肉団子の冷凍保存方法
肉団子の冷凍保存には、いくつかのコツがあります。「冷凍の肉団子はパサパサして美味しくない」という方は一度、この方法で試してみてくださいね。
肉団子のタネの冷凍方法
まず、肉団子のタネを冷凍する方法からです。
通常は、タネを作ったら生のまま保存袋に入れて冷凍するのが一般的。ですが、味をつけた肉団子のタネはドリップが出やすい状態に…。生のままでは、美味しさが半減してしまいます。
そのお悩みを解消するには、「茹でる」のが正解◎。肉団子のタネは、茹でてから冷凍することでジューシーさをキープできるんです。
焼いた肉団子の冷凍方法
次に、肉団子を焼いて冷凍保存する方法です。
脂身が多い挽き肉の場合は、油を敷かずにフライパンで加熱します。両面しっかり焼いたら中まで火が通っているか、1個ずつ竹串などで刺して確認すること。「腸管出血性大腸菌」など食中毒の心配があるため、しっかり中まで焼きましょう。赤い汁が出てきたときは、加熱不十分のサイン。透明の汁が出てくるまで焼くことが重要です。
冷凍した肉団子の解凍方法
「茹でる」「焼く」と、２つの肉団子の冷凍法をご紹介してきました。解凍の仕方にもちょっとしたポイントがあるので、要チェックです。
肉団子のタネの解凍方法
電子レンジで解凍するか、もしくは凍ったまま加熱調理に使えます。
電子レンジで半解凍した後に竹串に刺してグリルで焼けば、簡単なつくね串のできあがり。鍋に凍ったまま入れれば、ふっくら＆ジューシーな肉団子を楽しむこともできます。
焼いた肉団子の解凍方法
焼いてから冷凍保存した肉団子は凍ったまま調理するのがベスト！
下の画像は、トマトソースに冷凍の肉団子を入れたもの。一度焼いた肉団子は香ばしく、ソースにコクをプラスしてくれます。
冷凍した肉団子の保存期間
肉団子の冷凍保存期間は、こちらから確認してください。
肉団子のタネの保存期間
茹でてから冷凍保存した肉団子は、約２～３週間が目安です。
焼いた肉団子の保存期間
一度、焼いてから冷凍した肉団子は、約１か月ほどです。
肉団子は、生のままより加熱後に冷凍したほうが長期保存できるのが利点です。ただ、冷凍焼けや冷凍保存の状態にもよりますので、なるべく早めに食べ切るように心掛けましょう。
＊ ＊ ＊
冷凍した肉団子は、凍ったまま調理に使えるので時短調理にも最適。あっという間にボリューム満点のおかずが作れるので万能です。ぜひ、お試しくださいね♪
撮影・文／川越光笑（たべごとライター・栄養士）
参考資料：大量調理施設衛生管理マニュアル（厚生労働省）
肉団子の冷凍食品のおすすめ
あらかじめ冷凍状態の肉団子を取り寄せてストックしておくのも便利！ ここではHugKum編集部セレクトの、ネットで買える肉団子の冷凍商品をご紹介します。
ケイエス冷凍食品 国産肉 肉だんご
テーブルマーク グルメ 肉だんご
業務用 ミートボール 中（1個約15g） 1kg
鹿児島県産 桜島とりだんご(凍結品)800g
冷凍した肉団子アレンジレシピ
次のページからは、冷凍した肉団子でアレンジできる肉団子活用レシピをご紹介。お弁当やふだんご飯に、おおいに活躍しますよ。