目次
厳選!子供のためのアート絵本ジャンル別32選
今回はLITTLE ARITSTS LEAGUEおすすめのアート絵本を4つのジャンル別にご紹介します!
1 幼児期に読み聞かせをしたい8選
小さい時に繰り返し目にする絵本の中の色彩や画こそ
日々子供のアートの感性を磨くツールとなります。
2 絵を描くことが大好きな子のための8選
表現することの喜びと想像力がもたらす魔法を教えてくれる本を紹介します。
3 画家の伝記スタイルの絵本8選
絵に全てを打ち込んだ画家の生き様がたくさんのインスピレーションを与えてくれます。
4 子供のための美術史の本8選
世界の名画だけではなく、日本の美術やデザイン史に特化したものなどもあり、どれも非常に面白い本です。
本屋さんや図書館でお気に入りの本に巡り会えますように!
1 幼児期に読み聞かせしたい~アートの感性をはぐくむ絵本8選
もけら もけら (日本傑作絵本シリーズ)
擬音語と図形だけで表現した絵本は0歳、1歳の赤ちゃんにも大人気。音や形に反応する赤ちゃんを見るのは本当に楽しいもの。まずは、こういった感覚的な作品で、親子で読み聞かせの楽しみを発見したいですね。
まちには いろんな かおが いて (こどものとも絵本)
佐々木 マキ (著, 写真)
こちらは写真集仕立ての絵本で、町の中にあるいろんな顔を探す絵本です。先入観を持っていない子供は、いたるところにに顔を見つけるのが得意!発想や物の見方の転換を促すこの絵本のおかげで日々のお散歩が、アートな時間になるはず。
あおくんときいろちゃん (至光社国際版絵本)
「スイミー」や「フレデリック」などの傑作をたくさん生んだ、イタリア人の絵本作家レオ・レオニ作。「あおくんときいろちゃん」は極端にシンプルな図形と小さな子供でも共感できるストーリーが長年愛読される理由。読んでいるうちに、自然に色のレッスンがはじまっています。
いろいろいろのほん (単行本)
この絵本の作家は「まるまるまるのほん」など大人気の作品を生み出したエルヴェ・テュレ。色が混ざって、動いて、あふれだす、そんな工程がページをめくるたびに視覚的に表現されます。絵の具をはじめて体験する時のピュアな喜びが絵本で繰り返し楽しめる傑作です。
ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)
長 新太 (著, イラスト)
この絵本ははじめてクレヨンを握れるようになった子供に是非読んでもらいたい一冊です。ストーリーはとってもシンプル。でもおもわず「びゅーびゅー」と描いてみたくなること間違いなし!
やっちゃった…でもだいじょうぶ! (しかけえほん)
偶然や間違いが、発想の転換で、アートに生まれ変わる瞬間をシンプルな仕掛けで見せてくれる面白い作品です。
ディック・ブルーナ(著)
この絵本の最初に美術館へいきましょうと提案するおかあさんに「でも、うさこはちいさすぎるんじゃないかね?」と心配するおとうさん。そう、美術館デビューは何歳になったら大丈夫?と気にされる方も多いはず。でもどこの美術館も綺麗な授乳室が完備してあるし、抱っこの赤ちゃん姿のお母さんもよく見かけます。子供でも楽しめるような内容の特別展もたくさんあるので、小さいうちから美術館に行く楽しみを親子で分かち合えたらいいですね。
鈴木あきこ(著)
子供がおえかきだけでなく、はさみや、のりが使えるようになってきたら、いろんな造形を通して表現力の幅を広げてあげたいですね。そんな時にヒントをたくさん与えてくれる一冊です。
2 絵を描くのが本当に好きな子のための絵本8選
もりのえほん (安野光雅の絵本)
作・絵: 安野 光雅
安野光雅の本はどれも、子供の本箱に置いてあげたい名作ばかり。美しく端正な安野ワールドこそ、子供の感性を静かに研ぎ澄ませてくれるはず。でもポップで子供の目を引く新書が並ぶ中で、なかなか安野光雅の本をとってくれる機会を作るのは難しいかもしれない。
そこで、この一冊。一見森の描写が続く本ですが、中には隠し絵がたくさん!!安野の森にずっと遊んでいられる名作です。
木をかこう (至光社国際版絵本)
デザイナー、絵本作家、児童の芸術教育にも力を注いだイタリア人画家ブルーノ・ムナーリの絵本。いろんな木の描き方を伝授してくれる絵本ですがユーモアとデザインセンスに溢れた一冊です。
クレヨンからのおねがい!
主人公が絵を描こうとクレヨンの箱をあけてみると、12色のクレヨンから手紙がはいっています。クレヨンたちの切実な願いとは、、そして最後に主人公が描き上げる傑作は?ユーモアあふれるストーリーに、誰でも絵をかきたくなるはず!
美術館ってどんなところ?
美術館の構造やしくみについて学べ、美術館を身近な場所にしてくれる1冊です。
はろるどとむらさきのくれよん (ミセスこどもの本)
「むらさきのクレヨン」シリーズは想像力さえあれば、どんなことでもできる」ということを教えてくれる、魔法と冒険に満ちた作品です。
もりのてがみ (こどものとも傑作集)
個人差はあるものの、子供は4〜6歳ごろに文字を覚え、お手紙にはまる時期が男女ともあります。この絵本は主人公のひろこさんが、もりの友達にたくさんの手紙をかきますが、文に添えられる絵がとっても素敵なのです。ぬくもりのあるタッチの絵と和やかなストーリーが心を温めてくれる作品です。
っぽい
「アートに正解はない」絵をかくことが大好きな主人公ラモン。ある日自信をなくしてしまったラモンが、再びアートに喜びを見出すきっかけになった言葉とは。
アートとマックス―ゴキゲンなゲイジュツ
2匹の友達が絵筆を持ってキャンバスに向かいます。
小さな間違いが次々といろんなアートに発展していく様子が面白い!
いろんな技法や表現方法にワクワクすること間違いなし!
3 名画を生んだ画家の人生が学べる絵本8選
ゴッホ―風がはこんだ色彩
ゴッホの生涯をアーティスティックに描いた美しい絵本。
私、ジョージア (詩人が贈る絵本 II)
20世紀アメリカを代表する女性画家のジョージア・オキーフの個性的な人生を描いた美しい伝記絵本。
小学館あーとぶっくシリーズ
ピカソの絵本―あっちむいてホイッ! (小学館あーとぶっく)
結城 昌子 (著)
このシリーズは有名な画家や作品を紹介するだけでなく
その画家の作風やテーマを、詩的な角度から捉えた素晴らしいシリーズです。
フリーダ・カーロ―リトル・ピープル、ビッグ・ドリーム (RIKUYOSHA Children & YA Books)
リトル・ビープル・ビッグ・ドリームは世界で活躍した女性の伝記が新鮮な挿絵と共に綴られるシリーズ。
メキシコの画家フリーダ・カーロの力強い意志と、個性的で現代的な生き方が伝わる絵本です。
「お話名画シリーズ」全20巻
レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ (おはなし名画シリーズ)
アンデルセンやグリム童話のように、子供が気軽に手にとれる画集があったら、、そんなコンセプトで作られた素晴らしいシリーズ。
新装版 ぼくはヨハネス・フェルメール 絵本でよむ画家のおはなし (絵本で読む画家のおはなし)
キュレーターの林 綾野が手掛ける、オランダ人画家フェルメールの人生をたどる伝記絵本。
たんふるたんのやさしいタッチの挿絵がストーリーにひきこんでくれます。
同シリーズで、「ぼくはクロード・モネ」と「ぼくはヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」があります。
光のように鳥のように…―画家マティスの物語
画家マティスの作品の素晴らしさを伝える絵本。
アンリ・ルソー (RIKUYOSHA Children & YA Books)
独学で絵を学び、酷評を受けながらも独自のスタイルで制作を続けたアンリー・ルソーの生涯を描くインスピレーショナルな絵本。
4 子供のための美術史絵本8選
顔の美術館 (たくさんのふしぎ傑作集)
タイガー立石 (著, イラスト)
古今東西、人類は常に「顔」を描き続けてきました。
これまで多くの画家がなぜ?そしてどうやって「顔」を表現してきたか、その答えを探る楽しい美術史本。
名画ここどこ: 小学館あーと知育ぶっく
結城 昌子 (著)
パズル感覚で、遊びながら名画を知ることができる知育本。
著者は子ども向けの美術本『小学館あーとぶっく』シリーズを生み出した結城 昌子。
めくってたんけん!いろんな絵の巻 (こんにちは美術1)
福永 信 (著)
いろんなジャンルの現代アートを楽しく紹介するシリーズ。
アートって不思議だね!アートって面白いね!
つかみどころが難しい現代アートに対する興味の種をまいてくれる希少なシリーズです。
子どものためのアートブック全2巻
アマンダ・レンショー (著)
古代アートから現代アートまで、幅広いジャンルのアートを紹介するだけでなく
アートの面白さを発見するためのクイズやヒントが盛りだくさん。
現代の子供達のための全く新しいコンセプトのアートの教科書!
図鑑 デザイン全史
図鑑の王様DK社は本当に美しい図鑑をつくります。
19世紀から21世紀まで、近代・現代デザインの流れを圧倒的ビジュアルで理解できる決定的大図鑑。
デザインやアートの仕事に携わる人、デザインやアート好きの家庭には必須のバイブルです。
すごいぞ!ニッポン美術 (直感こども美術館)シリーズ全3巻
結城 昌子 (著)
「見てごらん!名画だよ」「すごいぞ!ニッポン美術」「プリミティブアートってなぁに?」の3巻からなるシリーズ。
名画を親しみやすく紹介する素晴らしいシリーズ。
子どものための美術史: 世界の偉大な絵画と彫刻
ラスコー洞窟壁画からポップ・アートまで、美術史の流れをイラストとともに分かりやすくたどる子ども向け入門書。
Happy reading!
教えてくれたのは、LITTLE ARTISTS LEAGUEのお二人。
LITTLE ARTISTS LEAGUEは母になった、アーティスト二人が立ち上げた、
親子へ向けた、本気でアートをやっていく活動団体です。
コスチュームデザイナー・アーティスト | アーティスト |
MIOKO MOCHIZUKI | LUMICO HARMONY |
子供服ブランド | 親子で国際交流、NPO法人 |
DRESS UP BOX主宰 | THE GLOBAL FAMILIES 主宰 |
2児の母 | 3児の母 |
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次回の【リトル・アーティスト・リーグのMAKE ART BY HAPPY 親子でもっとアートライフ!】もお楽しみに!