組むべく、まずは親が読み聞かせてあげること。次に自分で読んでみる。そして、自分が気になったところに付箋をつけていくという順番がオススメ。読書感想文や作文に正解はないので、間違った解釈をしている時以外、親が口出しするのは最低限にして。

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本を読まない子への工夫

本をなかなか読まない、読み聞かせは聞くけれど、自分では読まないという子も多いですよね。どんな工夫をすれば読んでくれるのかまとめました。

文字ベースの本に慣れる

絵本を読んでいた子たちが急に文字がメインの本を読むのは難しいもの。漫画や、最近はテレビや映画のノベライズ版もあるので、そういったものを読むのもオススメです。また、親による読み聞かせは絵本に限らなくても構いません。とにかく読むのが苦手な子には、文字がベースの本を章ごとにママ・パパが読み聞かせてあげるのでもいいのです。

本棚にさりげなく置いておく

子どもの本棚に、興味を持ちそうな本を何冊か入れておきましょう。ふとした時に興味を持って手にしてくることも。そこからさらに関連する本を用意してあげると、読書の楽しさに気づいてくれるはず。

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国語学習におすすめの問題集

ここで、おうちでの国語学習にオススメの問題集をママ・パパにヒアリング。我が子が気に入りそうな問題集をぜひチェックして。

うんこドリル かん字 小学1年生 (うんこドリルシリーズ)

漢字を効率よく覚える方法は、「繰り返し書くこと」。それを楽しく取り組む言葉できるのがこのドリル。集中力が途切れることなく、笑いながら楽しく書き続けることができます。また、きちんと新学習指導要領にも対応しているので安心。

「遊びながら学べる」(30代・北海道・子ども2人)

教科書ぴったりドリル

教科書に完全対応の書き込み式ドリルは、B5サイズなので書き込みやすいもの。「きほんのドリル→まとめのドリル」の繰り返しと「休みのホームテスト」で基礎・基本が身につきます。1回10~20分の短時間でできるので、集中力を切らすことなく取り組めます。また、はぎとり式なので達成感を得られるのもポイント。

「使いやすい」(40代・鹿児島県・子ども3人)

 

小学高学年 自由自在 国語

高学年から中学受験の内容までをカバーした、国語の最強パートナー。入試によく出るハイレベルな内容も丁寧に解説。学習内容を分かりやすく整理した図や表を豊富に収録し、より深く理解することができます。オールカラーなので、見やすいのもポイント。これからの国語勉強で必要になる、記述力・思考力を伸ばす練習問題が多数収録されています。

「分からない所を積極的に調べるようになった」(30代・東京都・子ども3人)

国語学習におすすめのアプリ

隙間時間などに遊び感覚で取り入れられるのがスマホのアプリ。国語の学習に役立つアプリには、どんなものがあるのかご紹介します。

ビノバ 国語 1年生

ほとんどの教科書で習う漢字を各学期ごとに収録。小学校での学習の進み具合に合わせて単元を選択し、手軽に、効果的に復習することができます。4択の問題をサクサクと解いて楽しく学習できます。問題総数は550問で飽きることのなく、また子どもが喜ぶモンスターが登場するのもアプリならでは。モンスターをゲットする楽しみが、勉強のやる気を刺激します。

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小学生かんじ ゆびドリル

「書き順」「画数」判定機能を備え、ハネ、トメ、ハライが正確な教科書体フォントを使用した漢字学習アプリです。小学生が6年間で学習する1006文字を学年ごとにすべて対応。実際に漢字や漢字の読みを指で画面に書くと、アプリが文字を認識して採点。正解の漢字を書いても、正しい書き順で書かないと、◯にならないので、間違えやすい漢字も簡単にマスターすることができます。また、漢字の読みがなを書く単元も。音読みと訓読みの問題が次々と出題。簡単・手軽な練習で、いつでもどこでも確認することができます。

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「四字熟語クイズ – はんぷく一般常識

四字熟語クイズ - はんぷく一般常識

日常会話によく登場する四字熟語の読み方と意味が学べるアプリです。生活、決断、努力、振る舞い、人間関係など、テーマ別に全137の四字熟語を収録。クイズ方式で楽しんで使えます。

>>DLはコチラ app store  /Android

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国語は苦手と感じる子は多いものです。しかし、幼い頃は絵本を読んでもらうのが楽しみだったという子がほとんどのはず。本来、国語はそんな楽しみを得られるものですよね。童心を思い出せるように、親がしっかりサポートしてあげるのも大切なのかもしれませんね。

 

文・構成/HugKum編集部

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